川のある風景〜北区花火会のこと
水辺の景色が好きです。
海でも、川でも、湖でもそこに広い水面があって、空が映り込んでいたりするとそれだけで落ち着きます。
近くに川がある環境で育ったからかもしれません。
今でも、散歩に河川敷の土手を歩くことが多いです。
よく行くので動画を作りました。
以下の写真は先週です。
ここのところ、雨が多かったので、川の水面がぐん、と上がっています。
今までは、秋にこちらで花火会があったのですが…
昨年、北区花火会は
コロナ禍で中止となってしまいました。
それでおしまいかと思いきや、今年三月になって、コロナバージョンとして
以下の動画がアップされました。
ドローンで撮影された画像がとても綺麗です。
あっぱれ、イケブンさん。
そしてやはり、今年も、花火会は中止となってしまいました。
花火は、日本ではもともと慰霊や鎮魂、神様へ捧げるもの…という意味合いが強かったのだそうです。
親しい人を亡くした人、重い病気や自分の健康に悩んでいる人、あるいは幸せいっぱいのカップルもいるかもしれない…花火会の会場に集まっている人もそれぞれ日々の悩みや、事情があったに違いありません。
それぞれがそれぞれの事情を抱えているだろう多くの人が、花火の時間だけは、同じ時に空を見上げて、わぁっと声にならない歓声を上げて、それが波のように会場に伝わってゆく…その空気感が好きでした。
来年こそ、みんなの愛する川辺で、空を見上げて歓声を上げることができるといいなと思います。