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【ヒトツカタ】 熊野が生んだ天才ギタリスト・濱口祐自さん

誰かの「ファンになる」という感覚に、ある時期から違和感を感じるようになったひねくれ者ですが、時々人間として(恋愛感情抜きに)誰かに惚れることはあります。

濱口祐自さんは、少年がそのまま大人になったような稀に見る純粋な人で、数年前、友人が経営する熊野の小さなレストランのライブ会場で、初めて彼の引くギターの音色を聴いた時に、まずその優しい人柄に惚れ、その天才的なギターの音色にスッカリ魅了されてしまいました。彼のギターの音色で、ねじれていた心とからだがほぐれていく心地よさを全身全霊で感じたのを覚えています。

noteで濱口祐自さんのことを話題にしている人がいないかな?と検索して、小島遊さんのnoteの記事に出会いました。2014年に投稿された記事ですが、祐自さんの魅力を、リズム感のある文章でやさしく表現されていました。

以下、小島さんの記事からの抜粋です・・・

「ギタリスト濱口祐自さん。太平洋に面した南紀勝浦に生まれ育ち、今も愛する故郷でギターを弾き続けている。わたしは勝浦に行ったことがないのだけれど、彼の奏でる音楽を聴いていると、明るく広く開けた太平洋や鮮やかに染まる夕暮れ時の空の色が目に浮かぶよう。・・・音楽性はもちろんのこと、キャラもトークも抜群におもしろい。太平洋のように大らかで陽気、熊野人らしいシャイな一面もとってもキュート。LIVEでは、彼の溢れる魅力に直面することになる。要するに、すごく楽しい。/ だからこそ、できるだけ東京になど来ることなく、変わらず勝浦の美しい海を背にギターを弾き続けていてほしいなぁと願ってやまない。聴きたい人が紀州を訪ねればよいのだ。・・・濱口さんが奏でる音楽は、生き馬の目を抜く都会でのシビアな生活に疲れた心を広い海のように包み込む。」


その彼の魅力を絵にしたいと思い、ハマグチユウジという響きを古代文字に重ねて描いたヒトツカタアートです。今までとは、全く違った氣の流れを感じるヒトツカタが現れました。

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濱口祐自さんは、ギターを自分に引き寄せ、その虜となり、湧き出る才能でまず自分を満たす人。そして、ギターを手に世に出て自然体で漂うように生き、音の光で人々を包み込み、幸せにする人です。(これは、ヒトツカタから受け取った私の直観です。)

祐自さん、これからもたくさんの人を、ギターの音色で包み込み、幸せにしてください!

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ハシモトルミ
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