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奈良公園ワンダーランド🦌中金堂から若草山へ




奈良公園ワンダーワールド説
。山あり鹿あり仏像あり。寺社あり門あり博物館あり。つまり全部ある。地上の浄土。またはワンダーワールドとかネバーランドとかそういうところ。


中金堂🦌


その日の気分とか天気とか都合のつく時間とかで、楽しみ方を選択できるすごいところ。ということで。この日は昼ごはん後にふらふらやってきた中金堂
2018年に再建落慶されてからも、コロナで拝観中止にしたりしているので、奈良公園は何度も行ってるよ!といっても、この中に入ったことないって人はけっこう多いと思う。



中金堂エリアから南円堂を見てます🦌


藤原冬嗣  建立の南円堂がいい角度で見えます。

私は永井路子小説の「王朝序曲」の影響で冬嗣が好きです。完全に小説の影響です。桓武天皇の後継者争いで冬嗣と兄とで、それぞれがそれぞれ支持する後継者いて、二人にはまた一回り離れた桓武を父とする異父弟がいて・・・という話。 私は大将格を輔弼、持ち上げてゆく右腕的立ち位置の人を推す傾向にあるという話(笑)。冬嗣の異父弟に対する態度も良かった。とてもよい。

いや、これどうでもいい話。



すごく雲が素敵ではないですか!


ほとんどの寺院建立は天子南面ということで南向きにもかかわらず、南円堂はきちり!と東向き。


九條さまの記事をどうぞご参照ください。




大変よろしいかと。
誰がどこに行くために、この雲に乗っているのでしょうか🦌






で、中金堂。ここは四天王がそれぞれ誰なのか、決定までに錯綜があったようです。多聞天だけは迷われてなかったようですが。



なんで岩に立ってん。
邪鬼を踏んで!邪鬼を!!
(鬼畜)


一般的な持物とずれがあったからかなー。こちら中金堂は、4体中3体が槍を手にしている。これに対して東大寺戒壇院は教科書的というか、模範的な持物と邪鬼の踏み方をしてる気がする。


私、かなり四天王と邪鬼が好きらしい。






パンフレットから。
大黒天は、福々しいかんじより忿怒形のほうが私は良いです。



本尊 釈迦如来は 江戸時代造立の5体目なのでけっこう新しい感じです。創建当初は鎌足が入鹿を打倒祈願しての造立。




朱色の柱、山の緑。


東金堂と五重塔は今は修理工事の影響で入れません。東金堂は来年の夏ころには再開する予定だと聞いています。五重塔はもっとさき。




そして本日も山へ行くに。

奈良博前で行水🦌



みんなどうしたん?
なんで集まってるんかわからんかった。




ふと、山に向かう途中で国際フォーラムの庭に入ってみた。

見張り中の鴉がいた。
鹿よけされているので、鹿は入れません。


花の時期でもないから、散策や休憩の人よりも庭の手入れの人のほうが多かったです。




思ったよりも気温の高い日ですが、夕方まで待ってたところで涼しくなるとも限らず、夕立が来るかもしれんから若草山に登る。


「ついてまいれ!」と言う鹿ちゃんの後を歩きます。



本日の若草山 頂上鹿。
と、鶯塚古墳。



いつも何度でも!
この風景に感動できる。





「ふりさけみれば 春日なる しかせんべいの お代は愛嬌。」



「気を付けて帰るのじゃ。いつ来てもいいぞ」と声をかけてくれる鹿ちゃん。



本日は北ゲートから入って北ゲートに戻るコースでした。



この日はお盆休みの次週、燈花会と万燈供養という行事の間だったので、商店街はちょうど休業、閉まっている店が多かったです。

手向山神社までも閉まってた。



猛暑に大雨に台風、今後も皆様ご安全に!



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