見出し画像

38歳の自分研究#想像していなかった未来

わたしは子どもの頃、どんな子だったんだろう。
どちらかというと、大人しいタイプ。
自分からガツガツいくタイプではなく、
誰かについていくような。
今思えば、隠れて詩を書いたり、日記を書いてたいた。内向的なタイプ。
仲のいい子となら、
自分が心を許している子になら、
本当の自分を出せる。
仲の良い友達もできたし、
楽しい思い出もたくさんある。
人間関係に大きく悩むこともなく、
一般的な学校生活を楽しめていた。と思う。
勉強、友達、恋、美容、そんなかんじに。

そんな私が、大人になり、仕事するようになる。
しかし、仕事はことごとく続かなかった。
医療系の学校へ行き、資格を取ったものの、3ヶ月で退社。それから、水着の販売にスーツの販売、エステサロンに美容院。興味をもったら、面接を受けて、やっと受かっても、1年もしないで辞めてしまう。

選ぶ基準の中に、【自分の気質に合っている】という項目はなかったし、そんな風に考えたこともなったのだ。

お客さんに嫌な顔をされるとずっと考えてしまったり、自分が担当するお客様に結果を求められることが辛い。など、思ってしまう。

辞めたい理由はその都度違うと思っていたが、
今思えば、理由は同じだった。
それに気がつけていなかった。

私は接客業が苦手なのだ。

苦手な職種をあえて選択してたのだ。
それに気がついたのが最近。35歳ころ。

気がついたきっかけは、
息子の幼稚園の登園しぶりから始まる。
なぜ、こんなに嫌がるのか。
分からなかった。
そして、本やネットで調べまくる日々。
hscや発達障害について知ることができた。
息子の行動の理由が少しずつ理解できるようになるなった。
そして、夫が鬱になった。
息子の登園しぶりとは関係ないが、
夫も幼少期から無理をして生きてきたようだ。
常に周りと違う自分に違和感を感じ、
それは、駄目なことなんだと、
本当の自分を殺して、
みんなと同じ自分を生きてきたらしい。

2人の出来事から、私は本当の自分ってどんな人なのか考えてみた。自分研究。仕事編。というかんじに。

・内向的な性格。自分からはいかない。
・黙々と作業することは好き。
・接客は苦手。(出来るがすごく疲れる)
・アイデアを生み出す側よりサポートする側 (自営業より雇われたい)
・集団行動は苦手だが、みんなで何かを成し遂げることに喜びを感じる。

これらから、私は事務職がいいのでは?
と思うようになっていく。
事務職といってもいろいろあるが、
今までの経験も踏まえて、
私に出来そうな職業を選んで、
その中で1番難しいと言われる資格を取った。
資格の勉強も独学で頑張り、意外と楽しかった。

まだ、就職はしていない。
子どもが落ち着いたら、挑戦したい。
この自分研究の結果を確認したい。

私はASDグレーの敏感な小学1年生の男の子を育てている。
登園しぶりが続く日々は、下の子が産まれたばかりと重なり、ノイローゼになりかけた。
でも、彼が気がつかせてくれたこと。
自分を知って、自分の取り扱い方を知れば、
もっと楽に生きられるんだ。
私の場合は仕事。
夫の場合は生活全般。

この考え方をもっと早く知れていれば、
今より厚みのある生活を送ってたかな。
でも、それも経験。無駄ではない。
これからの日々を、充実してるなと思えればそれでいいと思う。

なんて考えてると、40才50才とすごく楽しみになってくる。

子どもや夫への悩みから、
38歳で自分研究を初めて、
自分のこれからの未来が楽しみなるような
発見ができた!
私の性質は変わっていないけど、
自分の取り扱い方を知れば、
こんな気持ちになれる。
これは、あの頃、悩んでどん底にいた私には
想像していなかった未来。

いいなと思ったら応援しよう!