建築好き必見。ひげから地球へ、パノラみる〜東京都現代美術館。
昨日のnoteで初めて「以下次号!」を書きました。
元々見に行った「井上康幸展」のお隣で開催されていた
「吉阪隆正展 ひげから地中へ、パノラみる」
これまた見応えあって1日で書ける分に収まらなくなってしまったからです。
建築と、山が好きな方は見応えあり!です。
とにかく、パワフルな方です。
東京の小石川に生まれ、家族とスイス、イギリス留学を経て、戦争中は召集で中国へ。戦後はフランスへの留学、ル・コルビジェのアトリエでの設計活動を経て早稲田大学で教鞭をとり、アフリカ大陸横断、北米大陸横断、アルゼンチン赴任、インド、中国…とこの時代なのに、活躍の場所がグローバル。
私自身が小石川高校から早稲田大学へ進学したこともあって、とても親近感がわきます。そして、さらに御茶ノ水にあるアテネフランセに通っていたことがあるのですが、この建物を作った方でもあるのです。
さらに、キリマンジャロやマッキンリーを踏破するなど山を愛し、日本山岳会理事も勤められ、山岳建築も残されました。
涸沢ヒュッテ、黒沢池ヒュッテなどがそうです。
でっかい宙に浮いたメビウスの輪の展示から始まる、数々の資料と、展示はとても見応えありました。
たくさんの情報が一気に流れ込んで頭がぐるぐるしてきたので、現代美術館の小休止スペースで一休み。
さらに、館内をウロウロしていて、今後開催予定の見逃せないチラシを見つけてしまいました。椅子好きの私としては素通りできないやつです。
・2022.7.16(土)ー10 .16(日) ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで
・2022.7.23(土)ー10 .9(日)フィン・ユールとデンマークの椅子
いやぁ、楽しみ!
特別協力に北海道東川町、旭川家具工業協同組合、デンマーク・デザイン・ミュージアムって書いてある!
行きたいと思っていた場所ばかり、昨今の情勢で出掛けられずにいたら、向こうからやって来てくれるなんて…。
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デンマークデザインミュージアムへの憧れ
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ところで、現代美術館には、カフェとレストランがあります。
①カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」
②レストラン「100本のスプーン」
ARTを見ると刺激になるのでちょっと休憩して頭を休めるのに素敵な場所。
しかし、この日は混んでいたので、遅いランチを清澄白河駅近くのカフェでとりました。
清澄白河一帯は、ブルーボトルコーヒーの日本1号店がオープンして注目を浴びて以来、お洒落な雑貨店やコーヒーのお店が増えて、近年雑誌などにも取り上げられる機会が増えました。
美術展を鑑賞したのち、清澄白河一帯を散策してみるのも楽しいと思います。
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