フォトジェニック東京:夢の島熱帯植物館で撮るべき美しい瞬間
東京都江東区に位置する「夢の島熱帯植物館」は、都会の喧騒から離れた癒しの空間です。場所は「夢の島公園」の園内にあります。
夢の島公園はゴミの埋め立て処分地に整備された面積43haの公園です。夢の島熱帯植物館のほかに、アーチェリー場、陸上競技場、マリーナ、バーベキュー広場、スポーツ文化館、第五福竜丸てんじかんなどがあります。
夢の島熱帯植物館と新江東清掃工場の間にはパイプラインが敷設されており、ゴミを焼却した125°の高温水が供給されています。この余熱を利用した高温水を熱源利用し、暖房・冷房を賄っています。
温室=屋内。
お天気の悪い日のお出かけにもおすすめなのがこちらの夢の島熱帯植物館。
一歩足を踏み入れるとそこは、東京にあるジャングル。ハイビスカスや色鮮やかな花が咲き乱れる秘密の花園です。年間を通じて様々な植物が見ごろを迎える園内。現在は、スターフルーツがタワワに実っていました。
最寄駅は「新木場」
夢の島熱帯植物館は駅から公園内を抜けてゆきます。
道はこのように広々としてきちんと整備されています。
道に、熱帯植物館への目印がありました。
夢の島公園の植物も、南国風。
はい、向こうに熱帯植物館が見えてきました。
広場越しに見ると熱帯植物館のドームの全容がわかります。
夢の島熱帯植物館は、メインの三つの大温室、A、B、Cそれぞれのドームとオーストラリア庭園、食虫植物温室、ハーブ園、屋外の広場で構成されています。
まずは、Aドーム。
水蓮の池と滝があります。
滝の裏側を通り抜けることができます。
写真だと滝の迫力が伝わりにくいので、動画にしたものを貼っておきます。
Aドームは蘭の花や水蓮。Bドームはカカオや、ヒスイカズラなど。
そして、Cドームでは小笠原諸島固有の種を見ることができます。
写真好きにとっては絶好の撮影スポットです。
こちらはCドーム。
小笠原にしかいないタコノキ。
名前の由来は、ご覧の通り根元がタコに似ているから。
食虫植物温室では、ウツボカズラやモウセンゴケ、ハエトリ草などを見ることができます。
この部屋は子供達に人気。
食虫植物と言っても、ベタベタ系、扉がバッタン系、落ちると登って来れない袋系とさまざまです。
まるでジャングルのようなドーム内をめぐり、珍しい植物を観察できる夢の島熱帯植物館。季節ごとに異なる花が咲き、大人から子供まで楽しめる場所です。
アクセス:東京メトロ有楽町線 JR京葉線、りんかい線「新木場駅」下車徒歩13分
都営バス 「夢の島」バス停下車 徒歩5分
夢の島公園→