かーくん?
これは
かれこれ
25年近く前の話…
当時ショップスタッフだった私は同僚と15時くらいにショップの近くを歩いておりました。
その時です。
たくさんの人が歩いているのに
なぜか遠くから風を感じる。
CHAGE&ASKAかTMレボリューションのごとくなぜか風を感じました。
竜巻?みたいな。
リアルに吹いているというよりは
前方に風が吹いているというエナジー。
人混みの先に、風がある。
不思議に思っていたところ…
急に目の前が
モーゼの十戒のごとく
人が避けていくではありませんか。
目の前の道の
点字ブロックが
まるで海から浮かび上がってきたかのように
まさに一本の光の道のようにまっすぐな線が見えたその時
私たちの目の前を
ピンクのながーーーーい鉢巻をして
ショートパンツを履いた男性が走り去りました。
私と友人の間を…。
疾風のごとく
さわやかに
軽やかに
その彼の手にはたくさんの
地元紙の夕刊が。
友人「…え?かーくん?」
私「かーくんだね…」
(昭和世代はわかる伝説のアイドル
光G〇〇JIね。もちろん別人)
夕刊配達をしていた彼は
昭和のアイドルでなければ
はちまきが、床につかないように走る訓練中の忍者だったに違いない。
40歳は越えていたけれども。
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