【ウェビナーレポート】企業のnote活用一問一答!気になる目標設定や運用目的とは?
こんにちは。るいき(@ruiki_k)です。
普段はコムニコという会社で、ウェビナーをやったりしています。
1/26(木)、「企業のnote活用一問一答!気になる目標設定や運用目的とは?」というテーマでウェビナーを実施しました。
今回は、その内容をまとめてみたいと思います。(遅くなってすみません!!)
では、いってみましょう!
note 基礎情報
noteは、2014年4月にサービスを開始した、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。
MAUなどの主要数値は、以下をご参照ください。
コムニコは、note proセールスパートナーに認定されました
弊社は、この度「note proセールスパートナー制度」のパートナー企業に認定されました。
今後は、note社が提供する、法人がオウンドメディアを簡単につくり、情報発信を続けやすくする法人向け高機能プランのnote proをお客様に推奨し、noteを活用した、充実した情報発信を支援してまいります。
なお、note社が提供する「note pro」について、詳細は以下からもご確認いただけます。
そしてここからは、株式会社noteから徳力基彦様(以下、徳力氏)をお招きし、企業のnote活用についてご教示いただきたいと思います!
従来のソーシャルメディアプラットフォームとの違い
noteの機能
徳力氏
noteと他のソーシャルメディアプラットフォームの最大の違いは、投稿コンテンツを販売できる課金モデルである点や、他のブログサービスでよくある「ランキング」がない、「広告」がないという点だと思います。
ランキングを作ってしまうと、目立つコンテンツ(=バズ記事や炎上記事)が上位に集中してしまうことが懸念されます。
そのため、ランキングを作らずにnoteというプラットフォームの多様性を保ち、安心して創作を続けられる雰囲気をつくることを意識しています。
特に広告があるブログサービスだと、自社の記事を書いても他社のサイトに飛んでしまったり、意図しない広告が表示されてしまったりすることなどブランドセーフティへの配慮もあって、企業のnote利用が増えていると思います。
他の代表的なSNSサービスと比較するとすれば、Twitterは今何が起きているか分かる“Look at THIS”をシェア、Instagramは写真を撮るので“Look at ME”、noteはストーリーを紡ぎ、企業の方々が伝えたいストーリーを伝えるのに使っていただく、という意味で“Look at STORY”という考え方をポイントにしています。
また、プラットフォームにはフロー型とストック型という考え方があります。
普段はフロー型のプラットフォームでコミュニケーションを取り、作り込んだ内容を伝えるときにストックとしてnoteのような記事スタイルか、YouTubeのような動画コンテンツを使い分けていくイメージですね。
個人向けの勉強会でも話していますが、フロー型とストック型の使い分けは必須。noteを読んでもらうにはTwitterをやりましょう、とアドバイスすることもあります。
北村
やっぱりテキスト量が他のSNSと違うのは大きなポイントですよね。
たとえば、Twitterは全角140文字しか書けない(Twitter Blue購入者を除く)のに対して、noteであればいろんな人の思いや企業の裏話なども書くことができるので、読み応えのあるコンテンツを読んでたら、noteで時間が溶けてるなんて経験もありました。
note proとは?
徳力氏
noteは当初、クリエイターの方が個人でも法人でも無料で使え、課金モデルで収益をあげることができるという特徴を持って立ち上がったサービスでした。
その後、しばらくすると企業の方には、さらに企業向けのアクセス解析や管理機能などのニーズがあることが分かったため、note proという企業向けの有料メニューを開発し、もうすぐ4周年になるところです。
今日は細かい機能の説明は割愛しますが、主なものとしては以下が挙げられます。
通常のnoteの基本的な機能では、他のソーシャルメディアプラットフォームと同じようにテンプレート上に画像をはめられるだけ。
note proでは、自社のロゴを入れたり、ドメインを変更できたり、ボタンの色を変えたり、メニューに色々いれたり、企業が活用するにあたって「あると便利な機能」を順次実装しています。
またアクセス解析に関しても、note proでは、読了率や参照元などの細かい数値を見ることができたり、Googleアナリティクスをオプションでつけることもできたりします。
note pro導入のメリット
note proのパートナー制度を作るのに至ったのも、セールスパートナーの皆さんのお力を借りてnote proを知っていただく機会を増やすとともに、充実したメディア運営のサポートを提供することで、法人の情報発信を後押ししていきたいと考えたからです。
本当に色んな使い方をされるので、コムニコさんのようなパートナーにサポートいただけるのが有料版の1番のポイントになってます。
北村
コンテンツの自由度が高いからこそ、何を書けば良いかわからないことも多いですよね。
どういう戦略でコンテンツを作っていくのが良いのか、弊社がサポートに入らせていただくことで、一緒に盛り上げていけたら良いと思います。
どういう目的を持って運用している会社が多いか?
徳力氏
現状、note proを使ってる企業の運用目的は、大きく3つあります。
採用広報・BtoCブランディング、BtoBブランディングが割合として3分の1ずつくらいで、企業によってさまざまな使い方をしています。
noteでは企業によりコンテンツが多様化しているぶん、参考にする企業を間違えると、やり方を間違えてしまうことも起こりやすい点には注意が必要ですね。
運用していく際のポイントですが、上記の3つのどの運用目的でも当てはまるのは、まずはコアファンをターゲットにしましょう、ということ。
どのプラットフォームでも、アカウントをフォローしてくれるのは会社・製品・ブランドのファンであることが多いので、まずがそのファンに向かって情報を発信していくことが大切です。
これはTikTokを除いて、どのソーシャルメディアプラットフォームを運用する際にも言えることかもしれません。
また、noteにおいては最初から大きな結果を望むより、まずはコンテンツのストックをたくさん作ることが大切です。
もちろん無闇矢鱈と記事を書いていくのではなく、記事を書くことによる目標への寄与度を意識することが最も重要ですが、そのためにまずは記事数の目標を立て、その後は閲覧数の月間数字を意識してください。
先ほど紹介した分析機能を使って1投稿の結果で一喜一憂するよりも、期間を大きくみた目標を設定することが大切ですね。
北村
自分もコンテンツ数は重要だと思います。
我々がnoteの運用支援していく中で、note社様から「3か月は数字は気にせず、とにかく記事をストックしていきましょう」とアドバイスを受けたことがありました。
コンテンツが何もないところに人は来ないので、とにかく見に来てもらうためにはコンテンツ数を増やすことが大切だなと改めて納得感を持ちました。
事例
具体的な企業のnote活用事例については、以下の弊社ブログでもまとめています。
よろしければ、こちらもあわせてご覧ください。
なお、弊社も自社の採用広報を目的としたnoteを運用しています。
もしよろしければ、ぜひこちらもご覧ください!
Q&A
ここからは、今回のウェビナーで実際にいただいた質問への回答を抜粋してまとめていきます!
Q. 自主サーバーで運営するオウンドメディアと、noteなど他社サーバーを借りて運営するメディアは、具体的にどのような違いがあるか?
Q. 自社のWebサイト内のブログを続けるか、noteに切り替えるか悩んでいます。前者と比較したときの、noteを活用するメリットとは何か?
Q. noteへの流入経路はどのようなものが主か?
note proの利用に興味がある!
noteはいつも読んでいるけど、自社での活用となると何をすればいいのかわからない!
noteの更新をしたいけど、社内にライターがおらず手がつけられない!
プロのノウハウを取り入れて、より効果的な運用を行っていきたい!
などなど、note運用でお困りの際はぜひコムニコまでお問い合わせください!
(note以外のご相談も受け付けておりますので、何卒!)
おまけ
Peingのアカウントを開設しました。
こちらでご質問いただけましたら、不定期で回答いたします!
※ すべてのご質問には回答できない場合があります。ご容赦ください。
コムニコのウェビナー情報
弊社では、毎月様々なウェビナーを実施しています。
SNSの運用担当者の方へ向けたお役立ち情報を多数発信しておりますので、ぜひ参考になさってください!
ダイジェスト版は弊社のYouTubeチャンネルから!
全編のアーカイブ視聴はこちらからお申し込みください!
最新情報は弊社のメルマガからご確認いただけます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よろしければ、
● この記事へ“スキ” ❤️
● note のフォロー 📖
● Twitter のフォロー 👀
● Peing で質問 💡
などなど、よろしくお願いいたします。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?