コラム担当ナナが、日々のクラシの想いや氣づきを、犬の目線でお届けします。
今から1万年以上も前の縄文以前の「上古代」と言われる時代に、高度な文化を持つ私達日本人の祖先が使っていたと言われる、丸と線で構成された四十八の図象文字の組み合わせを土台にして描いたヒトツカタ・アートです。
エカキとして一番衝撃を受けたのは、現代の日本語を古代文字に置き換えた図象文字を眺めていると、自分でも不思議なくらい素直に、その言葉の持つ氣の流れを受けとれることでした。
デジタルアートは、私にとって未知の分野ですが、試行錯誤を楽しみながら、描き続けています。
このギャラリーでは、それぞれのヒトツカタアートにまつわるストーリーと共に展示しています。
ヒトツカタアートを通じて太古の叡智と出会う機会になれば嬉しいです。
【Gallery一覧】でイメージとメッセージだけ、まとめて観ていただけます。
パクリアートは、既に誰かが描いたイメージや撮った写真やアイデアから生まれたインスピレーションを受け取って、元の題材をパクって(一部真似して)、新しいインスピレーションとつなげて、素直な氣持でその場に合ったイメージに書き換えていく、「絵描きの道楽」です。パクると言うと、ただ遊んでいるだけだと勘違いされそうですが、「遊び心は大切に」しながらも、結構真面目に丁寧に絵と向き合います。パクリアートで一番大切にしているのは、「インスピレーションのもとになった大好きな人達との繋がり」です。
最初に絵を描き始めた時、鉛筆とねり消しゴムと画用紙だけが画材でした。鉛筆の濃淡で白い紙の光を遮ることで、カタチが生まれることを発見したのが、私がエカキとしての自分のシゴトを受けとめるキッカケでした。最初に3枚続けて現れた「光と影シリーズ」その他、ストーリーと一緒にご覧ください。ゼンタングルも追加しました(2021年1月更新)。
太古の昔から熊野に流れる天然の氣は、山の木々の合間を駆け巡り、深く刻まれた谷川をたゆまなく流れ、黒潮の流れる海に流れ込んで大海を満たす。
熊野にいる時にしか出てこない色合いがある。
熊野でしか描けない絵がある。
このマガジンは、くまので生まれた絵やストーリーをまとめて紹介しています。