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巨大タコ「オクトパス」現る
ゲーム&ウオッチを語る上で欠かせない作品の一つが「オクトパス」!
オクトパスはキャラクター、ゲームデザイン、テンポの良さのどれをとっても素晴らしく大好きなゲームです。
当時はハマりすぎて画面の半分以上を占めるトボけた顔をした巨大タコの触手に何人犠牲になったか数えきれません(笑)
オクトパスは巨大タコの触手をくぐり抜けて海底に眠る財宝を手に入れて船に戻るのが目的ですが、演出が面白く潜水夫が船に戻るとその手に入れた宝の袋を何回も高々と持ち上げて喜びをアピールしたり、巨大タコに捕まった時の足をバタバタしたりと見ているだけで楽しいです。普通ミスをしたらミスマークの表示が付いたり本人が復活するゲームが多い中、別の潜水夫が船の上でちゃんと待機していてやられたら次の人に変わっていくのも面白い演出でした。200点、500点になった時に人が増えるのですがあくまでも次の人を補充という感じです。
本体自体もワイドスクリーンになりシンプルなカードデザインはそのままに画面がより大きく見やすくなって金色に輝くその姿はまさに芸術作品。この後に発売されるマルチスクリーンはよりゴージャスになりましたが、その分携帯性が薄れてしまったのである意味このオクトパスのワイドスクリーンが「ゲーム&ウオッチ」の完成形だと自分的には思っています。(去年復刻したスーパマリオのゲーム&ウオッチもこの形なので)
キャラクターデザインは大乱闘スマッシュブラザーズにも出ているMr.ゲームウォッチの生みの親でもある加納誠氏。当時、任天堂クリエイティブ課に所属していて殆どのゲーム&ウオッチのキャラクターを描いた凄いお方です。(余談ですが一昨年の某プロジェクトで初めて加納さんにご挨拶をさせて頂いた時は少年時代の自分に自慢したいくらい凄く感動しました!)
今回写真を撮るためにオクトパスを引っ張りだして久しぶりにやってみたら917点出せました。カンストまでもう少しだったのですが集中力が切れました…。
因みにオクトパスは実機でやるのが一番ですがゲームボーイ・ギャラリー1にも入っているのでゲームボーイはもちろん、スーパーゲームボーイを使ってTVで遊ぶ事も可能です。
今やっても面白く色褪せないオクトパスの話でした。
To be continued...
2021年6月7日 ルイレイ