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7月6日、誕生花は朝顔 【#note短歌部】

 どもです、御子柴です。

 まさかの本日2首目ですが、なにとぞよろしくお付き合い。


詠みます。

朝日まで連ねた言葉 連綿草
彼の手に触れることのないまま


解説。

 7月6日、誕生花のひとつにアサガオもあります。

 アレですね。
 小学生がよく成長観察をつけるアレです。……私はあまりその記憶がありませんが。一応やったはずなんですけどね。

 ヒマラヤからネパール、中国あたりが原産だという説、熱帯アジアが原産だという説がありますが、近年さらに熱帯アメリカ地域が原産という説まで出てきたとか。んー、カオス。でもロマン。

 日本への渡来は奈良時代末期。遣唐使がその種を薬として持ち帰ったのが最初だという話。アサガオの種の芽になる部分には下剤成分が含まれているとのことで、奈良時代・平安時代には薬用植物として扱われていたそうです。
 そのため、生薬として使われていた際の「牽牛子《けんごし・けにごし》」という呼び名もあります。
 江戸時代になると今時期、つまり七夕の時候に咲く朝顔は、その生薬名とも相まって「牽牛花」と呼ばれていたことから転じて、織姫のことを「朝顔姫」というようになったとか。

 ちなみに、俳句において朝顔は秋の季語なのでお間違えの無いよう。


 アサガオの花言葉は、「愛情」、「固い絆」、そして「はかない恋」
 朝にだけ咲く花ゆえに、「love in vain」ということのようです。

 というわけで、叶わなかった恋の歌に仕上げました。

 連綿草というのは、続け字で書く書体・連綿体を使ったもののなかで、とくに長く続けて書く書き方のことを言います。




そしてまた宣伝。

 がんばって更新中!
 第3章はじまります。
 遊びに来てね!

https://estar.jp/novels/25653868


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御子柴 流歌
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