登場人物のおなまえ!
どもです、御子柴です。
タイトルは作品の顔、と言う話を前回の記事でしました。
今日も「お名前」についてのお話をひとつ。
人物名考えるのも楽じゃない
いやまぁ、ラクなわけがないんですけどね。
キャラクターに命を吹き込んで動いてもらうには、やっぱり名前は必要。
その子たちの顔です。
お話のタイトルと同じで、生半可な気持ちで付けたらやっぱり失礼かなぁ、なんて思ってしまうわけで。
しっかりと考えてあげる義務がある、くらいには思ってます。
だから、ラクじゃないんです。
私の作法 〜『色』でまとめてみた例〜
さて、そんなお名前決め。
無の状態からひねり出すのは、やっぱりハイカロリーですよ。
私の場合は、何かヒントというか、ネタ元がないと、そう簡単には思いつかないですね。
例えば?
このお話。
男女の幼なじみが2セット出てきて、そのうちの片方がもう片方のコンビを何とかカップルにするために画策するという、もだもだ系ラブコメです。
(画像にリンクをくっつけてるので遊びに来てくださいな)
くっつけられたい側のふたりの名前は、
・空風絵梨華《そらかぜ・えりか》
・桃枝脩介《もものえ・しゅうすけ》
そして、くっつけたい側のふたりの名前が、
・紫藤優一《しどう・ゆういち》
・桔梗瑠美《ききょう・るみ》
こんな感じです。
漢字はあててなかったですが、名前は先に出来てました。
まぁまぁ、一般的な名前に落ち着けたはずです。
基本的に名前で呼び合う関係性なので、呼びやすい名前になるようには心がけました。
さて、問題は名字です。これが難儀。
現実恋愛系の物語を書く場合、一般的な名字にはあまりしないようにしつつも、「いや、それはない」みたいな、物語に入り込めないような名前にはしたくないわけで。
調べますよね、名字辞典みたいなヤツ。
で、たまたま見かけたわけですよ。『紫藤』を。
なにこれ、カッコイイ、と。
そうなったわけですよ。
こうなればあとは早いんです。
今回は、『色』で縛りを付けよう。
ひとりが紫なら、だったらこの子の幼なじみを同じ系統の色にしよう。
だったらもう一組の方は、絵の具的に足し合わせたら紫系になるようにしよう。
足し合わせたら紫になればいいんだから、そっちは「くっつけられる側」の名字にしよう。
こうなればもう、一気です。勢いです。
紫系で、桔梗さんって名字があるじゃないか。
青系と赤系の色味で、何か珍しいのは無いか。……あったじゃん。
だったら、女の子の方を青系にしようか。
そうして出てきた名字リストが、空風・桃枝・紫藤・桔梗。
サブキャラとして出てくるのも色を含めれば完璧。
はい、できあがり。
私の作法 〜『地名』でまとめた例〜
……を書こうと思ったんですが、長くなりそうなので、また今度!
次回は、この作品の登場人物のおなまえについて!
今回のまとめ
名前考えるの、好き。
ではでは。