陥没乳頭の手術を受けた話②(手術翌日〜3日後まで)
こんにちは。るきです。
前回のつづきです。
通院3日目(手術翌日)
起床。なんとか身体は起こしたものの頭がクラクラして気持ち悪い。朝食の用意は主人にバトンタッチ。痛みはそうでもないのですが、出血がそこそこあるのと生理前なのが重なり、結構だる重でした。胸を気にしながら寝るため、寝返りが打ちにくいのも身体にはやや負担なようです…仕事することも可能とは思いますが、頭の働きが普段の半分には落ち、人や物との接触にかなり過敏にならざるをえないので、可能であれば休むか在宅ワークにするのが良さそうです。歩く時の振動でさえやや気になります^^;
胸のカバーを交換するため、手術翌日も病院へ行きます。受付を済ませたあと、施術室に通されます。上の服をずり上げ、テープと血塗れのパッドを外してもらいます。出血はある程度止まっていますが、血栓ができないように差し込んであった細いチューブを引き抜くのでまた出血します^^;
円形にくり抜いたパッドなどを被せて(ずり上げた服で手元が見えませんが)(乳頭の様子が見たいけど、見た目がグロそうで勇気が出ず見なかった…)、今回は最後に防水のフィルムを貼ります。これでシャワーはOKになりますが、湯船につかってしまうとフィルムが取れてきてしまうので、湯船に入りたい場合は下半身のみとの説明を受けました。
看護師さんに「痛みどうでしたか?」と聞かれ「思ったほど痛くなかったです!」と答えたものの、「じゃあ痛み止めの薬は要らないですかね」には「いや、念の為ください…」と言ってしまう小心者。耐えられるけどやっぱり痛くない方がいいので…
次回の受診は1週間後ですが「フィルム内に水が入ってしまったかもしれない時には早めに受診してください」と何回か念を押されました。「バイ菌が入って化膿」は一番あかんですからね…
血で濡れたパッドを交換してもらったので、帰路の間は気分が良かったのですが、ちゃんと1週間フィルムをもたせられるかがだんだん不安に…
帰宅してから、乳頭の状態を見ておけばよかったなぁと後悔。「本当に良くなっているのか?」が分からないため、辛くなった時に励みにするものが無くて、気が滅入りました…まだ見ぬ己の乳頭を想像しながら眠りにつきます(重症なので今まで見たことがないのです)
※ただ、後から考えると血がすごいので、見たところでよく分からなくてただショックを受けるだけかもしれません…見なくてよかったのかも?
手術から2日目、3日目
朝食の準備ができそうなくらいの体調ではあったものの、ちょうど土日だったので主人にやってもらいました(甘やかされS+)身体が物理的にしんどいというよりは、気力が湧かない感じでした。まだ判断力も鈍いので、大事な決め事はできたら避けたいところです。
ただ痛み止めなしでもなんの問題もないくらい、ほとんど痛みはありません。出血している感じもないので、意外と不快感はないです。ただ1つ、痒みを除いては…
「乳頭なんてデリケートなところを切るのだからさぞかし痛いのだろう」と思っていたのですが、これは痒みとの勝負です。四六時中テープを貼っていることになるので、夏場は何とも湿度が気になります。おそらく冬なら冬で肌がより乾燥するのでなかなか厳しいと想像されます。
ヒマだと痒みが気になってしまうので、身体を酷使しない程度でほどほどに忙しくして気を紛らわすのが良策だったと後から思いました。
とにかく胸回りに水がかからないようにシャワーを浴びる方法として、いくつか試した中では立った状態でちょっと海老反りでする(古い表現でいえばイナバウアー状態)が一番辛くなく、安定していました。腰で反ろうとすると痛めるので、足腰(大臀筋あたり)で支えようと意識をすると良かったです。
鬱屈感が一番きつかったのは3日目。風邪でも治りかけ(寝込むほど体調は悪くないが、動けるほどは回復していない)が一番ストレスフルだと思いますが、まさにそんなしんどさです。
「痛みがあるようなないような、身体は怠いけど動かしすぎると出血しそう、本当に乳頭はちゃんと出てきているのかな、そんなに痛みがないわりに家事をやる気がでない、ゆっくりお風呂に入れない、半身浴は身体が温まった気がしなくて好きじゃない、もやもや、もやもや…」
これが4日目ともなると乳頭にもどこか安定感を覚えるのでだいぶ気が楽になりました。寝返りも以前よりは打てるようになったのか、寝起きもスッキリめ。あんなに怠くて無理だった朝食の用意もいつも通りにできました。
そう考えると、手術のメンタル的なダウンタイムは3〜4日くらいかな、と思います。
次回予告
手術から1週間後。防水テープを剥がして、いよいよ人生で初めて乳頭を視認します。次回へつづく。
※もしよかったら、下のハートをぽちっとしていただけると励みになります。(noteはログインなしで押せます)