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僻地の僻は まともでない。 そんな感じで 僻地の教室。
気の動きに 未来の先見。 そんな感じで 易者の屋敷。
またひとり もうひとり 息が続かない。 そんな感じで 山あいに 深刻化する 村人の欠如。
愛や友情 成功と挫折。 そんな感じで 茅葺屋根の下 推察できる 共同生活。
寺院の消失も 薄暗い中 修行は続く。 そんな感じで 雑念を去り 悟りを開く。
そよ風に なびく髪は 遠い彼方。 そんな感じで 山の中腹に 人影の消えた 生活の痕跡。
皇国に捧げた 亡霊彷徨う 山の奥深く。 そんな感じで 在郷軍人の家。