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RUIVOS創業1年目の振り返りと2年目に向けて
2023年12月に創業し、10月決算を迎えたRUIVOS Technologies。おかげさまで創業1年目を黒字で終えることができました。これまで支えていただいた多くの方々に感謝するとともに、創業1年目の出来事や学びを振り返りたいと思います。
特に、これから創業を目指す方にとって、少しでも参考になる内容であれば幸いですし、RUIVOSを応援してくださる皆さまにも、私たちの成長を共有させてください。
Good:やってよかったこと
1年目の行動で、本当にやってよかったこと。もう一度創業しても、迷わず同じ選択をするだろうと思えるポイントをまとめました。
1. 創業融資800万円満額で借りられたこと
実際に口座の残高が800万円を下回ることはありませんでしたが、キャッシュがあることの安心感は計り知れません。「もし仕事を失っても○ヶ月は大丈夫」というラインがあることで、迷いなく攻めの判断を下せたのが大きな支えになりました。
2. freee○○への費用を惜しまなかったこと
freee会社設立、freee会計、freee人事労務、freee販売管理と幅広くサポートしてくれたfreee。本当に助けられました。特に会計面や人事労務面では初心者の私でも直感的に操作でき、正確に管理できたことが心強かったです。
3. 設立や採用手続きを自らやり切った経験
法務局や税務署、年金事務所、労基、ハローワークなど、これまで足を踏み入れたことのない場所での手続き。税理士や社労士などの専門家に依頼すれば済むことですが、自分でやり切ったことで創業のリアルを深く知り、会社運営への自信を得ることができました。
4. 渋谷を創業の地に選んだこと
渋谷は行政施設が集約され、法人設立や支援も充実している場所です。また、シェアオフィスやバーチャルオフィスも豊富で、創業者としては大変恵まれた環境でした。
5. 適切な役員報酬の設定
創業まもない頃は、一度設定した額を12ヶ月払い続けるなんて想像もつかなかったものの、前職の報酬から極端に減らすと税金の支払いすらままならない...という悩みの中、えいやで設定した役員報酬でなんとかやりきれました。
6. 創業時のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をnoteに記録
創業時の情熱を言葉に残しておけたことは大きな財産です。会社の核となる価値観を明確にしておくことで、事業の軸がブレることなく進められています。
7. Microsoft for Startups Founders Hubへの申し込み
インフラ費用の削減や周辺サービス(miro、GitHubなど)の無償利用が可能になり、大変助けられました。スタートアップにとっては非常に魅力的なプログラムだと感じます。
8. MacBook Airの採用
WindowsかMacかで悩みましたが、慣れ親しんだMacBook Airを選択。結果的に、開発作業にも十分対応でき、ストレスフリーな環境を構築できました。また、官公庁のシステムでMacが使えないという話をよく聞きますが今の所私の場合は特に不自由なくできています。
9. 優秀な社員を採用できたこと
とにかく優秀な社員を採用できたことが最大のgoodポイントだと思います。縁の巡り合わせに感謝!
Goodまとめ
創業1年目は、とにかくやることが山積みですが、それを楽しむ気持ちが成功を引き寄せると感じました。会社設立ゲームのように一つ一つのミッションをクリアする感覚で取り組んだおかげで、成長の実感と多くの学びを得ることができました。
Motto:もっとうまくやれたこと
もし1年前に戻れるなら、改善したいことを挙げてみます。
1. 税理士さんとの契約時期
2024年5月に契約しましたが、経理はfreeeで十分対応できていました。必要性を感じたのは決算直前だったため、もう少し遅い契約でもよかったかもしれません。
2. 自社プロダクト開発の遅延
当初予定していた年末リリースが遅れています。ただ、焦らず中途半端なプロダクトを避けるためにも、来春の完成を目指して全力で取り組みます。
3. 創成助成事業の落選
この1年で一番悔しかったのはこれかもしれないです。5時間くらいかけて指定フォーマットに事業計画書をかいたのに、理由も記載されないまま落選通知を受け取りました。
悔しいので再挑戦をやるつもりですが、実は先にこっちを進めた方がよかったのかもしれません
特定創業支援等事業による支援を受けたことの証明書について
ということで、さっそく「創業者面談事業(主催:株式会社OCL)」に申し込んでみました
Mottoまとめ
頑張って捻り出してみたものの、正直「もっと!」と言えることは少なかったです。全体的に良い1年だったな、と感じます。
Try
2期目で挑戦したいことを優先順位順に挙げます。
RUIVOS Technologiesへの信頼獲得:「あの会社に任せればプロジェクトが成功する」という評価の確立
自社プロダクトの公開と実戦投入
社員の増員(+3名)
黒字経営の継続
10人規模に耐えられるオフィス契約
現在は私を含めてたった2名の会社ですが、着実に成長し、より多くの方に信頼される存在を目指します。売り上げ規模の拡大は評価の物差しとしてどうしても必要ですが、目指すのは売上ではなく中身。そして、その中身を売上という数字で評価してもらい、良いモノづくりをしていきたいと思います!
最後に
Goodからどんどん尻すぼみな記事になってしまいましたが、それだけ創業元年は良いことだらけだったということとさせてください笑
それでは今後とも応援、よろしくお願いいたします!