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ビジネスは大衆受けする人と本質がわかっている人どっちが向いてる?

こんにちは。
倉地類人です。

今日からnoteを
始めてみたいと思います。

ということで早速ですが、
さて、今日は、

起業家は、
大衆受けする人と
本質がわかっている人、
どっちが向いているの?

というテーマで
書いていこうと思います。

これまでたくさん起業家さんを
見てきましたが、
起業家さんって、
大きく二種類にわかれると
思うんですよね。

一つは、

大衆受けする人

もう一つは、

本質をわかって
もらって支持を得る人

です。

大衆受けする人は、
"大衆受けする商品" を
扱っている傾向があって、

本質をわかってもらって
支持を得る人は、
"本質がわかる人向けの商品" を
扱っているなんて
傾向もありますね。

なぜかこの中間をいく人が
少ないのが面白いところで、
しっかりとそこは
分かれていたりします。

そしてそれぞれで、
ジレンマを持っています。

大衆受けする傾向が強い人は、
大衆受けするから、
人はたくさん集まるんだけど、
高額の商品を販売できない
というジレンマ。

本質をわかってもらって
支持を得る傾向が強い人は、
今度は逆に、
多くの人に広がっていかないという
ジレンマを持っています。

「じゃあどうすりゃいいんだ!」

ということなんですけども、
お互いを補い合えれば、
一番良いわけで、だから、

"大衆受けする人"には、

"本質を付くような
高額の商品" 

"本質をわかってもらって
支持を得る傾向が強い人"

が、作るお手伝いなんかをしていて、

逆に、

”本質をわかってもらって
支持を得る傾向が強い人"

は、

"大衆受けをする傾向が強い人"

から、

"自分や商品を
広げるための集客法"

なんかを
習っていたりして、

互いにそこにビジネスが
発生していたりするところが
面白いところです。

かくいう僕は、
どっちのタイプかというと、
全く大衆ウケするタイプではなく、
本質をわかってもらって
支持を得る傾向が強いらしく
(自分で言っちゃうけど)
大衆受けする人たちから、
お金を払っていろいろと
学んでいたりしてますよ。

大衆受けする人は、
すごいですね。

「なるほどなー、
そうやって多くの人から
支持を得てるのかー!」

っていつも、
感心させられますもん。

僕にはそういう
発想自体がない。

まったく大衆受けしない
僕からすれば、
目から鱗の考え方、
手法をいつも教えてくれるので、
そういう人たちから学ぶのって、
いつも楽しいんですよね。

まあ、その手法を僕が
真似できるかというと、
なかなかできない
部分もあるんですが。
youtuberとか絶対無理(笑)

でも、逆もあって、
僕みたいなタイプの人が、
大衆受けする人に、

「ここをこうやったら、
高額の商品を販売できますよ。」

とか、

「○○さんの本質はここだから、
その部分をアピールしていったら
いいですよ!」

とか言うと、

「その視点はなかったなー!」

といったぐあいに、
感心してもらったりします。

さて、僕はクライアントさんの
商品を作ったり、
ランディングページを作って、
ネット広告に出して売ったり、
そういう仕事をしています。

ネット広告を使って、
集客するには、
ある程度、大衆受けする
コンセプトが必要ですし、

集めた人にある程度の
高額商品を販売するためには、
本質をわかってもらう必要があるので、
どちらも必要になるのですが、
じゃあ、どっちから、
身につけたら良いのでしょうか?

そもそも、

"大衆受けする人が本質を手に入れること"

と、

"本質重視の人が大衆受けされること"

これはできるのでしょうか?

結論から言うと
これはできるんですね。

だって、まったく大衆受けしない僕が、
クライアントさんの広告を
ばかばか大衆受けさせてますから。

一番まずいのは、

「私は大衆受けしないタイプだから、
本質だけを追求していこう!」

「私には本質を
わかってもらうことは
できないから、大衆に
どんどん迎合していこう!」

とお互いのタイプで、
意固地になることだと思いますね。

こうなるとビジネスが
なかなか大きくなっていきません。

ただ、社会ってこの二つの
タイプで分かれて
固まって存在してません?

そしてその二つの
タイプ同士で争う
物語を見ると、
面白いと感じてしまう。

楽しい人← →暗い人
人気者← →人望者
きつい人← →優しい人

ドラマの世界では日々、
そういった相反する者同士での
争いを描いています。

僕の好きな漫画が
美味しんぼなんですが、

主人公の山岡士郎さんと、
宿敵、海原雄山尊師が、
究極対至高スパゲッティ対決で、
争うわけですよ。

それで、士郎さんはね、
蟹の身のたっぷり入った、
カニスパゲティを
究極のメニューとして
出したわけです。

するとですね、雄山大先生が、
トマト以外何も入っていない
どシンプルなトマトソースの
スパゲティを披露。

審査員は思わず、

「これぞ本物のスパゲティだ!」

と唸ります。

それを聞いて士郎さんは、
意気消沈。

「ぬははははは!
哀れ!士郎!
お前はまた大事なものを
見落としよって!」

とかなんとか言って、
雄山は士郎さんを
これでもか!と
しいたげるわけですが、
この勝負の結果が面白いんです。

審査員の評価は
なんと引き分け。

ここで雄山先生、
黙って立ち去ればいいんですが、
そこは暴君雄山、
審査員の見る目がない!と
言わんがばかりに、

「貴様のスパゲティは、
審査員に大衆受けしたに過ぎん!
お前はスパゲッティを
まるでわかっておらん!」

という捨て台詞を吐いて、
その場を後にするわけです。

審査員を大衆呼ばわり(笑)

漫画として面白いですよ。

スパゲッティの
本質を見抜いていた
俺の勝ちだとでも
雄山は言いたんでしょう。

大衆受けのスパゲッティなど
作りおって情けないとでも。

でもね、クライアントさんの
商品を作ったり、
広告を出したり、
プロモーションを
担当する僕からすれば、
これは士郎さんの勝ちですよ。

だって、蟹のスパゲティの方が、
うまそうだもん。

そりゃ、雄山のトマトスパゲティは
さぞかしこだわりのトマトと、
絶妙な茹で加減なんでしょう。

でも、それ伝えるの
難しいですってば。

こういう起業家さん、
多いんですよ。

「自分は本物だ!
食べてもらえりゃわかる!」

的な。

でもそれは雄山だから
できる芸風だし、それじゃあ、
なかなか伝わらないっすよ。

まずは大衆受けしないと。

雄山のパスタは、
そりゃさぞかし本物の
トマトを使ってるのかも
しれませんけど、

トマトしか入っていない
シンプルすぎるスパゲティを
世間の人が、
まずは手に取ってみようとは
なかなかなりませんよ。

だから最初は蟹を使って、
いかにも美味しそうに
見えるスパゲティに
興味を持ってもらうことだって
必要なんですよね。

審査員は正直ですよ。

引き分けですから(笑)

本質をついていたものであっても、
食べたり評価するのは
普通の人ですからね。

士郎さんは普通の人のことを
考えて蟹のスパゲティを作った。

僕は士郎さんを支持します。

あの回を読んで、
士郎さんを応援しているのは、
僕だけかもしれないですけどね。

あ、僕は雄山の
プロデュースはしませんね(笑)
めんどくさそう。

と、話はずれましたが、
何が言いたいかというと、
互いの違うタイプで、
どちらが正しい正しくない
と意固地になるのは、
起業家としてはやめた方がいい
ということです。

起業家としてビジネスを
大きくしたいなら、
行うべき順序はこれだと思います。

大衆受けから入って

本質を知ってもらう

これまでさまざまな商品を
作ったりプロデュースしてきましたけど、
この流れが綺麗に作れた
起業家さんは売れます。

僕がお手伝いする起業家さんは、
大衆受けする人、
本質を重視する人、
どっちもいらっしゃいますが、
どちらのタイプでも、

大衆受けから入って

本質を知ってもらう

この流れで作ります。

特にネット広告で
入ってきてもらうためには、

"大衆受けから入って"

が大事ですね。

蟹のスパゲッティで、
世間の人にスパゲッティの存在と
素晴らしさを知ってもらった後、

どシンプルな本質をついた
トマトソースのスパゲティを
提供してこそ
ビジネスは完成します。

士郎さんと雄山の
二人が手を組めば、
最強なんでしょうけどね。

まあそれだと漫画が
面白くないか。

でも、ビジネスでは、
仲良し士郎さん雄山コンビで、
いきたいものですね。

士郎さんが大衆に
広めた後、雄山が、

「ぬはははは!」

とか言いながら、
現れるのが
一番効果的ではないでしょうか。

ということで、
何かしらの参考に
してもらえたら幸いです。

ならないか(笑)


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