義務教育を終えた人に知ってほしい話
なんとなく大学進学をして、今年卒業する私(RUI)が中学生の頃に知りたかった人生観の話
@公立の中学と高校の違い
大学卒業する今は、高校の頃の弱々しくて周りを気にして自分を出せていなかった頃と大きく変わりました。
自分のお好きを表現できて、良い仲間にも恵まれました。
高校は同一学力の人が集まる特殊な環境だと改めて感じます。
日本は多くの人が受験を1回はするのではないでしょうか。
親もそうだし、塾の先生も、学校の先生もみんな受験の世界で生きている人だから、それ以外の生き方をあまり知りません。
子供は知らないことが多いから、その意見をそのまま吸収していきます。
でも実は受験しなくてもいいかもしれないし、受験に失敗したから人生のダメレッテルを貼らるわけではありません。
公立の小・中学校や大学はクラスメイトに多様性があります。だからもし高校息苦しいと感じる時は特殊な環境だよと知っていて欲しい。
高校だけは地域から似た学力の人が受験というテストを通過した、同じポテンシャルがある程度ある人しか入れません。
それゆえ、各中学校から似た考え方の人が集まる傾向があります。
ある意味多様性が少ない環境が出来上がる上、受験競争に勝ったから入れた高校では自分は上位の成績を収めれないかもしれない(だってみんな、スタートラインはほぼ一緒だもの)
@高校の頃の劣等感
私が通っていたのは自称進学校とも言われる、偏差値が平均よりは高いけど、天才的というわけではないポジション。
みんな中学でオール4とか取るくらい真面目に勉強してきた人が多いんじゃないかな。
自分はある程度やれば、ある程度の成績を取れると今まで優越感や自信があった人も挫折感を味わうかもしれません。
高校は比べても自分よりちょっと上の人はたくさんいるし、手を抜いたら置いていかれる。人と比較しない人は気にしないかもしれませんが、人と比較したり、自己肯定感が低い人はちょっと劣等感を感じてしまいやすい環境かもしれません。
本当は人と比べてもしょうがないって今ならわかるんですけど、
当時は視野が狭く、相談できる聡明なメンターもいなかったので苦しい。
親に話してもあまりわかってもらえないと、結局一人で色々抱えていました。
ドク親のあれやこれ:親って同級生と同じで、大人だから完璧というわけではありません。もし考え方がどうしても合わないなら、いいな・参考にしたいなと思う人を他に探しにいけばいいのです。
もしかしたら、普通科の学校に行った人は、
他にやりたいこともないしなーとかなんとなく目指した人も多いかもしれない。
親や学校の先生に高校は卒業しなさいって言われたとか。
でも実はそれ以外の選択肢がないわけではない。
海外留学してもいいし、
専門学校に行ってもいいし、
何してもいいのが人生。決まったレールはないの
でも10年しか生きていない自分がわかる世界の範囲は狭い
だから考える期間として、学校に通うのはいいなと思う。それも一つの選択肢
でも高校を卒業したらどうしていきたいですか?
なんとなく高校受験した人はもしかしたらなんとなく大学受験をするかもしれない。
特に進学校など、学力がある程度高いところは挫折感を感じやすいし、同じ似たり寄ったりな人が多くいる感じがするし、進学以外目にない人が多いと思う。
だから周りに負けないように、大学の偏差値で負けないように、劣等感を感じないようにまた偏差値の競争に勝とうとする。
実はちょっと習い事や趣味で外の世界に出てみるともっと面白い自主的な世界が広がっていくし、多様性のある環境を持つのも大事な経験ですよ!
受験マラソンが絶対唯一の正解に盲目的になるかもしれないけど、
人生はなんのために生きていると思いますか?
自分の幸せに感じることってなんですか?
もし追いかけたい夢があっても、周りの目を気にしてやってないということはありませんか?
でも知っていましたか。
周りの目は実は自分の目。育った環境で得た偏見かもしれません。自分が常に世間を監視してジャッジしているから、自分もジャッジされるのではないかと怖くなる。
ジャッジ思考は育った環境の影響もありますが、心理学を少し勉強し始めると、自分の苦しみを解放する方法を見つけれるようになります。
なぜか焦って空回りしている人へ:ジャッジする思考癖をやめるヒント
@毎日を生きるので精一杯、でも大事なことは手放すこと
真面目すぎた私は、部活は入らないといけないものと思い込んでました。
また部活を辞めた人は社会的に死ぬとも思っていました。
生きているコミュニティーが狭すぎたのです。
そして週7に朝練もある真面目な運動部に所属していました。(今思うとすごいブラック企業並み)
学校の普段の勉強と、大学の受験勉強もしないといけないのに。
いじめられていたわけではないけど、スケジュールがパンパンすぎて、私の心は限界で他の部員とのコミュニケーションがうまく行っていませんでした。
でも家の方針は休んではいけないし(これもブラック企業案件レベル)、
一人っ子だから他の人のことはあまりサンプルがありませんでした。
中学までの仲良い友人とは時々遊びますが、部活で忙しいのでちょっと疎遠気味で、孤立感がすごかったです。
今思うと部活のデメリットはたくさんあります。
・時間を奪いすぎる(活動時間の拘束と休んだやつは後ろ指さされる文化)
・コミュニティが狭くなる(先生という曖昧な評価で決まる試合に出れるかどうか→選ばれないという劣等感も生まれる)
私に必要だったのは自分を内省する時間かもしれません。
実はスケジュールは空白の方がいいなと最近は思います。
何もない方が、なんでもできる可能性があるからです。
あと、選ばれないってことは、そこは自分の戦うフィールドではないということかも。
向いていないことを一生懸命したところで、せいぜい凡人にしかなれません。
案外環境を変えると評価されるかもしれません。私は中高バスケという団体競技で1番練習に出ててもベンチでしたが、大学から武道を始めたら大会で優勝何回もしています。
同じ運動というジャンルでも、ちょっと切り口を変えたら活躍できるようになりました。
きついなら環境を変えるのも一つの手かもしれません。
真面目な私からしたら、すぐ辞めて継続力がないと悩んでる人のスパッと止めれる力は逆に憧れでした。
なんでも持っていないといけない足し算思考はやめて、引き算思考を始めると楽になります。
ミニマリストという考え方は好きです。無駄なものを手放すことによって、持っているものに集中投資できるようになるらしい。
引き算する方が案外人生の選択肢は増えるかもしれません。
足し算したものは、自分を縛りつけるものにもなる可能性を潜んでいます。
執着を手放すことが大事!大抵の悩みは何かに執着しているからかも
@人生の視野を広めるために必要なこと
大学に入ってなぜ、私の視野は広がったのだろうか。
大学はいい意味で私は暇が多かったです。真面目に授業受けてると簡単に単位が取れる文系の大学生だったので、割と今までの人生で一番暇でした。ちゃんと長期休みもあるし、部活にも入ったけど週3くらいのゆるい練習スケジュールで土日も休み!最高
暇ゆえ、バイトをたくさん入れてスケジュールがパンパンになったことは何回かあり苦しみました。あと実家通いの悩みの通学時間鬼長いは、みんなリモートでなくなったの羨ましい。
私が視野広げるために必要だと思うものは
読書・コミュニティー・挑戦です。
・読書
本は誰かの人生観や考え方が詰まっています。
本はすごく視野を広げてくれます。
たくさん本を読むようになってから、いろんな著者と出会い、なりたい人生の方向性が少しづつ見えてくるようになりました。
知識として知っているだけで、人生の選択肢は結構増えます。
たくさんの本を読んでいると、共通の主張とか見つけれるので面白いですよ!
Youtube、ブログ、ネット検索も悪くありません。でも本は何年も残しておきたい情報がぎゅっと体型的にまとめられているのです。
・コミュニティー*別のコミュニティーを持つ
自分が長時間過ごすコミュニティはどこですか?学校の仲間?バイト先?
コミュニティーが一つしかないと、そこで失敗してはいけないと恐れてしまうかもしれません。
複数に分散する方が、色々なリスクが減って、挑戦しやすくなります。
あと色々な考え方に触れれるので、視野も広がります!
おすすめはいろんな年齢層がいるコミュニティー。高校でもそうでしたが、似たり寄ったりな人が多いコミュニティーは少し息苦しい時もあるなと感じます。
私は武道のコミュニティーが親より年上の人から小学生までコミュニケーションできる場になっていました。
そこに集まる人は、今まで習い事もあまりせず、学校という狭い世界で生きてきた私から見ればすごく多様性があるなと感じました。
*発信してみる
最近はYoutubeでもnoteでもブログでも、個人が簡単に発信できるプラットフォームがたくさんあります。
自分の心に素直に発信すると、自分と似た価値観の人と自然に繋がれます。
見るだけでなく、自分も世界に発信してみると面白い出会いがあるかもしれません!
・挑戦
したことがないことをするのは怖くてドキドキします。
でも挑戦しないと文句ばっかり言う傍観者になってしまいます。
私が挑戦したのは
・アイディアソンに参加
・青春18切符で旅行
・海外旅行
・ボジョレーの解禁イベントにzoom参加
・ゲーム発信してみる
・英語の翻訳コンテストに応募
・声優学校に入学など…
最初は誰もが初心者。
歩くの怖がっている赤ちゃんはいるでしょうか?
みんな走れるまで成長したんだから、怖がってやらないメリットなんてあるのでしょうか?
@人生の選択で迷っている時
迷っている時は、実はどっちを選んでもそんなに変わらないとき
だったら、自分の心がワクワクする方を選ぶ勇気を出しませんか?
嫌ではないからこれでいいや(どうでもいい)ではなく、どうしてもやってみたいを選び始めると人生変わります!
私は今まで、これでいいやを選んで適用しようと無理に頑張っていました。
でも頑張るのをやめたら、心も軽くなったし、人に感謝の気持ちも湧くようになりました。
自分で精一杯ではなくなりました。
人生は一度きり、一番若い日は今日なので、
今日からかわってもいいのですよ!
最後まで読んでいただき、嬉しいです!
ありがとうございました
では、また RUI
P.S.したいと言っているうちは実現しません。
したいという時は実現すると思っていないからしたいと言ってしまうものです。
「〇〇したい。でも…」って言葉が続きませんか?
する!って決めることが大事です。
どうすれば実現するのかを考えて、課題を分解して、行動に移していくことが大事です。
したいから、するに変えるだけで人生はどんどん変わりますよ!
追記:おもしろい考え方見つけました!
今当たり前に大学行って海外旅行できてしまうのは、すごいことかもしれませんね!
サポートしていただける発信ができるよう、頑張っていきたいと思います。