『十二の真珠』
やなせたかし先生について調べてたら、いつの間にかこの本にたどり着いていたので図書館で借りて読んでみた。
端的にいうと、やなせたかし先生の短編集。
12個の作品がありますが、その中のひとつにアンパンマンも収録されております。
やなせたかし先生といえば、アンパンマンのイメージが強すぎてこの本も子供向けと思っていたら衝撃を受けてしまった…。
漢字多い!文字小さい!大人向けだ…!
アンパンマンの前書きに「怪傑アンパンマン」とある。
「怪傑(かいけつ)」という言葉は
「人よりすぐれた能力を持った人物」
という意味だそう。
そういえばかいけつゾロリの「かいけつ」も「快傑ゾロリ」だった…。どうりで解決してないわけだ。
この本に載っているアンパンマンは子供に馬鹿にされるし、アンパンマンというよりアンパンを配るおじさんと言った方がしっくり来るビジュアル…。
そしてバイキンマンもジャムおじさんも出てこない…。最後があまりにも悲惨…。
見開き3ページしかなかったけれど、最初から最後まで衝撃でした。
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