賞レースで各芸人のキャッチコピー考えてる人天才すぎる説
前回の記事のラストで、「更新頻度上げます!」と言っときながらの2週間ぶり更新!!口先だけにも程がある!!すいません!!!
本題に入ります💁🏻♀️
賞レースやネタ番組で、芸人さんが登場する時によく短い文章が一緒に付け加えられることありますよね。
キャッチコピー
というものです。
皆さんもよく目にすると思いますが、キャッチコピーってその芸人さんの特徴をわかりやすく端的に表していて、一視聴者ながら番組を見る度にすごいな〜と感心しています。
最近のM-1グランプリではその年の大会自体にもキャッチコピーが付くようになりました。
この記事の表紙画像は、多分その中で一番有名なものです(2021年)。
このフレーズ、年末になるとめっちゃ聞く気がします……!!
こういうキャッチコピーって、
考えてる人天才すぎませんか??
賞レースでキャッチコピーも一緒に紹介されて、いつもそのセンスに脱帽します。
大体は、番組のスタッフさんや作家さんが考えてらっしゃるとは思うんですが、マジでそういう練習をしているのか?訓練を積んでいるんじゃないのか??と思ってしまいます。多分その方の生まれ持ったセンスなのでしょう、、、🤦🏻♀️
今回は、これまでの賞レースのキャッチコピーの中から私がこれは良い!スゴい!!と思ったものをいくつか紹介したいなと思います。
※ネタ番組にもキャッチコピーってあると思いますが、同じ番組でも各回によってキャッチコピーが変わっちゃったりするので今回は賞レースのみから選びました!
1.麒麟 / M-1グランプリ2005
『M-1チルドレン』
M-1のキャッチコピーにM-1というフレーズを入れ込むというこの大胆さ。好きです。。。そもそものこのキャッチコピーの意味としては、麒麟はこの年までに既に3~4回ほど決勝に出てて、良い所まで進んだ年もあれば敗復で返り咲いた年もあったり決勝で上手くいかなかった年もあって、2001年に一夜にしてスターになった時からM-1では酸いも甘いも経験してるよっていう事だと思います。それをこの一言で表現するこの力。凄すぎます、!!確かに麒麟は優勝こそ出来ずにラストイヤーを迎えてしまいましたが、旧M-1を創った、まさにM-1の申し子だったんだなと思わせてくれます。
2.コウテイ / 第41回ABCお笑いグランプリ
『奇天烈フルスロットル』
ABCお笑いグランプリの中で1番印象に残っているのが、このコウテイのキャッチコピーです。ABCは賞レースのキャッチコピーの中でも毎年かなりクセが強いというかなかなか独特なものが多いのですが、コウテイのあの独特な世界観のネタをいかに端的に分かりやすく表現するかという観点から見れば、このキャッチコピーはもう100点ですね!!💯💮
“フルスロットル”というフレーズがコウテイの漫才のあのスピード感を彷彿とさせるように感じて、そこも大好きです。短いフレーズでありながらもわかりやすさが光る、これぞキャッチコピーのお手本だと言えるような言葉だなと思います。
3.ライス / キングオブコント2016
『芥川賞作家がひとめぼれ!』
このキャッチコピーを見た時に、「上手っ!」と思ったのを覚えています。キングオブコントでよく知る先輩とかから激励コメントが寄せられるのはよくあるやつだと思うんですが、そこで又吉さんが出てきて、そこからのこのキャッチコピー。流れが綺麗すぎるしコンビ名との掛け方が上手すぎる。こういう風にコンビ名に掛けられてるのめっちゃスキです🫰🏻
何か難しい単語を使ってるわけではなくとても分かりやすい。そしてオシャレ。キャッチコピーとして完璧では!?!?と思います。
4.真空ジェシカ / M-1グランプリ2021
『屈折のエリート』
M-1グランプリで出てきた全てのキャッチコピーの中で一番好きなのはこれかもしれません。
私自身、別に真空ジェシカのファンでは全然ないですし特別な思い入れがある訳でもないんですが、このキャッチコピーは2人にピッタリすぎるのでもう1位です☝🏻
この年のM-1はネタ前のVで各コンビの結成とかにフォーカスしていたので、真空ジェシカの時は大学お笑いの話がチラッと出て、それでエリートという単語を入れたのではないかなと思います。ほんっっっとに屈折のエリートっていうこのフレーズがドンピシャすぎて、もうそれ以上に言うことはないです。これから真空ジェシカが何度M-1の決勝に出たとしても、このキャッチコピー以上のフレーズ出てこないだろうと思っています。
ただただ考えた人が天才でした!!!
5.最高の人間 / キングオブコント2022
『コントで結んだ悪魔の契約』
キングオブコントのキャッチコピーは、2020年頃からすごくオシャレになった記憶があり、とてもセンスの良いものばかりだなぁ〜と毎年思っています。その中でも、昨年の最高の人間のこのキャッチコピーが私のイチオシです。即席ユニットとして初めての決勝進出ということで、その要素を入れながらも吉住さんと岡野さんのダークな部分も表現しているのが凄いなと感じました。すごくオシャレだけど、ちゃんとわかりやすさやコンビの特徴をしっかり捉えているところが個人的にはめっちゃ高評価です!!✨️
ここまで5個挙げたんですがそれ以外にも好きなキャッチコピーは山ほどありまして、M-1に絞ってみても、
・やわらかハード(ロングコートダディ)
・昭和をまとった新世代(銀シャリ)
・帰ってきたフリースタイル(ジャルジャル)
などなど、キリがないくらい結構沢山あります。
このように、思わず唸ってしまうようなキャッチコピーがある一方、「ん……?🤔」と一瞬あまりよく分からないようなキャッチコピーが存在するのもまた事実です。(笑)
その代表例(だと勝手に私が思っているの)が、2022年のABCお笑いグランプリのフランスピアノのキャッチコピーです。
『気がつけばクレシェンド』
……意味不明。
これ何回考えてもどういうことがよくわかりません。コンビ名にピアノが入ってるので音楽にかけているということはわかります。ただ、気がつけばクレシェンドって何???
さっきも少し書きましたが、ABCは毎年キャッチコピーが独特というか何というか、かなり個性的ですよね。良い意味での言い過ぎ感。大阪ならではのコテコテ感が存分に発揮されてます😂
ダサいとは言ってませんよ!!!
ストレッチーズのラジオでの情報によると、昨年のキャッチコピーがダサすぎると社内で問題になったらしく(?)、今年はオシャレなものが多くなったようです。
ただ、ストレッチーズのキャッチコピー『東京べしゃりボーイズ』の時だけTwitterがちょっと荒れたとか……。
たしかに、コテコテ感はだいぶありますね。。。
(ちなみに私は今、今年のM-1でストレッチーズが決勝にあがった時も同じキャッチコピーだったらどうしよう…と意味のない心配をしています。)
まぁ、なんだかんだ言いましたが、やっぱりキャッチコピーがない賞レースって個人的には物足りなくなっちゃうんです。
それくらい大事なものだと思っていますし、これからもひそかに楽しみにしています😽
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんの好きなキャッチコピーも是非教えてください❕🤲🏻
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