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フォトウェディングとかいうのをノリでやってみた

【はじめに】
 結婚が決まってから1秒でも早くドレスを着たくてたまらなかったため、多くの人に「式挙げますから!!!!」と言って回っていた。しかし大きな問題にぶつかることになる、コロナと資金難である。

 当初は格安で借りれる食事可能なホールみたいなとこでテキトーにケータリングでも頼んで、共通の趣味である音楽の演奏を参列者の方みんなでやろうと思っていた。しかしそれをやる金すらない、その上必死こいて金を集めたとて今の御時世そんなことしたら袋叩きにあうのは目に見えている。

 考えた結果が“会場にお金がかからない広いところで写真を撮り思い出を形に残す”という新しい生活様式のウエディングであった(体良く言えば)。

【内容】
・広い公園みたいなとこでドレスとタキシードを着て写真を撮る。

・参加してくれる人は仲いい人たちごとに集まって、グループの間は距離をとってもらう。

・そこを新郎新婦が歩いて回って各グループで写真を撮りちょっと話したりする(話すときはマスクする、写真取るときのみ外す)。

・食事なし。

・なるべく時間をかけず1〜2時間で終わる。

・新郎新婦は料理もお車代も出せないため会費やご祝儀一切なし。

【準備】
・ドレスやタキシード、コルセットなどを買う。

・現地でどのように着替えてどのように写真を撮るのか(光源の場所とか)を考える。
→特にドレスは着替えに場所取る上に手伝ってもらったほうが着やすいので、更衣室代わりになるところがある場所か車の中など用意したほうが吉。

・来てほしい人に連絡する、できればカメラとか持ってたら当日写真撮りまくってほしい旨を伝える。

・ワクワクして寝る

【やってみての感想】
・当日は天気にも恵まれ、ブーケを買った花屋さんや参加してもらった人みんなにお祝いされてとても楽しかった。

・みんなそれぞれスマホやカメラでたくさん写真を撮ってくれていろんな角度や表情の写真が残せた。

・最初に広いところで各グループを点々と配置すると聞いたとき「絵面が寂しくならないか?」と思ったがむしろ好きな友人たち同士しか映らない俺得な写真が多くて嬉しかった。

・1秒でも早くドレスを着れてサイコーだった。

【メリット】
・とにかく金がかからない
→一般的な結婚式が200万くらいかかるところを、今回ドレスやタキシードの購入等含めても10万前後(訂正:計算したら5万前後でした!破格!)くらいで全て収まった。金がない若者でもウエディングドレスは着れる。

・好きな格好ができる
→これはデメリットにもなりうるのだが、この世にゴマンと存在するドレスを選びこの世にゴマンと存在する靴を選びこの世に(略。パズルのようでとても楽しかった。普通の式だと持ち込み料とか色々制約がかかる中、一切制約がないためアリエクスプレスという中国通販で10000円のドレスを買い、3000円のウイッグで派手髪を隠して写真を撮れたのはとても良かった。

・交流の時間が取れる
→いわゆる結婚式だと新郎新婦は席についたままが一般的である。今回は新郎新婦が各グループを回ることにしたので、話したいときに話したい人のところへ行けるのがとても良かった。特にジッとしてられない人、座っていることが苦痛な人はオススメします。

【デメリット】
・ドレスとかメイクはセルフでやる
→苦手な人は辛いかもしれません。私は服も化粧も好きだったので選び放題できましたが、苦手な人は参加してくれる人とかに手伝ってもらうのも吉。

・参加者が立ちっぱなしになってしまう
→これはやってみて気づいたのですが、いわゆるテーブルを用意していなかったためずっと立ちっぱなしに。女性とか辛かったかもしれないなと思いました。申し訳ない。

・天気に左右される
→完璧に運任せです、私は雨降ったらみんなでヤクルトスワローズの真似しようと思ってました。屋根があるようなところを選べる場所or雨天の場合延期や中止にできる人間関係の人のみ誘うのが良いかと思われます。実際私は選りすぐりの友人のみしか誘いませんでした。

【総評】
 とにかく天気に恵まれて暖かい中で温かい言葉をかけてもらえたことに行ってよかったなぁと思いました。また、参加してくれた人の中で「こんな感じでやってみたい!」「ドレス格安で買えるなら買いたい!」などの声もあったためまとめています。もしもっと詳しく聞きたい場合ご連絡ください。

 本来ならばお世話になった方全員呼んで演奏もお酒もやれたら良かったのですが、今の状況でどれだけ楽しめるかを考えていったら割と楽しかったので若いうちにおしゃれしよう!若い二人をさっさと写真に残そう!というのが本音です。

 最後に、お祝いいただいた方々本当にありがとうございました!!!!!

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