Ruiの自己破産時代〜番外編〜【ガールズバーでの散財】
以前の記事が気になる方はこちら
・・・・・人生経験マガジン、追加でございます。
このマガジンではアパレル販売員から起業塾詐欺・自己破産、そして復活までを描いたストーリーをコンテンツ化していますが、実は「番外編」が存在します。
タイトルの通り、アパレル販売員から起業塾詐欺・自己破産、復活までの中で直接関係ないけど途中で起こったガールズバーでの出来事について語っていきます。
時系列的には、
この記事と、
この記事の間になります。
1.運命の出会い
■2017年9月5日
2016年9月に、「あ、オレって詐欺にあったんだ・・・」
と絶望に浸ってマンホールの下の下水道に閉じ込められた感覚になってから2017年9月5日に初めて仕事に就き、その帰りの最寄りの駅で全ては始まりました。
近くにガールズバーができたそうで、キャストの女の子が立っていたのですが、いわゆる「雷が落ちたような感覚」「ビビッときた」「体に電撃が走った感覚」ということなのですが、普通のソレとは違うのです💦
明らかに「馬鹿だろ」「これからハマるじゃねーかww」「疑似恋愛疑似恋愛🎵」「金ズル金ズル🎵」と言われてもおかしくないのですが、ただの運命の出会いではない、それもただの一目惚れや付き合いたいというものとも違う・・・
昔あったことある?前世であった?など、なぜか10000年前の記憶が蘇るような感覚に陥りました。
そもそも、このガールズバー、ポケパラという夜の店のポータルサイトがあるのですが、
ここで少しお店の存在は知ってたんです。
そこで、顔が隠れて見えなかったものの、ランキング一位で「たまみ」という、「あ〜、この子絶対可愛いだろうな〜😍❤️」と思う子がいたのです。
で、本当に運命なのか、駅で会ったその子が席について「よろしく〜🎵」といいながら「たまみ」と書かれたネームプレートを置かれ、「え!?たまみんジャン!ポケパラ見たよ!」とびっくりしながら話し始めたのを鮮明に覚えています。
そして、「昔あったことあるよね?」「前世が〜」「前世で子供の時、兄妹で、たまみんに自転車教えてもらったことある!」「結婚式海でやったけど指輪渡さなかった!」「デートはほとんど家かラーメン屋。」「クリスマスとか正月とかもずっと家で過ごしたww」
という謎の発言を連発・・・
もちろん「何それ〜🎵」と笑い飛ばしていましたが、そのあとも、喋らずずっと顔を見つめていて「もうなんか見てるだけでいい。ただそばにいてくれれるだけでいい✨」というまたも謎発言で「いやもう私ただの置物じゃん!」「そんな見つめられたことないよ?」「なんか面白い話ないの?」とツッコミが入り、ただただまともな話もせず店を後にしました。
2.スピリチュアルと虚無感と追おうとする気持ち
■2017年10月〜12月
運命的な出会いから1ヶ月、彼女はあまり出勤しなくなりました。
会ったのは2日。
この期間は、彼女がいないのにも関わらず、他のキャストと店に入り浸り、彼女についてひたすら聞きまくったりしてるうちに店のキャスト全員と仲良くなってしまっていたのですww
「家は?」「彼氏は?」「好きな食べ物は?」「嫌いな食べ物は?」「今何してるか知らないの?」「店ではどんな子なの?」「交友関係は?」
もはやストーカーですよ💦
しかも本人に聞くべきことを他のキャストに聞くという迷惑っぷり。
そしてこの彼女にビビッときた現象や、前世であったことがある現象を、実は”ツインレイ”というスピリチュアル的なことだったと判明。
”ツインソウル”や”ツインフレイム”と呼べるタイプもあるそうだが、YouTubeやブログを漁って見た結果、”ツインレイ”が一番当てはまった。
そんな話をしているうちに、実はもう彼女は既に店をやめているということが判明。
11月くらいか。
しつこい僕に対して、いよいよ他のキャストの女の子たちが本当のことを話し始めてくれました・・・
「他の女の子は知らないし、私はたまみさんと仲良かったから聞いたけど、誰にも言わないでね?それ約束できるなら教えてあげるよ。」と言われ、色々と痛い話も希望のある話も聞きました。
「まず、たまみさん今板橋のガールズバーにいるよ。で、彼氏は普通にいるし個人投資家でボンボン。前にきたことあって話したことあるけどいい人だったよ。年下だってさ。」
「それと、るいるいのこと怖いって言ってた。そりゃあそうだよね。最初からたまみんのこと知ってるよ?懐かしいよね?なんて言われたらなんだコイツってなるでしょ。」
「本当にたまみさんのこと好きで大切に思ってるならもう追っかけるのやめな?絶対付き合えないし、るいるいはるいるいで自分のこと頑張りなよ。色々大変なんでしょ?自分磨いて今の状況なんとかしてからにしな。」
・・・・・それを聞いて、一時引くことに。
そして、スピリチュアル動画をみた限りではまた会えると言ってたのでそれを信じて待とうと。
3.運命の再会
■2018年6月〜2018年10月
最寄り駅付近で、いつものキャストと挨拶。
「たまみさん戻ってきたよ・・・」
しばらく時とまりましたよね・・・
しかも自分がふわふわしている感覚です。
スピリチュアルについて話してたことが本当になったことに驚きを隠せなかったり、ただただ不思議だったり・・・
その時からお店のHPをまた見始めたのですが、名前が乗ってる・・・
「会いたい」「会わなきゃ」という強い気持ちはありつつも、すごい緊張したし、何言われるんだろうと、不安という気持ちも強かったです。
7月、挙動不審になりながらもいざお店へ。
・・・・・・
たまみん「久しぶりーーー!!!元気してたぁ〜?🎵」
Rui「う、うん・・・」
たまみん「あんま変わんないねーww」
Rui「そかwwたまみんはすごい大人っぽくなったね☆」
たまみん「スナックでママやってたからね🎵」
Rui 「そうなんだ。すごいね☆」
たまみん「・・・てかどうしたの?wwなんでそんな暗いの?」
Rui「いや・・・ほら、たまみんにも他の子にも迷惑かけちゃったから。」
たまみん「知ってる聞いたwwそれ気にしてたからキョドッてたの?」
Rui「うん・・・だって。」
たまみん「別に気にしてないよ?wwだって私の情報知って会いにこうとしても会えなかったし何もなかったでしょ?そりゃあプライベートでいきなりバッタリあって声かけられたらキレるけど、見かけることすらしてないなら私は何にも迷惑かかってないからね。」
Rui「そっか・・・たまみんはすごいね。あんなにひどいことしてたのに。」
たまみん「だから別に何も迷惑かかってないし、もうわけわかんないことしてないでしょ?」
Rui「うんまぁそうだけど・・・」
たまみん「でしょ?🎵はい、もうこの話終わり!何のむの?」
Rui「赤ワイン🎵」
たまみん「了解☆で、ロシアンルーレットでもやる?てかカラオケは?」
・・・・・・・・・
そんな調子で完全に彼女にリードされまくり、ロシアンルーレットでは2つわさびが入ってるたこ焼きを見事に2つ僕が当てて、辛そうな僕の顔を見て目の前でケラケラ笑われましたww
そんな調子で以前会っていた時のような関係に戻り、時間を見つけてはまた通い始めてお互いのことを話したりしながら、楽しい時をともに過ごしました。
4.運命の別れ
■2018年11月
そのまま変わらぬ時を過ごしてもよかったのですが、もう完全に僕が悟ったのです。
「もう無理だ・・・このままいても彼女との距離は全く縮まらないしそんな気配もない。」
それに、彼女が戻ってくる前に、他のキャストの子と話していたスピリチュアルなことも言ってない。
素直に好きだと、付き合いたいと思っていたということ、本人に聞けば良いはずのデリケートなことを全て他のキャストの子に聞いていたことも、全部話してない。
もちろん、これを話したらそれこそ完全に嫌われ、怒られてもう修復不可能な関係になることもわかってた。
彼女も、自分もお互い相当嫌な気持ちになることも・・・
でも、もう無理なので、彼女を困らせることになったとしても、黙ってる方が辛かったし、このままズルズルする方がお互いにとって不幸だと思ったので言いました。
・・・・・・・・
案の定、
「そんなことは関係ない」
「私が誰と結婚しようが自由じゃない?」
「そんなの自分が悪いじゃん。」
「ただ自分がスッキリしたいだけでしょ?」
「よくきてくれて一緒に楽しんでもらうのは嬉しいけど、私はお金のためにやってるから、プライベート的な付き合いはありえない。」
「もう戻ってきて最初に会った時話したし、これ以上気にしても仕方ないから今まで通りにしてたの。」
「勝手に自分で告白して勝手に落ち込むとか意味わかんないし。」
「なんであの人(他のキャストの子)のこと信じたりするの?嘘つきなのに。」
とこっぴどく叱られ、もう戻れない関係に・・・・・
この日は最終の朝5時までいたため、タイミングよくお帰りの時間になり、店を後にしました。
後日、他のキャストに、
「ついに彼女にスピリチュアル的なことも、みんなと話してたことも話して、自分の思い伝えたよ。こっぴどく怒られて、もう会えないところまでに言っちゃった。」
と報告したら相当心配してくれました。
もう完結したから、店自体ともお別れだねと、言ったら
「寂しいけど、仕方ないね・・・私も今月で辞めるの・・・」と。
色々深すぎる出来事だったので、(完全に大迷惑しかかけてない)最後、その子は泣きそうになってましたが、その子とも、彼女ともお店ともお別れという事で、ドラマのようなお別れの仕方をして店を後にしました。
この11月前半以降、本当に行かなくなりましたね。
僕の誕生日は11月17日で、それまで黙っておけばよかったと思ったのですが、それはそれで悲しかったし、彼女には関係ないので告白しました。
今思えば、この出来事は一体何だったんだろうと、現実に戻り我に帰りました。
まるで異世界にいた時のような出来事です。
結局、答えも何もかもわからないまま幕を閉じました。
今、彼女は何をしているのかわかりませんが、幸せでいることをただただ願うばかりです・・・
彼女やお店の皆さんには、謝罪の気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、心から良い思い出をありがとう。
〜P.S〜
スピリチュアル的な出来事も、謎の運命的な感覚も、彼女のことも、結局全てがファンタジーでしたが、人生にはこんな寄り道もあるんだなと。
”ツインレイ”とか自分であれほど熱弁していたのにも関わらず、結局よくわからなくなりましたが、この情報だと、今世では1つにならずにお互い別々の道をいき、永遠にお別れの結末なんだそうです。
<この時代で得られたこと>
・ビビビ!の感覚は確かに運命を感じるが基本ファンタジー
・ツインレイというスピリチュアルはよくわからないし側からしたらただ痛いだけ
・自己研鑽が必要
・自分が彼女に追いついてないのか、彼女が自分に追いついていないのかよくわからない
・彼女と会うことで光を感じる時もあるが、闇を感じる時もある
・自分の今すべきこと、嫌なこと、解決しなきゃいけないことから逃げずに向き合わなきゃいけない
・自分を幸せにしなければ誰かを幸せにすることはできない
・自分を幸せにできるのは自分自身のみ
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