【オーストラリア・メルボルンの旅⑥】モーニントン半島を巡る一日!
メルボルン旅行5日目。
夕方のフライトまで時間があったので、旅の最終日は Prahran(プラーン)の街をぶらついた後、Mornington Peninsula(モーニントン半島)をドライブし、半島の絶景を見ることが出来るという Arthurs Seat Lookout(アーサーズ・シート・ルックアウト)まで行ってみることにしました。
Prahran の街を歩く
ホテルをチェックアウト後、週末に行けなかった Prahran Market(プラーン・マーケット)で朝食をとる気満々だった私たちですが、その日(月曜日)が定休日であることをすっかり忘れており、朝から撃沈。仕方がないので、カフェ探しを兼ねて Prahran(プラーン)の路地裏をブラブラすることにしました。※Prahran Market の定休日は下記ホームページで要確認です!
今まで何度か来たことのある Prahran(プラーン)ですが、路地裏を散歩したのは初めてです。やはり歩いてみると、今まで知らなかった面白いものを発見することが出来ます。今回歩きながら「へー!こんなものあるんだ!」と思ったのが、なんと早朝にオープンするナイトクラブです(もはやナイトクラブとは呼べない/笑)
P氏と High Steet 歩いていると、朝にも関わらず、ナイトクラブの前で列をなす人達に出くわしました。好奇心旺盛で人と話すことが大好きなP氏は、何時もの如く、フレンドリーにセキュリティの方に話しかけていきます(笑) すると、やはりそこは早朝オープンのクラブとのこと。夜にクラブに来ることが出来ない人にとっては好都合で貴重なお店のようなので、意外と需要があるのかもしれませんね。後でネットで検索してみたのですが、恐らく ONSIXONE という名前の会場のようです。ホームページを覗いたところ、月曜のみ朝から営業しているみたいでした。
Bathing Boxes を見に Brighton Beach へ
さて、Prahran(プラーン)を出発した私たちは、Mornington Peninsula(モーニントン半島)へ向かいます。が、その途中で、ちょっと見てみたいものがあったので、P氏にお願いして立ち寄ってもらいました。
その場所とは、メルボルン郊外で最も有名な観光地の一つ、Brighton Beach(ブライトン・ビーチ)です。沢山のカラフルな小屋が、砂浜にずら~っと並んでいるあの場所ですね!写真で見たことがあったので、実物は如何なものかと気になり、行ってみることにしました。
Brighton Bathing Box Association によれば、ブライトン・ビーチには82戸の Bathing Boxes があるとのこと。もともとの用途としては、その中で着替えたり、ビーチで楽しむための道具や設備を保管したりするためのものらしいです。このようなビーチ小屋はオーストラリア特有のものというわけではなく、ヨーロッパでも広く見られる設備だそう。ヨーロッパからの移民の方々が運んできた文化なのかもしれませんね。
また、ビーチ小屋と言えばブライトン・ビーチという印象ですが、Mornington Peninsula Shire によれば、実はヴィクトリア州にはなんと約2000戸の小屋が存在しているそうです!モーニントン半島内にも沢山あるそうなので、他のビーチでも偶然お目にかかることができるかもしれません。
さて、可愛い小屋の前で写真を撮って満足した私たちは、次の目的地へ向かうため、早々にブライトン・ビーチを後にしました。
Arthurs Seat Lookout と Two Bays Walking Track
次の目的地は、Arthurs Seat Lookout(アーサーズ・シート・ルックアウト)です。Port Phillip Bay(ポート・フィリップ湾)と半島の絶景を楽しむことができる場所で、メルボルン市街からは車で1時間程度で到着できます。
このルックアウトは、モーニントン半島で一番標高の高いところに位置しているそうで、その山頂までは Arthurs Seat Eagle(アーサーズ・シート・イーグル)というゴンドラで行くことができます。ただ、歩くのが好きな私たちは、ゴンドラに乗るだけではつまらないと思ったので、山頂まで続くウォーキングトラックに挑戦してみることにしました。
さて、ウォーキングする気満々な私たちでしたが、肝心の山頂までのルートが不明確だったので、まずはインフォメーションブースへと足を運びました。そして、そこの女性にウォーキングトラックへの行き方を尋ねたのですが、「本当に歩くの?結構大変だと思うわよ?あまりそういう人はいないんだけど…」と、若干困惑のご様子。どうやら一般の観光客で歩いて山頂まで行こうとする人が少ないようで、山頂への行き方を説明した1枚ペラの用紙を渡してはくれましたが、彼女自身は行き方は知らない様子でした。
さて、その行き方が書かれた用紙をP氏と一緒に読んでみたのですが、正直全然役にたたなかったです(笑) というのも、地図とかが一切描かれておらず、全て文字での説明だったので、土地勘の無い私たちには全くイメージが掴めず…。途中の墓地に人がいたので、道を尋ねながら進みましたが、メインの Two Bays Walking Track(トゥー・ベイズ・ウォーキング・トラック)の入口に辿り着くまで、少し苦戦してしまいました。
さて、Two Bays Walking Track(トゥー・ベイズ・ウォーキング・トラック) を真っすぐ上っていくと、途中で脇道が現れるので、Arthurs Seat Lookout(アーサーズ・シート・ルックアウト)方面に行くためには曲がらないといけません。ところが、やはり明確なサインは見当たらず、これまた道が分かりづらい!私たちは偶然通りかかった地元ハイカーの方に教えてもらって、無事 Summit Loop Track(サミット・ループ・トラック) に入ることが出来ました。
その後、Matthew Flinders Cairn を経由して、無事に Arthurs Seat Lookout に到着!ルックアウトからの眺めに関しては、あいにく雨が降りそうな天気になってしまったため、正直、トラックの途中に見た景色の方が感動的でした。尚、頂上のゴンドラ乗場にはカフェもあるので、天気の良い日にはこちらでコーヒーを飲みながらのんびりするのも良いかもしれませんね。
私たちも、本当はこの周辺をもっと散策したかったのですが、飛行機の時間が心配だったこともあり、残念ではありましたが、早々に下山し、メルボルン空港へと向かったのでした。
以上、こちらで4泊5日のメルボルン旅行記は終了となります。途中、投稿に間があいてしまいましたが、お付き合いいただき有難うございました!