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Horse Wisdom ❻ マジックとの対面
牧場を訪れる前に私の脳裏に現れた馬との出会いは、牧場に着いた翌日、馬屋に案内された時でした。
初対面の馬達に、一頭ずつ名前を教えてもらいながら、挨拶をしていきました。馬のそばに行くことさえ初めての私は、どんなふうに馬に接したら良いかも皆目わからないまま、精一杯の勇氣と誠意を持って、近づけるところギリギリまで近寄って挨拶をしました。馬達は時には馬屋の窓から顔を乗り出してきたり、馬屋の後ろの方から顔だけ出して私のことを見つめていたりしていました。
マジックは9頭いた馬達の中でも、比較的若くシャイな馬でした。初めは遠くから私を見ていましたが、馬屋の窓から顔を出した時に絵に出てきた鼻筋に白いマークのある顔が浮かび上がり、私に絵を描きなさいとメッセージを送ってきた馬だということがすぐにわかりました。
絵に出てきた馬とソックリのマジックに会えた嬉しさで、思わず「あなただったのね、あの絵を私に描かせたのは!」と叫ぶと、
「そう、ぼく。」と何事もなかったように、さらっと言ってのけた(ような氣がしたのです)。私の心の高鳴りとは正反対に、まったく戸惑う事も、興奮する事もなく、「それはただそれだけの事さ」とでも言うように・・・
その時は写真を撮る余裕なんてありませんでしたので、このタイトル画像の写真は後日、春になってから2度目に牧場に行った時のマジックです。
そして、既に前の記事で公開していますが、下の絵が牧場に行く前に描いたマジックです。
馬の声が聴こえるなんて、それもまだ会ったことのない馬の声が聴こえるなんて、
多分「信じられない」という人もいるでしょう。「そんなのあなたの思い込みに過ぎない」、という人もいるでしょう。
実際にそれを体験した私でさえ同じことを思っていたので、そう思われても当然だと思います。
馬達は、理屈や常識を超えたところで、目に見えない常識では説明がつかないことを、素直に受けとめることを教えてくれました。
ここで何かを証明しようとか、信じてもらおうとかという思いはありません。
もしかしたら、そんなことがあるのかもしれないという可能性だけを受け入れて、とりあえず話を聴いてみようと思われる人達のために、そして自分のために、馬達への畏敬の念を込めて書き綴ってみようと思います。
よければこれからも続きをご覧ください。
そしてなによりも、この絵を見る人に、マジックの寛容で賢く、ピュアなエネルギーが届くことを願っています。そして、いつまでも色褪せる事のない癒しのエネルギーを、必要なだけ体いっぱいに受け取ってほしいと思います。
マジックは、今も私やあなたの元氣を応援してくれていると思います。そして10年以上前と同じように、私達に今大事なことを受けとめるように促してくれていると感じます。
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