足の親指の剥離
本来、爪は下の皮膚の色が透けて
淡いピンク色をしています。
しかしながら
こちらの方は黄色くなっています。
これは爪がネイルベッドから離れてしまって
いるからです。
オレンジウッドスティックで
甘皮部分を確認すると
剥がれているのがわかります。
爪のプレートの下には爪床(そうしょう)
があり
絶えず水分が爪のプレートに送り込まれて
います。
なのでネイルベッド上のプレートは
透明になり
下の皮膚が透けて
ピンクに見えるのです。
イカは海の中にいると透明ですよね^ ^
けれど海の外に出ると
水分がなくなるので
白くなってきます。
お刺身で食べる時は真っ白ですよね。
これと同じ原理です。
爪が伸びて来てイエローラインを超えると
白っぽい黄色っぽい色になります。
下からの水分供給がなくなるからです。
この写真の方の場合
思い切って浮いた爪を取ってしまい
下の固くなった皮膚を
マシーンで柔らかくして
新しい爪が生えてくるのを
待った方が良いです。
この時
重要なのは
爪の先端の皮膚をテーピングで
下げて生活します。
本来爪があった部分がなくなるので
歩行時、下からの反発で
皮膚が盛り上がって来てしまうからです。
皮膚が盛り上がって来てしまうと
爪の成長を阻害してしまいます。
盛り上がった皮膚を乗り越えて
爪が成長してしまうと
同じ事の繰り返しになってしまいます。