なにかがむっくり顔を出す
あれ?アンタ、なにかのタマシイだったの?
小動物のような、妖怪のような、ひとつのかたまりになって
つぎつぎと生まれて落下
先のことなんかヤツは考えちゃいない
あまた無責任 傍若無人なイノチ
生まれ出る無鉄砲
なにしろ
タマシイだけなもので
自分のことなんかまだわかりゃしない
ただギュッと生れ落ちる時に賭けているのさ
Drop-Improvisation #2 ©2014 Rumiko Hosoki 紙 木炭(部分)
*作品は帯広美術館、公開アトリエで制作した。
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