大塚にんじん
みなさん、「大塚にんじん」てご存知ですか?
以前、花火の撮影に行った時に寄った「みたまの湯」の横にある農産物直売所にあったんです。(山梨県市川三郷;みはらしの丘みたまの湯)
二枚目の写真で手前が大塚人参。奥がごぼうです。
ごぼうみたいなながーい人参。
育てるの大変そうな人参ですよね。どんな味なの?という疑問と、「もうすぐ販売終了です!」の限定感あふれるコメントで購入して自宅に送っちゃいました。
そして我が家に届いた大塚人参。
味が濃くてあまーい人参でした。
こういうあまり市場に出回らないようなものをみつけるのも楽しいですよね。シーズン外でモノがなかったのですが、『甘々むすめ(かんかんむすめ)』という甘いトウモロコシの畑も発見。こちらもあまり市場にでまわらないとか。気になる。
ちなみにこの「みたまの湯」
綺麗な施設で、ご飯もおいしかったです。露天風呂からの絶景が自慢。
支配人の方が「ダイヤモンド槍ヶ岳?」が撮れるとおっしゃっていました。
そして、地元の野菜、といえば、東京23区にもあるのです。
家の近くのフレンチのお店でデザートに食べた「滝野川ゴボウ」のロールケーキが、ゴボウの味がしっかりしているのに、美味しいロールケーキになっているのにびっくりして調べたことがあります。
そうしたら、「江戸東京野菜」というのがいろいろあることがわかりました。大根一つとっても有名な練馬ダイコンを筆頭に、伝統大蔵ダイコン、亀戸ダイコン、高倉ダイコン、東光寺ダイコンetc…
カブは品川カブ、金町コカブ、人参も馬込三寸ニンジンなどなど。
そして母校の早稲田のあたりでは、早稲田ミョウガが。
(通っている間は知らなかった!)
有名な奥多摩の山葵や西東京のウド、伊豆諸島のアシタバだけではなく、東京には珍しい野菜がたくさんあるようです。
美味しいものに出会うとちょっと幸せな気分になります。その味を大切に守り育てている人がいるのだということも、誰かが、何処かで頑張っているんだなぁと、勇気や元気を貰える気がします。
でも、考えてみれば毎日食べているものも、たくさんの人の手を経て私のもとへ届いているわけで…
今日も、誰かの頑張りをいただいて、元気よく過ごしたいと思います。
こちらは以前書いた「道の駅もてぎ」のB級グルメの話→