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【オーストラリア・パース生活】アイスコーヒー事件勃発

先日、前からよく行くカフェで Iced Coffee(アイスコーヒー)をテイクアウェイしたのですが、予想外の事件が発生しました。

【豆知識①】
オーストラリアでは、Take out(持ち帰り)のことを Take away と言います。とは言え、Take out も To go も普通に通じます。

オーストラリアのアイスコーヒー

オーストラリアのアイスコーヒーが、日本のアイスコーヒーとは全く違う代物であるということは既に有名な話かと思います。

一応、どう違うのか説明すると、日本のアイスコーヒーのイメージが『ドリップコーヒーを冷やしたもの』又は『ブラックコーヒーに氷が入っているもの』なのに対し、オーストラリアのアイスコーヒーは『エスプレッソコーヒーを冷たいミルクで割り、アイスクリームやホイップクリームをたっぷりのせたもの』になります。

アイスコーヒーを注文すると、通常「アイスクリームやクリームはつけますか?」と聞かれるので、自分の好みを伝えます。私はいつも、アイスクリーム付きのクリーム無しでオーダーしますが、両方つけても大丈夫ですし、逆に両方つけなくても全く問題ありません(金額は変わり得ます)。

オーストラリアで Iced Coffee(アイスコーヒー)と言えばコレです!
私はいつも、アイスクリーム付き&クリーム無しで注文します

アイスコーヒー事件発生

その日訪れたのは行きつけのお店で、オーナーとは顔見知りの仲です。しかしながら、その日は新しいスタッフが一人でお留守番をしていました。

その日は大分暑かったので、持ち帰り用にアイスコーヒー(アイスクリーム付き)を注文。受け取って直ぐに車に戻ったのですが、購入したアイスコーヒーを一口啜ってビックリ!

なんと、中身はブラックコーヒー&氷だったのです!(アイスクリーム付きだったので、もはや日本のコーヒーフロート状態)

少し前まで、アイスコーヒーの入れ物は透明なプラスチックのものが一般的だったのですが、最近では環境を考慮した入れ物が出回っており、中身の確認がし難くなりました。それもあって、私も飲むまで気づかなかったのです。

環境を考慮した入れ物がさらに増えてきました
中身が見えないのはちょっと不便かな?


ブラックコーヒーが飲めない私は愕然としました。

と言うより、最も驚いたのは、アイスコーヒーを注文したらブラックコーヒーが出てきたことです。これは、オーストラリアのアイスコーヒーの概念に大きく反します。

私は何故このようなことが起こったのか暫く考え込んでしまいました。私と彼女の間でミスコミュニケーションが起こったのか?それとも、彼女がミルクを入れるのを忘れたのか?はたまた、実は彼女がパースに来たばかりの外国人で、オーストラリアのアイスコーヒーがどういうものか知らなかったのか…?

店内で気づいていたら彼女に直接確認することができたのですが、気づいた時にはすでに車を走らせていたので、残念ながら、真実は迷宮入りしてしまいました。単なる彼女のケアレスミスであれば、この一回限りのことなので事は大きくなりません。しかし、彼女がアイスコーヒーの正しいレシピを知らないでいたとしたら、これはお店としても大変なことです。個人的には、前者であっていて欲しいところです。ちなみに、ミスコミュニケーションの可能性は大分低いです。なんせ、「アイスコーヒーいただけますか。アイスクリーム付きでお願いします」としか言わなかったので。

けれども、他の国からの労働者が増えると、こういう問題も発生してしまうのかもしれませんね。もし自国に同じ名前の商品が別の形で存在していたら尚更です。オーストラリアではトレーニング等はあまりせずに現場に立たせることも多いので、ビジネスオーナーとしても気を付けないといけませんね。

オーストラリアのカフェで働こうとしている日本の皆さんも、どうぞお気をつけ下さい( ´艸`)

ちなみに、私が受け取ったブラックコーヒーは、自宅でP氏がオリジナルのアイスコーヒーに蘇らせてくれました。無駄にならなくて良かった!P氏ありがとう!

P氏が作り直してくれたアイスコーヒー
めちゃくちゃ美味しかったです!


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