日本人として
今の子どもたちは
小さいころから、英語を習うことが良いとされています
世界で羽ばたける人間になるために
必要なことかもしれないけれど
母国語である日本語が
粗末に扱われているような氣がして
悲しい氣持ちになることがあります
日本語は”ことだま”として
一つ一つにエネルギーを持っていて
自然や動植物にも大きな影響を与えます
言葉がどう自然に影響を与えるのか、
ということを調べた実験があります
二つのコップに水を入れ
一つには「ありがとう」
もう一つには「ばかやろう」
と書いた紙を貼って
水の結晶の状態を調べるというものです
「ありがとう」と書かれたコップの水は
きれいな、美しい結晶となり
「ばかやろう」と書かれたコップの水は
破壊されたような形を作りました
日本人として
その日本語の持つすばらしさを感じ取り
きれいな日本語を話す、表現することの大切さを
この実験から改めて知ったのです
子どもを授かり、親という立場に
光栄にもなれたからこそ
子どもに日本語のすばらしさを伝える使命も
あると感じています