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【オーストラリア・パース生活】パースに帰って来たら必ず食べるもの!
長期でオーストラリアに住んでいたと話す際、必ずといってよいほど聞かれる質問の一つが、「オーストラリア料理には、どんなものがあるの?」です。
正直なところ、日本の和食や中国の中華料理などと同列で語れるような、オーストラリアにしかない料理は存在しないように思います。もちろん、フィッシュアンドチップスやミートパイのようにオージー達から愛されているソウルフード的なものはありますし、オージー式BBQ(バーベキュー)も彼らのライフスタイルには欠かせないものでしょう。ただ、これらを『オーストラリア料理』という概念で括るには、やはり少し語弊があるように感じてしまいます。
この部分だけ聞くと、オーストラリアの食文化は貧相で、美味しいものが全く無いかのような印象を持たれるかもしれません。がしかし、そんなことはありません!むしろ、オーストラリアの食文化は多様性に富んでおり、美味しいものが沢山あるんです!
ご存知の通り、オーストラリアという国は、多くの移民によって構成された『他民族国家』です。18世紀末のイギリス人による入植に始まり、金鉱が発見された19世紀半ばにはヨーロッパやアメリカ、中国やニュージーランドからも多くの移民者がやって来ました。さらに第二次世界大戦後は、人口増加や経済復興を目的とした移民政策により、主に欧州系の移民を大量に受け入れます。1970年代に入ると、それまでの『白豪主義』は撤廃され、中東やアジア諸国からの移民も顕著に増え始めました。私が初めてパースに住んだのは2003年なのですが、その頃から比べても、アジア(特にインド系と中国系)や中東系の人達が非常に増えたなと体感しますね。
話を戻しまして…、オーストラリアの食文化は、そんな移民の歴史の影響を受けて発展してきました。各国の本格料理が楽しめるのはもちろんのこと、オーストラリアの風土やその地で採れる食材に合わせて進化した料理、また各国の食材や調理法を融合させて新たに生み出された料理など、オーストラリアの食文化は実に多彩なんです!
これは個人的な感想ですが、私自身、オーストラリアに10年以上住んで、日本食が恋しくなったことは実は一度もありません(値段は高いですが、日本食の食材もある程度手に入りますしね)。むしろ、日本に戻って来てから、「ああ、ラム肉食べたいな」とか「あの店のクロワッサンとバゲットが食べたいな」とか思ってしまいます。値段が高くてもあれば買えますが、無いものに関してはどうしようもないですからね (^^;
というわけで、前置きが大変長くなりましたが、本日は私がパースに来たら必ず食べるもの(つまり私のお気に入りの食べもの)を紹介してみようと思います。まあ、味の好みには個人差がありますので、美味しさを保証するわけではありません。ただ、短期滞在の旅行者さんやオーストラリアに来たばかりの方にとって、その土地の『美味しいもの』をピンポイントで見つけるのは容易なことではないはずなので、少しでも滞在の参考になれば嬉しいです!
①具材たっぷりのサンドイッチ/ロール
日本でサンドイッチというと、食パンにレタスやハムなどの具材を挟んだものを一般的にそう呼びますよね。もちろんオーストラリアでも同じなのですが、パンは必ずしも食パンだけではありません。バゲットやブレッドロールなどを使っているものもあって、具材の組合せも多種多様です!
個人的に好きなのは Continental Roll(コンチネンタル・ロール)ですね。具材は、数種類の肉類(ハムやサラミやプロシュートなど)にチーズ、そして野菜のピクルスなど。実はイタリアの食文化を基に作られた『パース発祥』のサンドイッチロールで、Conti(コンティ)という愛称で親しまれています。
サンドイッチロールは、カフェやベーカリーで頻繁に見かけますが、やはりベーカリーのものが新鮮で美味しいですね。私のお気に入りのお店は、Gwelup Plaza Shopping Centre 内にある Umberto's Bakehouse and Continental Deli です。ここは地元の人でいつも賑わっていて、実際、魅力的な商品が沢山あり目の保養にもなります。
私は一人で1本食べきれますが、サンドイッチロールは大きいものが多いので、ハーフサイズを販売しているところもあります。ハーフサイズが無かったとしても、頼めば半分に切ってくれたりもするので、誰かとシェアして食べるのもありですね。
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具材が沢山でとても食べ応えがあります。
『パース発祥』のサンドイッチロールなので、挑戦してみる価値ありですよ!
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具材の組合せも多種多様。ボリューミーで見た目も華やかなのでワクワクします。
②ベーカリーのパン/ペイストリー
ベーカリーには必ず行きますね。特にフレンチベーカリー!焼きたてのパンやペイストリーは本当に美味しいんですよ!
日本にもパン屋さんは沢山ありますが、『惣菜系』や『お菓子のようなパン』が主流な気がします。一方、こちらではパン(正直、パンと呼ぶのも語弊があるように思うのですが、他に合いそうな日本語が見つからない…)を主食とする食文化を持つ人が多いです。ですので、飾り気が少なく、材料も味もシンプルなものが多い印象です。日本で言うところの炊いた白米や玄米だと思えば、想像しやすいのではないかなと思います。シンプルだけど美味しいですよね!
また、オーストラリアは他民族国家ですから、一言にパンと言っても、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスなど、各国の食文化に合った様々な種類のパンを購入することが可能です。最近では、それこそ日本人の好きそうな惣菜系やお菓子系のパンを取り扱うアジア系のお店も増えてきましたしね。
でも、せっかくオーストラリアに来るなら、日本では簡単に手に入らないパンやペイストリーを食べてみるのも楽しいかと思います。私が特に好きなのは、シンプルな Croissant(クロワッサン)と Baguette(バゲット)です。Sourdough(サワドウ)も良く買います。甘い系だと Almond Croissant(アーモンド・クロワッサン)。特定の店限定で Apple Turnover(アップル・ターンオーバー)もたまに購入しますね。
パースで一番好きなベーカリーは、Willagee というサバーブにある Pelican Croissanterie というフレンチベーカリーのお店です。そのお店のオーナー夫妻はもともと、私たちが住む Scarborough(スカボロ―)というサバーブで Harvest Boulangerie Patisserie というお店を出されていました。本格的なバゲットやペイストリーをお手頃価格で購入できるとあって地元のお客さんから絶大な人気を得ていたのですが、そのビジネスは数年前に手放され、新天地で新たにお店をスタートさせました。
その新しいお店が Pelican Croissanterie です。出来立てのペイストリーがショーウィンドーに並ぶ様は、初期の Harvest を思い出させます。お勧めはやっぱりバゲットとクロワッサンですが、最近食べたグリュイエールチーズを使ったデニッシュがすごく美味しくて衝撃を受けました!
Apple Turnover(アップル・ターンオーバー)に関しては、先ほど紹介した Umberto's Bakehouse and Continental Deli のものが一番美味しいと思っています。他のお店のものも幾つか食べたことがあるのですが、甘過ぎたり、クリームの量が多過ぎたりするんですよね。一方、Umberto's のものは、リンゴとクリームのバランスがちょうど良くて私好みなのです。
ペイストリーはカフェ等の飲食店でも置いてありますが、鮮度の高い焼きたてのパンやペイストリーが食べたいなら、やはりベーカリーのものが一番美味しいと思いますよ!
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こちらのお店のものは、リンゴとクリームの割合がちょうど良くて美味しいです!
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シンプルだけど、見るからにフレッシュですごく美味しそう!
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これ、めちゃくちゃ美味しかったです(食べかけの写真でスミマセン…)。
グリュイエールチーズとモッツアレラを使っているらしく、予想外の味の深さに驚きました。
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商品名を忘れたのですが、こちらもグリュイエールチーズを使ったペイストリーです。
めちゃくちゃ美味しくてリピートしたかったのですが、次に来た時には売り切れでした(涙)
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人気過ぎて焼き上がりと同時に売り切れになることもしばしば!
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昔はハム&チーズクロワッサンも食べていましたが、
やはりシンプルなのが一番美味しいと思う今日この頃。
③ミートパイ
オーストラリアの国民食とも言われるミートパイですが、実は種類が沢山あるんですよ。一般的なのは、Pepper Steak Pie(ペッパー・ステイク・パイ)や Steak and Mushroom Pie(ステイク・アンド・マッシュルーム・パイ)かと思いますが、私は Butter Chicken Pie(バター・チキン・パイ)が結構好きで購入します。
オーストラリアに来たばかりの頃は、学校のカンティーンやガソリンスタンドの売店とかで売っているような、袋に入った既製品を温めたものしか知らなかったので、パイを美味しいと思ったことはありませんでした。そのため、専門店やベーカリーで作られているフレッシュなミートパイを初めて食べた時は、その予想外の美味しさに驚いたものです。重めなので頻繁に食べようとは思いませんが、たまに無性に食べたくなるんですよね。都会に住んでいない限り日本ではまずお目にかかれないので、パースに来たらつい手を出してしまいます。
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④ラムチョップ/ラムシャンク
ラムシャンクは『子羊のすね肉』、ラムチョップは『子羊の背肉(骨付き)』ですね。日本でラム肉は簡単に手に入らないので、パースに帰ったら必ず食べます!!
オーストラリアでは、ラム肉も普通にスーパーで買うことができるので、家で調理することが多いです。ラムチョップは下味をつけてフライパンで焼くだけで、簡単に美味しくいただくことができます。ラムシャンクはいつも赤ワイン煮にしていますが、お肉がホロホロになってとても美味しいんですよ!
ラムシャンクは調理されたものがデリでも売られているので、観光客の方でもテイクアウトして食べることが出来ますね。もちろん、レストランやパブなどのメニューにあれば、外食することも可能です。
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英語だと Lamb cutlets という名前で売られているかと思います。
シンプルに塩胡椒でいただいても良いですし、ハーブやスパイスで味付けしても美味しいです。
ホテルにキッチンが付いていれば、自分で焼くこともできますね!
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『ラムシャンクの赤ワイン煮』は私の得意料理です!
オーブンで3時間ほど煮込むので、お肉がホロホロになります。
⑤バン・ミー(特にローストポーク)
前にも紹介したことがありますが、Banh Mi(バン・ミー/バイン・ミー)もよく食べますね。特に、表面がカリッカリに焼かれたローストポークを挟んだものが大好きです!
パースにはベトナム料理のお店が沢山あるので、バン・ミーは簡単に見つけることができると思いますよ。私のお気に入りは Balcatta というサバーブにある Munch Box Lunch Bar というお店の Crispy Roast Pork です!
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美味しいうえに、ボリュームもあるのでお腹いっぱいになります!
カリッカリにローストされた皮の部分(Crackling)がめちゃくちゃ美味しいんです!
⑥ローストポーク
上記のバン・ミーからの影響か、最近になってローストポーク自体も好んで食べるようになりました。
日本ではあまり見かけないように思うのですが、ローストポークはオーストラリアではかなり定番の料理なんですよね。スーパーのデリセクションなどでも販売しているので、気軽に購入することができます。
是非食べてみて欲しいなと思うのは、Crackling(クラックリング)と呼ばれる部分。カリッカリに焼いた皮の部分なのですが、オージーはこの Crackling が大好きなんです。もう「ローストポークと言えば Crackling!」というくらいに!
カリッカリの Crackling は塩気が効いていてとても美味しいですし、日本ではあまり見かけないものだと思いますので、オーストラリアで機会があったら是非トライしてみて下さい!
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忙しい日はデリを利用することもあって、Roast Pork や Honey Soy Chicken をよく買います。
⑦カフェ料理
オーストラリアは『カフェ大国』としても有名ですよね!この国のカフェ文化の歴史は、イタリア系移民の増加とともに始まりました。先述した通り、第二次世界大戦後、人口増加や経済復興を目的とした移民政策により南欧州からの移民が激増しました。その際、イタリア系移民が母国のコーヒー文化を持ち込み、1980年代以降はイタリア風のカフェが次々とオープン。エスプレッソ文化が根付いた後も進化を続け、オーストラリア独自のカフェ文化が出来上がることとなります。
現在では、街の至るところにお洒落なカフェが立ち並び、コーヒーだけではなく、美味しいカフェ料理をいただくことも出来ます。オージーの朝は早く、ほとんどのカフェが早朝からオープンしており、週末ともなれば家族や友人達と朝食やブランチを楽しむ人でいっぱいになります。
私が最近好んで食べるのは、Smashed Avocado、Cheese、Cherry Tomatoes、Balsamic Sauce(アボカド、チーズ、チェリートマト、バルサミコ)の組合せです。オーストラリアのカフェではよく見られる定番料理ですが、バルサミコの酸味がこんなに美味しかったなんて、何故か今頃になってハマりました(笑) Egg Benedict(エッグ・ベネディクト)もカフェの定番料理ですが、私はベーコンよりも、スモークサーモンやアスパラガスなどのオプションを好んで注文しがちです。
また、ベジタリアンやヴィーガンオプションが充実しているのも、オーストラリアのカフェの特徴ではないかと思います。ベジタリアンオプションと言えど、フレーバー豊かで美味しい料理が結構あるんですよね。私自身はべジタリアンでもヴィーガンでもありませんが、気分によってはヴィーガン料理を注文することもあります。加えて、グルテンフリーやデイリーフリーなどの Dietary Requirements に対応した料理があるのも普通のことなので、色々と試してみるのも面白いと思いますよ!
また、最近では、アジア料理やエスニック料理のエッセンスを取り入れたカフェが非常に多くなったように思います。一昔前は、カフェのオーナーは欧州系の方々のというイメージがありましたが、最近はアジア系のオーナーも目立って増えてきた気がします。メニューや店の雰囲気はウェスタン系だったりモダンだったりするのですが、上手い具合にバランス良く、アジアの食材や調理法を忍ばせていたりするんですよね。食文化というものはこうやって進化していくものなのかというのが見えて、なかなか面白いです。まあ、融合に失敗している店も少なくないので、店選びは慎重にする必要はありますけどね…(笑)
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オーストラリアのカフェでは定番の組合せですが、何故か今頃になってハマり始めました(笑)
フェタ以外にもモッツアレラやボッコンチーニなど、スーパーで買えるチーズの種類も多いので、
自分でサラダを作ってみるのも有りですね!
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カフェメニューの定番、エッグ・ベネディクト。
ベーコンの代わりに、サーモンやアスパラ等のオプションを用意しているカフェもあります。
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こちらのカフェは、オーナーがベトナム系のご夫婦です。
基本は西洋風のメニューですが、バン・ミーやバオもありますよ!
ここのお店の味付けがすごく好みで、しょっちゅう通ってます。
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オーストラリアはヴィーガンメニューも豊富にあります。
私はヴィーガンではありませんが、普通に美味しいのでたまに購入します。
写真のラップは具材が沢山なうえにソース(?)も美味しいので、よく注文します!
⑧ベトナム料理
ベトナム料理屋さんに行く頻度も結構高いですね。オーストラリアでの外食は高いと言われていますが、カジュアルなベトナム料理屋さんでは比較的リーズナブルに食事ができますし、麺料理も充実しているので、「今日は温かいスープヌードルの気分だなぁ」と思った時によく行きます。
パース駅の北側に位置する Northbridge と呼ばれるエリアには、中華街を始め、沢山のアジア系レストランが集中しています。ベトナム料理のお店も沢山あるので(私が知っているだけでも6~7店ほど)、見つけるのはそう難しくありません。
人気なのは老舗の Viet Hoa でしょうね。最近は全然ですが、昔はよく友達と一緒に行っていましたし、母親がパースに遊びに来た際にも連れて行きました。他には Saigon や LiDo にも行っていましたが、P氏と出会ってからは、もっぱら Okay Restaurant の常連になっちゃいましたね。
チェーン店だと Roll'd というお店があり、主に飲食店が集まるアーケードやショッピングセンター内で見かけます(あとは大学内とか)。チェーン店なので若干ファストフード店のような雰囲気があり、旅行者の方には入りやすいかもしれません。ただ、個人的にはやはり個人経営店の方が美味しいと思うので、そちらをお勧めしたいところですね。
あと、私は行ったことがないのですが、シティ側の Barrack Street にある Le Vietnam というお店がすごく美味しいと元職場で噂になっていました。実際すごく人気があるみたいです。ただ、オフィス街近くということで、営業は平日のランチのみですのでご注意下さい。
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ドライヌードルかスープヌードルか選ぶことが出来ますよ。
尚、ローストダックはサイドに付いてきます。
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⑨インド料理
インド料理も、パースに帰ったら絶対に食べに行きます!東京や大阪などの都会に住んでいない限り、日本で本格的なインド料理のお店を見つけるのはなかなか難しいことですからね。
個人的に好きなのは、Saag Paneer という『ほうれん草とチーズのカレー』です(北インド料理の一つです)。野菜の自然な甘みがあり、比較的マイルドな辛さなのでとても食べやすいですし、揚げた四角いチーズがゴロゴロと入っているので、チーズ好きの私にとっては食べた後の満足度がとても高いです。
レストランで食べる際は、スカボロの家から近いこともあって、Innaloo というサバーブにある Punjab Indian Restaurant によく行きます。落ち着いた雰囲気のお店で、何度も賞を受賞しているレストランみたいです。一方、家で食べたい時は Curry Pirates Scarborough に行きますね。ここはテイクアウェイ専門のお店ですが、料理がすごく美味しいんですよ。ボリュームもあるので、いつもP氏と二人で3種類のカレーを注文して、2日かけて食べきります(笑)
少し前に記事にしましたが、East Victoria Park というサバーブにある Sizzle "N" Sambar という南インド料理のお店もお勧めです!ここは最近発見したばかりなので、これから色々な料理を試してみるつもりです。
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前菜のシェアプレート(二人用)
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手前が私の好きな『ほうれん草とチーズのカレー』です。
後ろの方は何の料理か忘れちゃいましたが、
恐らくラム肉のローガンジョシュかコルマだったかと思います。
⑩イタリア料理
歴史的にイタリア系移民の多いパースですから、本格的で美味しいイタリア料理のお店がかなり沢山あります!
カジュアルに入れるお店から、お洒落で高級なレストランまで色々ありますが、P氏と私は、昔から地元民に愛されている家庭的な雰囲気のお店をリピートし続けています。料理もそうですが、その店の人達と会って話をしたりするのも外食の醍醐味なんですよね。
パースに来て必ず行くのは、Doubleview というサバーブにある Al Fornetto Cafe Ristorante é Pizzeria です。先述した通り、温かくて家庭的な雰囲気のカフェレストランで、オーナーさんもスタッフさんもとてもフレンドリーなので話が弾みます。私はピザを頼むことはあまりないのですが、ここでは窯焼きのピザがとても人気みたいです。デザートのティラミスとエスプレッソコーヒーは食後に絶対注文しますね!こちらのお店は、家族連れや大きなグループで来るお客さんも多いので、特に週末のディナータイムは予約した方が良いでしょう。
もう一つ、Scarborough にある La Vela Restaurant が行きつけでした。こちらのお店も昔から地元の人に愛され続けているカジュアルなレストランで、パースに帰ると必ず行っていました。ただ、1年ほど前でしょうか。いつの間にかマネージメント(オーナー)が変わってしまっていて、私が楽しみにしていた味ではなくなっていたのですよね。その時はその変化がショック過ぎて料理の味が入ってこなかったのですが、口コミを見ると今でも人気はあるみたいなので、試しにまた今度行ってみようかと思っています。
また、昔は Mount Lawley というサバーブに住んでいたので、Highgate にある Ischia というお店にも行っていました。最近の様子は分からないのですが、当時と変わりなければ、ここもカジュアルでリーズナブルに美味しいイタリアンが楽しめるお店です。ここは窯焼きのピザが人気ですよ!
Mount Lawley にある Threecoins & Sons も通っていた時期があります(かれこれ10年近く前になりますが…)。店内はイタリア語が飛び交っていて、すごく活気のあるレストランでした。口コミを見ると今でも人気はあるみたいなので、こちらも次回パースに帰ったら、久しぶりに行ってみようと思います。
高級イタリアンということであれば、Floreat にある Prego に行ったことがあります。オージーの間で有名で、P氏から「行ってみない?」と誘いを受けて訪れたのですが、料理は繊細で美味しかったですし、接客も非常に良かったと記憶しています。私は残念ながらお酒が飲めないのですが、ワインが好きな方でしたら、さらに楽しめるのではないかと思いますね!
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イタリアンと聞くとパスタやピザを連想する方も多いかと思いますが、
肉料理も充実しているんですよ!
最後に
以上、今回は『私がパースに来たら必ず食べるもの』というテーマで書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。オーストラリアの食文化のイメージ、少しは変わりましたか?
実際の所、他にも美味しいものは沢山あるのですが、全てをピックアップするのは難しいので、前述の通り、今回は『私が必ず食べるもの(ルーティン化しているもの)』に特化して紹介させていただきました。もし「美味しそうだな」と思ったり、気になる料理がありましたら、是非旅の思い出としてトライしてもらえたら嬉しいです!