モノカキのひとりごと ~投げ銭篇~【ボヤキ以上、日記未満】
資本主義の波に飲まれました。
お知らせ
この記事、有料設定にはしていますが、有料で読める分は0文字です。
今回のテーマに合わせて、完全に『投げ銭』を企図するモノです。
ふつうに立ち読みしていっていただいて何も問題はありません。
発端と注意書き
この記事の「あとがき」っぽいところに書いた内容の発展的な話です。
ただし、タイトルにもあるとおりにかなり「ぼやき」の成分が強いです。
この先に足を踏み入れるなら相当な覚悟をしてください。
その覚悟がないなら早々に立ち去ってください。
あとは――……。
そうね。
私と同業――すなわち、ウェブ物書きも読まない方が良いかもしれない。
注意はしたからな?
知らんぞ?
――知らんぞ?
小説サイトの『投げ銭』機能について
各サイトの現況
最近、一部のサイトでは読者に対しての有料プログラムが提供されてきていますね。
たとえば。
広告非表示とコミックス読み放題のプランを作った「エブリスタ」とか。
あるいは。
広告を非表示にしつつ、投げ銭機能を追加した「カクヨム」とか。
他にも。
応援ポイントを有料購入するタイプの「ノベルアッププラス」。
もちろん、「note」もですね。
あとは、イラスト投稿サイトのイメージが強いですが、小説投稿もある「pixiv」もでしょうか。
実は結構多いです。
※この中で言うと「エブリスタ」には投げ銭機能がないので、これ以降の話からは除外します。
面白そうな機能ではある、そこは否定しない(感想・お利口さん編)
書き手ではありますが、ウェブ小説に関してはあまり読み手としての時間が長くない(というか、残念ながらほぼゼロの)私です。
でも、わりと広告非表示っていうのはありがたい気がしますね。
フローティングしているタイプの広告とか、スマホで出てくるとまぁウザいしね。――そういうのが出てくるのかは知らないけれど、面倒くさいのは確か。
投げ銭についても、否定はしませんね。
この人は! ――という書き手が居て、その人に支援したいという心の広い読者さんは(もし本当にこの世界に存在するのだとすれば)待望の機能だったかもしれません。
ということで。
ここまではとってもとってもとってもとってもとってもとっても『良い子』なコメントをしてみました。
運営にはお金も意欲も必要(感想・現実主義者編)
ま、綺麗事を抜きにすれば、いちばんはココだと思いますけどね。
最近はいろんなところでサブスクリプションサービスが多くなってきてますし、創作物を受け取る側において、そういう意味では精神的な障壁は下がってきているのではないかと思ったりします。
――とはいえ、少なくともPCからだとブラウザのアドオンでどうにでもできるわけで、広告非表示という売り文句がどこまで魅力的に映るのかは、私にはわかりません。
あいにく、スマホでウェブブラウジングをあまりしないもので。
いずれにしても、現状ではかなりの人数がかなりの数の作品を置いているわけで、サーバー管理も楽じゃないでしょう。
ミラーサイトを作られたりしたこともあるわけで、そこら辺のセキュリティももう少し強化して欲しいとか言う話もありますし、やっぱりサーバー落ちは困るとか、そういうところもあるでしょう。
そのあたりを読者のサポートで少しでもまかなえれば、それぞれがお得な思いをできるでしょう。
何を運営するにしてもお金は必要です。
たとえば、コンテストをやるにしても予算は必要ですね。
やはり公式が定期的に何かをしてこないところは、「あれ? ここのサイト大丈夫か?」と作者の方が心配になります。
いくら華々しくデビューをぶち上げようと、運営が大きな出版社だろうと、それは関係ありません。
新元号をタイトルに置いたコンテストを開いたモノのまさかの1回こっきりになった挙げ句そのままサイト自体もあっけなく潰れた『LINEノベル』とか、講談社が運営していたモノのしばらくコンテストどころか運営によるブログ更新もないままに消えていった『セルバンテス』とか(っていうか、あそこはそもそも『NOVEL DAYS』というサイトもあったのに、どうしてあんなことをしたのか)。
たぶんですが、「素人小説投稿サイトが人気みたいだから、ウチでもちょっとやってみるかー」みたいな軽いノリで始めると痛い目に遭うでしょうね。
たぶんもうソシャゲと同じだと思います。半ばレッドオーシャン。
ある程度の覚悟を持って取り組むにしても数年間のスパンで経営を見る必要がある。一発当ててサ終っていうのはかなり無理がある業態かと。
本音? そりゃあアンタさァ……(感想・僻み根性丸出し編)
でも、これ。
この「投げ銭機能」だけども。
真に歓迎しているのは、そこそこの固定客が付いているヒトだけよ。たぶん。知らんけど。
だって、言い方は悪いけど、ある程度の「食い扶持」がそこにあるわけでしょ。
そりゃあ歓迎するよね。
約束された副業――とまでは行かなくても、そこそこのモノになるんでしょう。恐らくは。
どころがどっこい。
全員が全員、そういう作者じゃないわけですよ。
書いたら書いただけの、書いた本人がそれに見合うと思えるような反応がもらえる作者じゃないわけ。
コメント、評価どころか、閲覧数もまともな数入らないわけ。
これ、『よく客が集まるジャンルへの集中』が加速するだけだと思うんだけどなぁ……。
※この記事の最後にも書いてます
正直、一部の『同業』に対してもイラッと来ないとは言いきれない。
「わーお、支援もらえるなんて思ってなかったぁ!」ってさ。
いやいや。
あなた、日常的にそれだけのPVもらってて、何を白々しい、って。
反応もしてもらってて、何を今更、って。
ある程度は想定してたでしょ、って。
お利口さんでちゅねー、って。
そんなイヤミも投げつけたくなる。
更新したってPVが1あるか2あるか、あるいは0か――みたいなヤツにとっては、夢のまた夢なわけよ。
読者票とかいう末恐ろしいモノを通過できるような人も同じよ。その時点で勝ち組。
木っ端が同じことやってみな?
有料記事みたいなの上げたところで、「あ? 有料? だったらいいわw」と一笑されるだけ。
投げ銭お待ちしてますってしたところで、「はw BEGGARが黙ってろよw」と一笑されるだけ。
僻み?
ええ、僻み・妬み・嫉みですが、それが何か問題でも?
ただし、文字書きはもっと評価されてイイ
とはいえ、そういう僻み根性を取っ払うと、これは嬉しい動き。
本当に、これは間違いない。
イラスト系の創作者への投げ銭はわりとすんなり受け入れるヒトが多そうな印象がある反面、文字系創作者へはまだあまり一般的ではない印象。
たぶん、ウェブ公開される文字って、全部共通のフォントで(明朝かゴシックかは選べるかもしれないが)、どれも同じく液晶画面で見れちゃうからなんじゃないかな、と思うわけです。
絵はタッチとか構図とかそう言うモノが間違いなく個性として現れてくるわけだけど、文字って基本的に「日本語」としか見られてないと思うわけです。
ほら、「そのくらいの小説くらい、誰にでも書けそう」とか言い放つのが時々いますでしょ。ああいうヤカラのそういう発言がそれなりに幅を利かせているのも、そういう捉え方をされているからなのではないか、と。
そこで「だったらお前も書いてみろ」とか反論するヒトもいますが、アレはムダです。どこかしらの出版社がカネを出して印刷所に刷らせて出来上がってきたモノを見せつけないと納得しません。――だから書籍化至上主義みたいなことになるんですが、それはまた別のお話。
そうして他の創作よりも若干軽んじられている側面が無きにしも非ずな「文字書き」。
そこら辺をしっかり評価できる機構が増えることは、喜ばしい事だとは思います。
私がその恩恵を受けられれば、何も言うことはありませんがね。
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