野菜や果物の農薬について考えていますか?
この記事は、野菜や果物の栽培に欠かせない農薬について書いています。
何気なく価格や産地だけで決めてしまいがちな、野菜や果物。
この機会に、農薬についてを知り、食卓に並べるものをオーガニック商品にしてみましょう。
Photo by Iñigo De la Maza on Unsplash
農薬の役割とヒトへの影響
野菜や果物の栽培時に、なぜ「農薬」を使用するのでしょうか。
それは作物を虫害や紫外線、病気などから守ることができるからです。
しかし、農薬を使用することで、野菜や果物は抗酸化成分をつくる必要がなくなってくるのです。
人体に入った農薬はすぐに影響を及ぼすわけではありませんが、蓄積するとめまい、かぶれ、吐き気などの症状がでる可能性があると言われています。
中には、発ガン率を高めるものもあるのです。
「オーガニック=無農薬」という誤解
「オーガニック」と「有機栽培」は同じ意味であるが、これらの表記を見ると、農薬や化学肥料が使われていないと思うかもしれません。
残念ながら、日本ではその認識は間違いのようです。
なぜなら、オーガニック商品にはいくつかの農薬の使用が認められているからです。
とはいえ、通常の農作物にくらべて、使用されている農薬の量は少ないので、オーガニック商品の方が体に良いと言えるでしょう。
オーガニック商品を選び分ける
健康意識が高まってきて、野菜や果物のオーガニック商品をえらぶ人が増えてきました。
しかし価格は通常のものより高くて、全てオーガニックにするのは経済的には厳しいのも事実です。
それならば、残留農薬が少ないものを通常の商品にして、残留農薬が多いものをオーガニック商品に切り替える。
食材によって差がある残留農薬を元に検討してみてはいかがでしょうか。
残留農薬が多い農作物
いちご
ほうれん草
すもも
りんご
ぶどう
桃
さくらんぼ
洋ナシ
トマト
セロリ
ジャガイモ
ピーマン
(多い順)
残留農薬が少ないもの
アボカド
スイートコーン
パイナップル
キャベツ
玉ねぎ
えんどう豆
パパイヤ
アスパラガス
マンゴー
なす
メロン
キウイ
カリフラワー
ブロッコリー
(少ない順)
参考にした書籍紹介
本を書いたのは、オーストラリア出身で日本在住の エリカ・アンギャルさん。
「どんな高価な美容液やクリームを使っても、食べるものや食べ方が間違っていたら、キレイになることはできません」
まとめ
家庭でよく食べる野菜や果物は何ですか?
残留農薬が多い農作物を定期的に食べていると少しずつ蓄積され、何かしら心身に影響を及ぼす可能性があります。
まずは、上記の残留農薬が多いもの1つ2つをオーガニック商品に変えることから始めてみましょう。
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