20220421 メッシャーズとV最協と
■序文
V最協S4が終わったらしい。
そもそも藪から棒にV最協とはなんやねんという話だが、
前に書いたやつを見てくれい。この感じのV最協についての書き出しは4回くらいやっているから飽きた。
というわけで4月17日に本番を迎えたV最協S4、
自分が応援していたチームであるところのメッシャーズ(黛灰・三枝明那・不破湊)は10位でのフィニッシュとなった。
順位だけ見れば正直そこまで奮わない結果ではあるけど、10位であるメッシャーズは11位以下のチームにダブルスコアをつけており (最終総合結果リンク) 、順位としては下半だがなんらかの爪痕を残したのだろうな、ということは覗える。
というわけで、自分用に全配信遡って自分が面白かった場所を全部まとめたら時間がかかりすぎたあの伝説の感想記事ほどは細かくはないけど、
ちょっとだけV最協S4、主にメッシャーズについて、
あとまだちゃんと見れてはいないのだけど、評判を聞いて気になって後追いしたい他のチームのことも雑に書きたい。
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■本題・メッシャーズ
自分の今回のメッシャーズのV最協への参加についての姿勢は上述の記事に記したけど、ざっと要約するなら、
「正直最初はあんまり歓迎はしてなかったけど、なんかお前らめっちゃやる気だし意外とワンチャンあるかもしれんからやってこい!」
という感じ。
出場者の強さに応じて配されたポイントを14~18ptに収めることで強さのバランスを取るV最協では基本的には高いptでチームを作るのが普通で、18ptのチームが普通の中、
最弱にして唯一の14ptで参加したメッシャーズは、ptのビハインドの代わりに雑に漁るだけでも強い装備の期待値が高いラバサイフォンという強いランドマークを得て、出来る限り早く動いて強いポジションを取ることを目標に立ち回っていた。
今回は大会マップのワールズエッジが普通にApexをプレイしていると出来ないということで、
主催の渋谷ハルが開催する本番前の6日間の練習カスタムの前にも、カスタム開催コードを持っている人による最協参加者を中心にした事前カスタムが開催されたのが例年にはない例外要素で、
各チームの練度の高まりも相当なものになった大会だったと思う。
上述の記事は渋ハル主催の練習カスタムの開催前に書いたものだったが、件の事前カスタムでは一度チャンピオンを獲得していたというのもあって自分の期待値も高まっていたのだけど、
ではその後開催された練習カスタムのメッシャーズの調子はどんなもんだったかというと、
まぁ正直、「これは最弱の14pt」という感じ。
さすがに本番参加者のチームが20チームきっちり、ほぼフルパで揃うと本番さながらの早入りムーブが多くなることに加えて、
今回の練習カスタム、さらには本番までも北か西に寄った安置が多かったこともあり、強い装備を得たとて南側に位置するラバサイフォンからはどうしても初動が遅れてしまい、
元々最弱クラスのメッシャーズのフィジカルだと開き直って後入りに切り替えるのも難しいのでなんとか場所を取りたい先入りムーブにチャレンジし続けて、
入りたい場所にすでに敵がいる、入っても後から来る強フィジカルのチームに轢き潰される、というケースがほとんど。
そもそもメッシャーズは他チームに入れば3番手になるようなメンバーが3人揃っているチームなのでもちろんオーダー慣れはしていないし、オーダーは出来ないがフィジカルは強いみたいなメンバーもいない。
敢えて個々の欠点を挙げてしまうとすれば、
ふわっちはオーダーに間違った判断はほぼないしフィジカルも3人の中では強めの印象なのだけど、我を通し続けられる性格でないのが災いして2人を強く引っ張っていくことがあまり出来ていなかったのと、
黛くんは声出しの弱さと経験不足が合わさり、IGLでないクリプトに大事であろう情報の共有量と質、空いているポジションや場所の強さの判断力・決断力・決定力に難があったこと、
明那はメンタル面が悪い意味でプレイに反映されるところがあって、焦りや熱くなりすぎるとオーダーが聞こえていなかったり、逆に上手くいっているときに先走った行動を取りがちだったり。
あと全員に共通するけど、急展開に滅法弱いので一気に詰められたときの対応がけっこう弱かったり、
ふわっちと明那はそもそもシングルタスクを自称しているし、
黛くんは自称マルチタスクだけど決してメモリが大きくないと思うので、やることが多くなると回復なり声出しなりどこかしらが疎かになることが多い。
少しずつ是正はされていったけど、ほぼすべて、身も蓋もないが経験不足や本人の性格から来るものなので、練習カスタムだけで簡単にすっきり直ってはいおしまいとは行かず、
時々いいところまでは行くもののそれでも成績は少数キルの順位ポイントのみ、チャンピオンも取れていないし日ごとの総合順位は全然伸びないという日が本当に多かったし、
コーチのあれるさんから指摘される修正点はどんどん詰め込んでいくが代わりに抜け落ちてしまうことも当然あり、
そもそも全員それなりに忙しい人たちで、明那に至っては練習カスタム中に2daysのライブがあったくらいなので、お互いにフォローしあってはいても肉体的にも精神的にも疲労は募っていただろうし、やっている本人たちは本当にしんどかっただろうなと思う。
実際、普段のメッシャーズならちゃんと笑いに昇華できただろうなというところが上手く噛み合わず、主に黛くんと明那がバチバチとまでは言わないが軽く衝突することが何度か数回あって、
それも本人たちが真剣に勝ちたい故のことなのでしょうがないし、衝突とはいっても別に仲悪くなるわけでもないし、そこらへんちゃんと意識しているのか後日フォローは入っていたが、
少なくともメッシャーズを好きな人が「こういうところが好き」と言って挙げられそうな部分は相当隠れていた期間だったと思う。
真面目にずっと見て追いかけていた人はすげぇよ。自分はガン見じゃなくてVampire Survivorsやりながら見ていた。カスタム中に死神倒せた。もうクレーリチとルーントレイサーしか信じられん。
ちなみにいちファンの感想的には、このチームが純粋なファイトで負けるのは正直しょうがないと思っていて、
ただ良ポジションを取れて強奪もされなかったり返したり出来ていい調子でさぁ次の展開、というとき、
「どこ移動する?」「ここどう?(ピン)」「そこ行ける?」「そこは射線危なくない?」「あの位置なら切れると思う」「そこまでどう移動する?」「どこから飛ぶ?そもそも飛ぶ?」
みたいな横並びのチーム故に発生する議論のうちに取りたかった場所が取られて必死の議論は全部おじゃん、チームの状況が崩れるというのが何度もあるのがもどかしかったし、
間違っていようが合っていようが絶対的なIGLがいるって大事なことなんだなというのが視聴者的にはよくわかったんじゃなかろうか。
まぁまぁそんな感じで迎えた本番当日。
不破湊視点、三枝明那視点、黛灰視点、あれるさん視点、神視点
結局練習カスタムでは一度もチャンピオンを取れず最高順位は3位止まりだったが、
渋ハルカスタムへの参加や事前カスタム開催の先駆けになるほど熱量があったり、
葛葉チームに3時間アリーナカスタムで全敗するほどボコボコにされながらもファイト練習をするところだったり、
最弱チーム故に呆気なく落とされることもありながらもなんとか最終円までしがみつく結果も見られたり、
あとは身も蓋もないが判官贔屓も込みで、
「メッシャーズのファンじゃない人すらもメッシャーズ頑張ってトロフィー1回取ってくれ!ってみんなが応援してる」という評価を渋ハルからされていて、他チームの視点や神視点を見ていても「飯屋には頑張ってほしい」的コメントはちょくちょく見たし、渋ハルも「僕も取ってほしいもんメッシャーズに」と言ってくれる。
自分の心持ちはといえば、推しだし追いかけていたチームなのでメッシャーズの練度の上昇は知っているつもりだけど、メッシャーズが練度を上げた分だけ他のチームも当然習熟するわけで、
優勝は正直厳しいと思っていたし、ワンチャンのチャンピオンも厳しいんじゃないかなと思っていた。せめてツーチャンあれば。
んでApex Legendsというバグゲーは何を思ったのか、1戦目から4戦目までほぼスカイフック・ランスラ上・カウントダウン・溶岩コウが絡む左上安置を提示してきた。
正直、必要なツーチャンのうちワンチャンは潰れたと思う。
それでも戦績はわりと安定していて、10位0キル、11位0キル、11位1キル、6位2キル。いやそんなでもねぇじゃんってなるかもしれんが、
本番のガチガチの環境で、安置の偏り方が南側ランドマークのチームに完全に不利という状況、練習カスタムでも5試合あればどこかで下位争いをしていたような最低ptのチームが残してきた結果として考えれば、
絶えず順位ポイントを取り続けていただけで普通に十分だと思うし、3,4試合目では他チームに対して強襲を仕掛ける強気な姿勢も見れた。
客観的に見れば物足りないと思うけど、最弱チームを見守るファン目線ではいいよ~!いいよ~!という感じ。
惜しかったのは4試合目で、
スカイフック北の駅あたりに安置が寄り、先述のような長い議論があったものの無事に駅の屋根上を取れそうになった際、黛くんだけ屋根から落下して狩られてしまうシーンがあり、このポジションがかなり良かっただけにもったいなかったところ。
黛くんが若干震えた声で謝っていたところを見ると、ここの落下は彼にしては珍しくかなりメンタルに来たらしい。実際このミスがなければつつがなくチャンピオンに上がれた選択だったと思う。
とはいえここで6位まで順位を上げられる屋根上のポジションを見つけたのも黛くんなので、責任ばかり感じる必要もないとも思ったが。
そんな流れで迎えた本番5戦目。
始まる前にメッシャーズが得意なエモの大安売りじゃなく、なんか普通にエモい感じの空気を作っていたので、あれ?最協終わった?と思っていたらちゃんと5試合目が始まった。
今大会、初めて左上でなく左下の安置。
安置読みで火力の鉄塔を最速で確保しようとするのだけど、4戦目と同じく黛くんがジャンプミス、一旦鉄塔下の確保。
途中でケアパケを回収する欲張りも見せて無事クレーバーを獲得するも安置は火力の本体からは外れて、火力上の2軒の家あたりの安置となる。
4試合目で屋根上から黛くんが落ちたのは正直完全にプレイングミスなのだけど、
このときは鉄塔から落下して鉄塔下の部屋を確保したことで、上に入っていた場合、下に来るパーティーに邪魔されるはずのヴァルウルトによる即ジャンプから家を取りに行けたので、今回の落下は本当に結果オーライとなる。
2軒の家には比類なき才能の証明、本日の主役が居を構えており、このまま家を確保していたらどちらも優勝に手をかけられるチームだったのだけど、安置の寄り方を見てメッシャーズが選択したのは本日の主役の家。
EMPとガスウルトで取りにかかり、ガスウルトがワットソンのパイロンで消され一旦引く判断をしたが、
降りてきた奈羅花に気づかれずに家の隅で回復していた黛くんが不意打ちを与え、黛くんがダウンする前にふたりがカバーに入った流れで本日の主役を倒し、安置としてはかなりいい場所になる家を強奪するに至った。
あれるさん「なんか取れてる!」とのこと。
自分もこのあたりから「これ……行けるぞ!? 勝てるぞ!?」となって、Vampire Survivorsの手をしっかり止めた。
「俺たちは優勝候補落としたから絶対に勝つぞ!背負うぞ!」
この明那の鼓舞と覚悟がかっこいい。あと一旦落ち着いたシーンとはいえキルログ見れてる。
その後はほぼ乱戦となり、
最後は混乱の中で屋根上に登れなかった明那と、それで落とされた明那の蘇生にかかった黛くんがさらに落とされ、
最後はふわっちと葛葉、BobSappATMの水無瀬くんで1vs1vs1の勝負。
平地しかないクソみたいな最終安置の中で、ふわっちが屋根上から飛び上がって最後の勝負にかかる。
……が、本当にあと一歩のところで、惜しくも2位。
ただチャンピオンこそ取れなかったものの、練習カスタムから本番までを通して一番良い順位となり、
この試合のキルムーブで最終順位を一気に2位まで上げたBobSappATMの21キルが例外的にとんでもねぇことに目をつぶれば、メッシャーズのキル数は8でこの試合では2番目と、十分すぎるくらいのキル数を獲得した。
練習カスタム1日目のあとに3時間、1勝も出来ないほどマジでボコボコにされて、かつ各人同士で繋がりが強く、実況でも「親友」と表現されていた比類なき才能の証明との「最終安置で会おう」の約束も果たし、
何よりこれまでの練習で培ってきたことを遺憾なく発揮できて、最後の最後、最善ではなくとも最高の試合をできたと思う。
本人たちもこの結果にはちゃんと満足できたようで、もちろん悔しい惜しいと思う気持ちもあったかもしれないけど、
それでも練習カスタムからこの本番最終戦までを通して手応えのある試合で最高の順位を持って帰ることが出来て、お互いをねぎらう声が飛び交っていたし、あれるコーチも男泣きする。
ちなみに前回のあの伝説もあれるコーチだったけど、あの伝説では最終試合チャンピオンでも泣かなかったのに今回のメッシャーズでは泣いていたことを一ノ瀬さんが根に持っていた。可愛い。
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■メッシャーズ以外について
前回のV最協S3はマジであの伝説しか追いかけていなかったのだけど、
今回は大会を見るのが2回目ということで視聴者的余裕が生まれたので、メッシャーズ以外の他チームも微妙にかじっていた。
さすがにまだアーカイブをしっかり追うところまでは行けていないけど、たぶんそのうち見ると思うので気になっているチームだけちょこちょこ書き留める。
■しらんでぇ
メッシャーズは最弱故に他チーム推しの人からも目を引いていたと思うけど、この白雪レイド・藍沢エマ・樋口楓の3人からなるしらんでぇも注目を浴びていたんじゃなかろうか。
なんせ大会でピックされることなんてほぼないランパートを起用し、Lスターの光る弾が飛んできたらほぼ間違いなくこの人、という樋口楓、通称でろーんの存在が主な理由。
そしてバトロワランクはプラチナだけどアリーナランクはマスター。そしてメジャーデビューアーティスト。尖っている。
白雪レイドさんはV最協S3で雪月花としてラバサイフォンを取ってカスタム中からずっと優勝候補だったし、一ノ瀬うるはさんも所属するチームBIGだったこともあって知っていた。
藍沢エマさんはでろーんともチームを組んでいただるまいずごっどさんと、あの伝説のときにあれるコーチが欠席した際の臨時コーチとして参加したkinakoさんと一緒にうんちぷりっというチームでCRカップに参加したときの切り抜きを最近見たときに「この人かわよ~」と思っていた。
前にメッシャーズについて書いた日記にもこういう感じで他の注目チームは挙げたのだけど、そのときはあんまり興味は湧いていないので挙がっていなかった。
しかしながら敬語をやめようとして逆に微妙な空気になる切り抜きを見るところから始まり、
喧々諤々の烏合の衆の意見には惑わされずにでろーんのランパートを貫いて活かそうと模索する姿勢はかっこよかったし、
ドアロックしている相手チームをシーラで轢殺する様と、そう導いていく様子は最高にエンタメしていて面白かったし、
少しずつだけど確実にチームとしてのまとまりを強め、ランパ構成の練度を上げていき、5日目は途中でエマさんが落ちてしまったがそれでもチャンピオン、最終日にはちゃんと3人生存でチャンピオンに辿り着くほどチームとして成長していき、
本番でも2試合目にチャンピオンをもぎとり、ずっと安置に恵まれずとも最終結果では5位まで昇り詰めたチーム。
一番濃い過程を持っているのは間違いなくこのチームだったと思う。諸説あるが。
自分はこのチームではもともとでろーんは好きだったけど、
「ぶるーず/メッシャーズ/あの伝説/その他コラボ内の黛灰」が好きなのに似て「JK組の樋口楓」が好きというところがあるため、JK組や1期生以外の彼女の交友にあまり明るくはなく、
その程度のファンなりに、彼女自身は積極的に外部に交友を広げていくタイプではないという印象があったのだけど、
しらんでぇについては大会後のレイドくんの感想配信に突発で集まってVCを繋ぐ一幕があってそこから2時間ほど雑談をしていたというのだから、もうすっかりいい関係になったんだなぁというのが覗える。
あの伝説が大会後も不定期に集まって遊んでくれるのが嬉しいように、しらんでぇが集まったら見るぞ~の気持ちがまだちゃんと見れていない現段階でも強いので、
これからちゃんと見てしまったら、たぶん今回の大会で出来たいろいろな新しい繋がりの中で一番好きになってしまうかもしれん。
■比類なき才能の証明
通称QED。葛葉をリーダーにイブラヒム・卯月コウから成る今大会優勝チーム。
どうでもいいが自分はチーム発表時点から優勝するならここかなぁと思っていた。
本番、このチーム、もといコーチのうるかさんが得意なとにかく先入りムーブがしやすい安置に偏ったという運に恵まれていたのも否めないけど、
それをちゃんと逃さず手中に収め続けたのは才能も努力も含めて実力なので、立派に優勝を果たしたなぁという感じ。
各人に対する自分の印象だけど、
葛葉はテンションの乱高下がプレイに出るのと、配信者適性が高すぎてふざける瞬間がある以外はそもそもゲームプレイが全体的に上手く、チームメイトのメンタルケアや鼓舞も彼なりに出来るタイプで、
イブラヒムはクリプト使いとしてはVTuberではトップクラス、かといってクリプト特化というわけでもなく他キャラでも通用するファイト力も十二分にあり、何より彼もまたゲームプレイが全体的に上手い器用なタイプで、
そしてコウはまったくわからんかった。
それでもコウは前回のV最協S3では練習カスタムから本番5戦目までずっと優勝候補であり続けた雪月花の一員で、たぶん3番手としては強いんだろうな、じゃあ今回はこのチームが普通に優勝候補だろうな、というくらいの温度感で思ってはいたけど、
コウ自身がとにかく座学と実戦練習に熱心だったらしく、後からうっすら聞いたエピソードをなぞるだけでもその熱は察することができた。
そしてそんな熱い面については置いといて、普通に面白いだろうなこのチーム、というのが一番見たい理由だが。
特に葛葉の存在は大きくて、男性VTuberトップのチャンネル登録者数は伊達じゃなく、女性ファンが目立つのは当然としても同性のファンをちゃんと一定数抱えているのは配信者ポテンシャルの証左としては十二分だと思う。
彼が絡んだ配信が面白くないわけがなく、インターネット老人のシンパシーを得られるであろうイブラヒムとコウのやりとりも楽しみだし、
普通に面白いと思って見た内容が熱かったらそりゃ素晴らしいことだわね!の気持ちでいつか見たいなぁと思ってる。
■Round3
アルス・アルマルをリーダーに、夜見れな、にじさんじKRからハ・ユンくんを迎えた3人で構成されたチーム。
こちらは事前カスタム段階から注目していたけど、練習カスタム中はほぼ平日でメッシャーズを追うので精一杯だったので追いかけきれなかった。
神視点と2窓だったので、夜見がディボーションで暴れたり、ハユンくんがマスターの風格を見せていたりするのはときどき見れたけども。
このチームはなるべく物資を揃えて安置ギリギリの後入りを前提にしていたのだけど、練習カスタムから本番までランドマークのスカイフック西寄りのランドマークが多かったのもあって、南側の早入りのチームと並んで苦戦を強いられていた印象がある。
本番も19位となかなかチームの強さを見せきれず、本領発揮する前に終わってしまったのがもったいなかったチーム。
ただ、ハユンくんはただでさえ難しいジブで、しかもさらに難しいとされているオーダーで、しかもそれをペラペラってほどではない日本語でやっていたのだからめちゃくちゃすごい。
なのであれるさんがメッシャーズに対して「ジブオーダーは難しい。俺だから出来る」という感じで(もちろん実力ありきのことだけど)イキってたインパクトが少なくなってしまった。
んでそれはそれとして、アルスと夜見は可愛いのを知っていたし、何より今回初めて知ったけどハユンくんがとにかくめちゃくちゃ可愛いという可愛い尽くしのチームだったので、とりあえず癒しを求めて見たいという気持ち。
可愛い男の子は可愛いので可愛い。
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■最後に
そんなV最協S4。
楽しかった。
重ね重ね、全体順位で言えば10位と単純に見れば奮わない結果だったかもしれないけど、
最後の試合では本日の主役、比類なき才能の証明、電脳鬼ゴリラ、BobSappATMの優勝が見えていた4チームに対してすべてメッシャーズが関わっていて、メッシャーズ側のの立ち回りがもう少し違ったら4チームの順位は大きく変動しただろうと思う。
そんな感じで最弱の14ptのチームが優勝を左右させる引っかき回す立ち位置になったというのは最高にかっこいいし、
メッシャーズというチームとしても何か大きく変わったところがあっただろうし、
最後は間違いなく価値のある一戦となって、彼らが今回揃って掲げていた「リベンジ」は、十分果たしたんじゃなかろうか。
あと最終戦、メッシャーズ視点になった人たちがマジで応援してくれている切り抜きが熱かったです。