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家族で帰省!山古志の魅力再発見

こんにちは、デジタル村民 るいです。8/20のVoicy配信した家族で山古志に帰省した様子お伝えします。
山古志に行ったことが無い方も、何度か訪れている方も、老若男女問わず楽しめる過ごし方をご紹介していますので、noteを参考にぜひ山古志に訪れてくださいね!
Voicyはこちら

今回の帰省目的は主に3つです。
1.牛舎を見学し、牛たちの日常を知ること
2.山古志和牛を堪能すること
3. ARを使った新しい観光体験をすること


牛舎見学で牛たちの日常を知る

最初に、牛舎見学についてです。
この機会は、私の姪の「めいちゃん」が牛の角突きの大ファンであることから実現しました。めいちゃんは、角突きも何度か見に行き、自宅では角突きの動画を楽しみ、そしてめいちゃんの誕生日にはMCあっちゃんの写真をプリントしたバースデーケーキを作るなど、牛や勢子さんたちへの深い愛が伝わったからだと思っています。

めいちゃんのバースデーケーキの写真のあるVoicyはこちら

牛たちは普段、闘牛場の近くにある牛舎で生活しています。
私たちが到着した時、牛たちは牛舎の中でゆったりと過ごしていました。
近くで見ると、とても大きいのですが、優しい目でこちらを見ており、迫力や威圧感は感じません。案内してくださった関さんによると、闘牛場に入ると角突きモードに切り替わり、闘牛場が狭いほど牛の気持ちは高揚するそうです。おもしろいですね。

めいちゃんは大感激でした。関さん 貴重な機会をありがとうございました。

伊之助たち

おらたるへ

牛舎を出た後、おらたるへ向かいました。
おらたるといえば、デジタル村民の帰省を迎えてくれる場所であり、多くのデジタル村民が帰省の際に立ち寄ります。
おらたるでは、竹内さん、小池さん、ツンツンさんにお会いできました。
大人は、おらたるでしか飲めない、かぐらなんばんを使った小太郎サイダーを飲んで一休みし、むちまんは、おらたるの Wifiを利用してゲームをして過ごしていました。
おらたるの2階は中越地震の復興資料室として震災関連の各種資料の展示がされており、震災から20年目の今年は、当時の震災体験の証言動画も放映されていました。
そして、今年もかぐらなんばんをお土産に買って帰りました!

京子さんのかぐらなんばん

昼食@やまびこ

その後、私たちはお昼ご飯を食べるために「やまびこ」というお店を訪れました。ここは種苧原集落にあるのですが、絶品の山古志和牛を味わえるスポットです。
すき焼きを食べたいと思っていたのですが、この時期すき焼きは提供しておらず、代わりに山古志和牛の焼肉丼を注文しました。肉がとてもやわらかくて、口の中でとろけました!むちこはチャーシュー麺がとてもおいしかったようで、夏休みの宿題の絵日記に書いていました。次回は、すき焼きをいただきたいと思います。
なお、闘牛場でも山古志和牛串を食べることができますので、角突きの際はぜひ召し上がってください。

かぐらなんばんおにぎり(左上)、焼肉丼

種苧原アルパカ牧場

やまびこを出た後、種苧原アルパカ牧場を訪れました。やまびこのすぐ裏にあり、徒歩で行けます。
山古志には、油夫アルパカ牧場(メスのアルパカ)、種苧原アルパカ牧場(オスのアルパカ)の2つの牧場があり、餌やりをすることができます。
私たちはいつも油夫の方に行くことが多く、オスのアルパカは元気すぎるのはないかと心配していましたが、その日はたまたまだったのか、アルパカたちは静かでメスのアルパカよりも落ち着いて餌やりができ、子どもたちは楽しそうでした。
アルパカ牧場には、それぞれのアルパカの名前や出生についての情報が写真とともに貼ってあります。オスのかっこいいアルパカのことを「イケパカ」と呼ぶと書かれていました。
種苧原集落は、おらたるなどから少し離れているので、やまびこで食事し、種苧原アルパカ牧場でアルパカと触れ合うプランがおすすめです。ぜひ、イケパカに会いに行ってください。

イケパカたち

竹沢集落 白髯神社の盆踊り、お神輿

おらたるに立ち寄った時、竹内さんよりその日竹沢集落で盆踊りがあり、お神輿も出るということを聞いていたので行ってみることにしました。
お神輿が出るのは、今は山古志の中では竹沢集落だけだそうです。
古志高原スキー場入り口の坂を登った先にある白髯神社を中心に、周囲にお祭りの飾り付けがされていました。祭りには、デジタル村民の大学生も多く参加しており賑やかでした。そして、神輿は集落内の住宅一軒一軒をまわるそうです。山古志内唯一のお神輿を見ることができた貴重な機会でした。

デジタル村民の大学生たちが参加して担ぐ神輿
白髯神社

観光スポットでのAR体験

最後に、ARを使った新しい観光体験についてお話しします。山古志の名所には、QRコードが設置されています。これを読み取ると、スマートフォン上でARコンテンツを楽しむことができます。例えば、昔の風景を現在の景色に重ねて見ることができたり、その場所にまつわる歴史や文化を学べます。
特に興味深かったのは、木篭集落にあるコンテンツです。地震当時、川が堰き止められたことで水位が上がり、集落が水没した様子を体験することができ、水位の高さに驚きました。山古志の人々が経験した困難とともに、震災後に山古志へ帰るために行動した山古志の人たちの強さも感じました。

木篭メモリアルパーク①
木篭メモリアルパーク②

デジタルで繋がった新しい居場所

今回の旅を通じて、山古志の魅力を改めて感じることができました。美味しい食事、牛やアルパカとの触れ合い、そして最新技術を使った観光体験。何度か訪れていても新しい発見があり、とても印象的な旅となりました。

山古志へは、新幹線で長岡へ行き、そこからレンタカーで山古志へ向かうか、あるいは高速道路を利用して車で行くこともできます。私の実家は群馬県で山古志からさほど遠くないので、いつも高速を利用して車で行き、途中休憩して3時間弱で到着します。
東京方面から高速を利用する場合、山古志の最寄りのICは堀之内ですが、堀之内から山古志方面の道は旧カーブを伴う山道です。
車酔いが心配な方は、堀之内から先の川口ICや小千谷ICまで行くと、山道が少なく安心です。到着時間も+10分くらいでほとんど変わりません。

皆さんも機会があれば、ぜひ山古志を訪れてみてください。きっと新しい発見があるはずです。美味しい山古志和牛を食べ、牛やアルパカたちと触れ合い、ARで町の歴史を学ぶ。
デジタルで繋がった新しい居場所で、素敵な体験をすることができます。(*AR体験は震災後20年のイベントです)



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