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物事を単純に保つことに情熱をもって取り組む。
noteの私の自己紹介文にもあるのですが、私はチャーリー・マンガーを相当深く尊敬しています。
バークシャーの会長、投資家ウォーレーン・バフェットの名前は相場の世界と関係のないところで生きる人々にも知られておりますが、副会長がマンガーです。そのマンガーが先月28日に99歳で永眠されました。バフェットの右腕、参謀と表現されることが多いですが、事実上この二人はニコイチというか、バフェットを表に出すようにしていたのはマンガーの意図であったように思えます。バフェットを否定するわけでは全くありませんが、自分が深く影響を受けたのはマンガーからです。
私は自分の骨肉としたい本は、年に一度は読み直すようにしているのですが、そのなかの重要な二冊がまさしくマンガーもの。
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・物事を単純に保つことに情熱を持って取り組む。
・ただ行動するための理由で動かないという規律をもつ。
待つことは大きな助けとなる。
何もしないことに耐えられず、愚かなことに手を出してしまうことを避け る。
・慎ましくある。
くだらないものを欲しがったり持ったりしない。
分不相応な暮らしをしない。
世界を動かしているのは、欲望ではなく羨望である。
・信じられない悲劇に直面し、意気消沈して悲劇を増やしてはいけない。
・ずっと学び続けることをやめない。読書を通じて生涯自己学習する。
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赤鉛筆やきいろのマーカーでぐるぐるして、ノートや手帳に何回も書いて、自分に叩き込むマンガーの名言。これはこの先も続く。マンガーはどこまでも師です。
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朝起きたら友人から4:00代のLINEでマンガー逝去の連絡入っているのにきづきました・・・。前日夜から私は12時間ほど体調不良で寝込んでたのですが、巨星が落ちたのですね・・・。
宋美齢(2003年死去。宗家三姉妹。蒋介石の妻)や
李香蘭(2014年死去。山口淑子。夜来香)や
リークワンユー(2015年死去。シンガポール国父。現シンガポール首相の実父)が
世を去ったときと同じ衝撃をもって受け止めています。
チャーリー・マンガー。それにヘンリー・キッシンジャーも。
時代は変わるのを感じるのは、こうした時です。
(タイトル動画は薬師寺の水煙です。)