静岡の絶景スポット:「可睡ゆりの園」の花たち
あたり一面のゆり、ゆり、ゆり。
そしてアジサイ。
漂う甘い香り……。
花の咲く今の時期だけ開園している絶景の花畑、「可睡ゆりの園」を訪れました。
1. 序章:可睡ゆりの園とは
静岡県袋井市に位置する可睡ゆりの園は、約3万坪の広大な敷地に約150種類200万輪のゆりが咲き誇る人気の観光スポットです。また、ゆりだけではなく珍しい紫陽花も見られ、一面に咲く美しい花々を楽しむことができます。
ここは2023年に公開された映画
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」のロケ地の一つでもあります。
映画では白ゆりでしたが、今年はその場所は一面の黄色いゆり(の、中に遅咲きオリエンタルゆりのピンクがちらほら…)
とにかく広い園内は色別に分かれているところ、五色の混色のところ、至る所ゆりが満開。
五色のゆりの丘からは、隣接する「秋葉総本殿 可睡斎」の屋根が見えました。
3万坪の広々とした園内は、なだらかな斜面や森や池などがあります。見る場所や角度により様々なバリエーションで「映え」写真を撮ることができます。
こちらが入り口。
入り口と出口は別になっています。
こちらが出口。
高低差のあるゆりの丘で写真を撮ると一面のゆりに囲まれた絶景写真になります。
こちらは池のほとり。
鯉が泳いでいて、エサを上げることができます。
この回遊式の日本庭園の池を囲むようにゆりや紫陽花が咲き誇ります。
空へ向かって。
やはり白ゆりは清楚で爽やか。
2. ゆりの見頃
毎年6月から7月にかけて、可睡ゆりの園は見事なゆりの花で埋め尽くされます。2024年も見頃を迎え、園内は色とりどりのゆりが咲き誇っていました。
ご覧の通り、絶好の撮影ポイントが多数あり、特に緩やかな丘や木陰に咲くゆりが人気です
園内は甘いゆりの香りが漂い、圧巻の景色に息を呑みます。
ゆりは早咲きのスカシユリから遅咲きのオリエンタル系のゆりへと開花が進んでゆきます。
3. 紫陽花の魅力
可睡ゆりの園では、紫陽花も同じ時期に見頃を迎え、園内に彩りを添えます。珍しい品種も多く、ゆりとの共演が訪れる人々の目を楽しませてくれます。丘の斜面に咲く一面の紫陽花の美しさは一見の価値ありです
4. 花と自然の共演
こんな一面のゆりと紫陽花みたことない!
広大な斜面を利用した花の美しさが写真だけでは収まりきれない!
広さの感覚を伝えたいと思い、ショート動画にしてみました。
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丘陵地一面に咲く花々の美しさは圧巻。
こちらは、ピンクのゆりと紫陽花の競演。
木漏れ日の中で花が揺れていました。
5. 園内のおすすめスポット
園内には池を囲む丘や大きな灯篭、滝、など様々なスポットがあります。また休憩所や食事処、お土産品の販売などもあります。
こちらは食事処。
池を望んで食事ができます。
百合根の天ぷらとそばのセットをいただきました。
百合根の天ぷらはサクッとした歯触りでホクホク、甘く美味しかったです。ビールのつまみに最高!と思ったのですが、この日はあとの行程を考えてノンアルコールにしました。
お次は休憩所。
広い高低差のある園内を歩き回ったので、甘いもので一休み。
メロンのソフトクリームにしました。かき氷もあります。
お土産などを売っている場所もあります。
こちらは
ゆり苗の直売所。
たくさん種類があってオススメです。
ゆり苗直売所
すかしゆり 1鉢 600円 3鉢1,200円
ハイブリッド 1鉢1,200円 3鉢2,500円
八重咲 1鉢1,500円 3鉢3,000円
池にはウチワヤンマが飛んでいました。
尾のところに特徴があります。
6. 訪問の準備と注意点
可睡ゆりの園を訪れる際には、朝や午後など比較的涼しい時間帯がおすすめです。日差しが強いので帽子や日焼け止めを持参すると良いでしょう。また、広い園内を歩くため、歩きやすい靴でお出かけください。
園内には飲料の自販機がありませんでした。休憩所はありますが、広い園内を歩くため、水分も持参しましょう。
7. フォトギャラリー
写真コンテストも開催されています。この機会に応募してみてはいかがでしょうか?
2024年開園期間
5/25(土)〜7/7(日)
9:00am〜17:00pm
アクセス:秋葉総本殿「可睡斎」に隣接。
車
東名高速道路「袋井IC」より、約5分。
新東名高速道路「遠州森町スマートIC」より、約20分。
鉄道
JR東海道線「袋井駅」より、約20分。
遠州森町行き(袋井市立病院経由)バス「可睡斎入口」停下車、徒歩5分。
ADDRESS 〒437-0061 静岡県袋井市久能2990-1
PHONE 0538-43-4736(Japanese only)
FAX 0538-43-5639