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親の「辞めなさい!」の口癖が子供の才能を「OFF」にする


スノーパークにいた隣の親子


子供「トンネルを掘るんだ!電車が通れるくらい大きいの!」
母親「辞めなさい。ユウタには無理だよ。」


子供「(他の子に)それ凄いね!僕も一緒にやっていい?」
母親「辞めなさい。迷惑だよ。」

子供「おりゃー!高速穴掘りぃ!」
母親「辞めなさい!!!」


子供がやることなすこと、全て否定する母親。

否定ばかりしていたら、
子供は挑戦する気力を失い、
経験を積む機会を奪われてしまう。

そして、
経験が乏しいまま大人になると、
成長のチャンスを逃し、
乏しい人生を送ることになりかねない。

どんな親もそんなことを望んでいないはず。
子供にはたくさんの挑戦をして欲しいし、
いろんな経験をして豊かな人生を歩んで欲しいと願っているはず。

それなのに、なんで否定ばかりするんだろう?

もしかしたらこの母親自身も子どもの頃、
親から否定言葉を浴びせられていたのかもしれない。

「そんなの無理だよ。」
「それは難しいよ。」
「辞めておきなさい。」

こうした否定の言葉が幼い頃に刷り込まれ、思考の癖となり、
自分の子供にも無意識に投げかけてしまっているのかもしれない。
親の言葉は子供にとって特別に強い影響力を持っているから。


私自身も子どもの口癖を聞いて、ハッとすることがある。
「あ、この言葉、私がよく使っている。」
染みついた口癖は自分では気づかないもの。
だからこそ、意識して、肯定言葉を使おうと思う。


肯定の言葉が子供を育む

子供「トンネルを掘るんだ!電車が通れるくらい大きいの!」
私「おお!いいね!作ろう作ろう!」

子供「(他の子に)それ凄いね!僕も一緒にやっていい?」
母親「そうだね。みんなでやればもっとすごいのができるね。」

子供「おりゃー!高速穴掘りぃ!の術!」
母親「おお!凄いじゃん!」

親の言葉ひとつで、子供の世界は広がる。


遺伝子レベルで才能を開花させる


遺伝子学者の村上和雄氏によれば
人間の遺伝子は99.9%同じなのだそう。

それなのに、運動能力や学力、センスに違いが出るのは、
遺伝子のスイッチが「ON」になっているか、「OFF」になっているかの差
だという。

そして、その遺伝子を「ON」にしたり「OFF」にしたりする
スイッチは「言葉」なのだそう。


否定言葉を浴びせれば、遺伝子レベルで才能は「OFF」になるし、
肯定言葉を浴びれば、遺伝子レベルで才能は「ON」になる。

つまり子供の可能性を最大限に活かすには
肯定言葉をかけ続けることが大切。

これは大人になっても同じ。
肯定言葉をかけてくれる人がまわりにいれば、
いくつになっても成長し続けられる。

もし、まわりに肯定言葉をかけてくれる人がいないのなら、
自分で自分に肯定言葉をかけてあげればいい。

私のように。(笑)

「大丈夫!私はデキル!」


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