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流記屋
2024年1月21日 10:00
君子は誠実に、かつ、ゆったりと構えている本文我流訳文『詩経』小雅の南山有台篇には、「徳が豊かで常に心に楽しみを抱いている君主は、民の父母に等しい」とある。君主は天下の民を我が子のように視ているので、慈父母が我が子を愛するように民が嫌がることを悪み、民が好むことを好む。これを「民の父母」という。『詩経』小雅の節南山篇には、「雄大で厳かに聳え立つかの南山は、巨大な岩
2024年1月20日 10:00
天下を平らかにするには、本文我流訳文八条目の「天下を平らかにするには、其の国を治むるにあり」とは君主が老人を老人として敬意と労りを持って大切にすると、民は自ら自分の親への孝養に励むようになる。君主が年長者を年長者として大事に扱うと、民は自ら兄や姉に対して素直さと情愛を見せるようになる。君主が孤児を憐れんでよく面倒を見ると、民は心から君主に従うようになる。だからこそ、