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夢を諦めた大人たちへ「絶対に叶える3つのステップ」

「将来の夢は何?」と子供に聞く大人に聞きたい。

「あなたの夢は何?」



「歌手になりたい」

私は子供の頃、密かに夢を見ていた。

まだカラオケなんてなかった時代。
音楽番組を片っ端から録画し、
有線で流れる歌をカセットテープに録音し、
布団をかぶって、歌の練習をしていた。

新聞の隅に載る「歌手オーディション」の文字を見るたびに、
応募してみたいという憧れが募った。
でも、オーディション会場は、仙台、東京…
田舎の子供が親の助けなしに行けるような場所じゃない。

親に相談しようものなら、
「バカなこと言ってないで、勉強しなさい。
 地元の大学に行って、公務員になりなさい。」
と言われるのがオチだ。

それに、
顔も、体型も、歌唱力にも自信がなかった。

結局、私は誰に夢を語ることもなく、
夢を封印したまま、大人になった。


そして、結婚して、子どもを産んで、母になった。

ある日、何気なく子どもたちに
「将来の夢は何?」と聞いてみた。
すると、予想外の言葉が返ってきた。

「お母さんの夢は?」

一瞬、言葉に詰まった。

「え?お母さんの夢?」
心がざわついた。

私の夢ってなんだろう?
子どもたちの成長を見届けること?
家族みんなが幸せに暮らすこと?

それとも、心の奥底にずっとしまい込んでいた、かつてのあの夢?

大人になってからというもの、夢なんて考えたこともなかった。
日々の生活に追われ、家庭を守ることに精一杯で、
夢なんか語ろうもんなら、

「夢見てるんじゃない!」
「目を覚ませ!」
「現実を見ろ!」
とドリームキラーに言われるのがオチ。

でもさ、
子供に「夢を持ちなさい。」と言っている
大人が夢を追わないってダメじゃない?

子供の夢を応援する大人が
自分の夢を諦めては説得力がないでしょ。

子供は大人の背中を見て育つのだから。
大人が見本をみせなくちゃ。

だから決めた!
夢を叶えるのだ!

子供たちよ、
お母さんの背中を見ていなさい!

夢を叶える

まずは、オリンピック選手や大谷選手など、
夢を叶えている人たちに共通していることをまとめてみた。

1.目標を宣言する
自分の夢を紙に書いたり、口に出し、周りに伝えること。

2.夢を叶えた自分をイメージする
「きっとできる」と自分を信じて、夢が叶った未来を具体的に思い描くこと。

3、誰よりも努力する
毎日コツコツと行動し、練習を続けること。


夢を叶えるためには、
夢を実現した人たちのやり方を真似するのが一番の近道なはず。

よし、試してみよう!
(素直が取り柄です。)

1,まずは言葉にする。

これが意外と難しい。約40年間も心の奥底に封印していた夢。
それを今更、言葉にするなんて、恥ずかしくてたまらない。

でも、清水の舞台から飛び降りるつもりで、えいや!と口にしてみた。

「歌手になりたいと思うんだけど。」
と、主人に言ったら。「フッ」っと鼻で笑われた。

「歌手になりたいと思うんだけど。」
と、ママ友に言ってみたら「ギャハギャハ」と大声で笑われた。

「歌手になりたいと思うんだけど」
と、飲み屋のマスターに言ってみたら「そうなんだー。」と流された。


だんだん腹が立ってきた。
「お前ら、今に見てろよ!」とやる気が出てきた。


2、次に信じる!

これまでは、
私なんかには…無理。と思っていた。
でも、それを辞めた。

私より下手っぴの歌手もいる。
私より年上の方でもステージに立っている人がいる。
私に、できないわけがない!
私にもできる!はず!と言い聞かせる。

プロフィールに「シンガー」と入れてみた。…。り。
消してみたり…。
入れてみたり…。


3、最後は行動だ。

カラオケに行って、練習を始めた。
久しぶりの歌で喉の衰えを痛感。声が思うように出ない…。

クソッ。あと20年若ければ…。
それでも「今日が一番若いのだ」と言い聞かせ練習を続けた。

歌好きが集まる音楽喫茶に行って、
歌手になる方法を相談してみた。

その流れで、地元音楽学校が主催しているオーディションに挑戦。
生まれて初めてデモテープを作り、震える手で応募ボタンを押した。



あれから1年。

オリジナル曲「お母さんは幸せです♪」が完成。
オムガニズムのCDにも収録され、
ステージで歌う機会をもらえるようになった。

子供の頃、誰にも言えなかった夢が
45歳になって、叶ってしまった。

スゲー。

自分でもびっくり!

 夢に年齢制限はないということだ。

大人になると、夢を語ることが恥ずかしくて言葉にしなかったり、
忙しさを理由に行動しなかったり、
「どうせ無理」と諦めてしまったり。

でも、言葉にして、自分を信じて、行動すれば
夢は叶うことがわかった。

夢を叶える3つの要素

今、私には新たな夢がある


それは、働くお母さんたちに向けて、
歌とトークを交えて、学びと笑いを届けるディナーショーを
全国で開催すること。


バリバリ働くキャリアウーマンだった私が
母になって初めて知ったこと。

「家事育児って、ブラック企業よりキツいじゃん!」

そんな日々を乗り切るために、
これまで仕事で培ったビジネススキルをフル活用してきた。

タイムマネジメントで、時間を生み出したり、
家事育児を仕組化をして、効率化したり、
人材マネジメントを夫と子供を育てたり(笑)
ビジネススキルを家事育児に活用してきた。

ビジネススキルというと難しそうに聞こえるけど、
コツさえつかめば、簡単!

だから、働くママたちが
もっと自分らしく、もっと楽しく、生きるためのヒントを
歌やトークにのせて伝えていきたい。


#かなえたい夢


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