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自己紹介

はじめまして、小川類と申します。
私はこれまでペット業界で長年にわたり、さまざまなメディアやコンテンツ制作に携わってきました。

このnoteでは、ペットコンテンツ制作のノウハウやこれまでの経験をシェアし、皆さんのお役に立てるような情報を発信していきたいと思っています。


仕事人生の始まり

私の仕事の始まりは、1995年に株式会社ニッポン放送への入社でした。ラジオ局ですが、実はラジオの制作をやったことはありません笑

入社してすぐ配属されたのは事業局企画開発部(イベントを行う部署)でした。当時ニッポン放送は年間1500本のイベントを実施していたので、新人の私にもたくさんの企画実施を任せてもらえました。番組の公開放送イベントからバスツアーの添乗員、古着市の販売員、大手スポンサーの全国キャンペーンなどなど。その後営業促進部という部署に異動、営業担当と一緒にラジオのスポンサー向け企画やクロスメディア戦略に携わり、クライアントニーズに応える企画を作り実施するという経験を積みました。

そんな中、ぼんやりと興味があったのは、自分でメディアを作ることでした。小学生の頃から妹と二人で「るいまきセンター」という事業所名(?)を掲げ、家庭内のニュースをかべ新聞にしたり手書きで雑誌にしたりしていたのも、大学の専攻が広報メディア課程だったのも、今思えば目指したい何かが定まっていたのかもしれません。


犬のフリーマガジン創刊。編集長になってわかったこと

2005年、私はニッポン放送を円満退職し、株式会社ONE BRANDの設立メンバーとして参加しました。

当時のメンバーの一人がポメラニアンの飼い主で、自分が読みたいマガジンを作りたいという思いから、フリーマガジン「ONE BRAND」を創刊しました。私はフリーマガジンに掲載する広告の営業を担当しながらマガジン拡販などをやっていたのですが、ある日初代編集長が辞任することに。
しかし事業の主軸であったマガジンを止めるわけにもいかない…というわけで、雑誌の企画や編集なんてやったこともなく、犬を飼ったこともなかった私が2代目編集長になりました。

ONE BRAND。企画も取材も編集も楽しかった〜

ペット業界をリサーチしてみると、当時のペットコンテンツはしつけや食事、グッズなどの機能的な情報か、ファンシーでパステルでゆるふわ〜な“かわいい世界観”なものしか存在せず、せっかくやるなら飼い主さんの役に立つような骨太でかつ洗練されたメディアを目指したいと考えました。
そこで「ONE BRAND」は当時定番だった「しつけHowto」や「グッズ紹介」はほぼやらず、飼い主さんと愛犬が共に幸せに生きていくための「暮らし方」を提案するという方針を立て制作していきました。

その後、最高発行部数は15万部に達し、リアルイベントも開催して多くの飼い主さんと直接交流できるメディアに成長。この経験から、私はペットコンテンツは飼い主さんの幸せを一緒に考えることが大切だということを学んだのです。


Webメディアでの挑戦、そして会社設立

2018年、立ち上げから13年所属したONE BRANDの取締役を退任しフリーランスとしてベンチャー企業の広報や事業立ち上げのブランディングなどを手掛けていましたが、2019年に株式会社PECOに外部メンバーとして参加。
ここではペットを題材にしたWebメディアの立ち上げや編集長業務を担当させていただきました。

「ペット×コンテンツ」の経験を活かしながらも、Webメディアという新たな領域でSEOやWebマーケ視点のコンテンツ作りに挑戦する毎日。
紙媒体からデジタルへとメディアの形が変わっても、ペットの飼い主さんに寄り添った情報発信は変わらず大切。生活に寄り添った企画づくりや、人が介在している温かさを感じる記事づくりを心がけていました。

そして2022年に現在の会社、株式会社101を設立しました。
私がメディアやペットコンテンツ制作をやる中で必要性を感じていた「獣医師とペットビジネス企業をつなぐ」というテーマでスタートし、現在はペットビジネス情報メディアPet Biz JAPANの運営と獣医師監修を提供するサービス獣医師監修ナビ、そしてペット業界に特化したメディアやコンテンツ制作を行っています。


ペットコンテンツは「感情を動かすコンテンツ」

宣材写真を撮っていただいた時のメイキング。いつもは撮る側なのでなんだか照れました

私がこれまで大切にしてきたのは、「ペットの飼い主さんに共感されるコンテンツ」を作ること。すでに言い尽くされてきたフレーズではありますが、ペットは家族の一員であり社会の一員。彼らとの暮らしには喜びや癒しだけでなく、悩みや課題もいっぱいあります。

毎日の中でモノや行動を選ぶのは飼い主さんであり、そこには飼い主という「人」としての便利さや喜びや豊かさが絶対的に不可欠です。だからこそ、飼い主さんの現状を知り、感情に寄り添い、その気持ちに応えるようなコンテンツが必要だと思います。

「感情を動かすコンテンツを作る」。
これはペットビジネス全般に言える成功のカギ。
これからも、ペット業界で活躍される皆様と一緒に、もっと多くのペットの飼い主さんにきちんと届くコンテンツを提供していければと思っています。

これからのnoteでは、ペットコンテンツ制作の具体的な手法や成功事例をシェアしていきますので、ぜひお楽しみに!

#ペット
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#ペットメディア
#ペットマーケティング

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