海に行くとなぜ気分が上がるのか?
落ち込んだときに海に行きたくなったり、海に行くとなんとなくリラックスができるなんてこと、ありませんか?海に行ったときだけでなく、海に行こうと計画するだけでも気分が上がると感じたことはありませんか?
海に行くとどうして気分が上がるのか、どうして癒されるのかを調べてみました。最後までお付き合いいただけると、幸いです。
|波の音による脳への効果がある!?
波の音には、「1/f ゆらぎ」という「ゆらぎ」があるそうです。この「ゆらぎ」がある音を聴くと、人間の脳から「α波」という脳波がでるといわれています。
「α波」が出ている脳では、「ベータエンドルフィン」というホルモンが分泌されていて、これが「脳の快楽物質」ともいわれているそうです。
脳への効果は以下の通りです。
■リラックス効果
■ストレスを静める効果
■体の免疫力を高め、病気を予防する効果
■疲労回復効果
■快眠効果
■整腸効果
■老化防止
■集中力・記憶力・想像力アップの効果
などになります。
これだけの効果があると、喜んで海に行きたくなりますよね。そこで注目したいのが、「想像力アップ効果」です。
想像力がアップすると、「海に行けば何か楽しいことがある」と想像でき、ワクワクしてくるのではないかと思われます。
海辺での恋を期待したり、物思いにふけったり、なんとなく自分に酔えることがありませんか?海に人をワクワクさせる魅力があるのは、「想像力アップ効果」が関係しているのではないかと思えてきます。
|海には視覚的効果がある!?
海の色である「青」は、イライラ・モヤモヤした気持ちを抑える効果があるようです。食欲を抑える効果があると、耳にしたこともあるのではないでしょうか?
「青」は集中力を高めてくれる効果もあるので、何かに集中したいときや、思いっきり楽しみたいときなどに海に行くと良さそうですよね。こういったところが、「海には気分を上げる効果がある」といえるところではないでしょうか。
また、朝日・夕日のオレンジも温かみを感じられる色で、癒し効果があります。社交的・楽観的になる効果もあるようなので、リゾート気分を盛り上げてくれるのでしょう。
|海水に癒し効果がある!?
誰しも母親のおなかのなかにいるとき、「羊水」という水の中に浮かんでいたことでしょう。じつはこの「羊水」と「海水」の成分がほぼ同じであるとわかっています。
そのため海水に入ると、胎内回帰したような安心感を覚え、本能的に癒されるそうです。海に行きたくなる理由は、こんなところにもあるのですね。
|まとめ
海には、人間が本能的に惹かれる魅力がたくさんあるのだとわかりました。自粛期間中であっても、海がある観光地には人が大勢来ていたというのも、癒しを求めてのことかもしれませんね。
たまには海を眺めながら、ぼーっと過ごすのも良いのかもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。