さおりんという焼豚女に嫉妬している話
僕の組んでいる有象無象とかいう変な名前のバンドのギターに、さおりんという焼豚女がいる。
有象無象は数年前卒業ライブのために作ったバンドなのだが、なんとなく居心地が良いものでグダグダそのまま続けているバンドだ。
さおりんとは大学1年からTwitterでFFになっていたが、リアルで会って話したのはおそらくバンドを組んでからだと思う。Twitterの知り合いで組むバンドって言うとなんか今風な気はするけど、今はきっとインスタとかTikTokにとって代えられると思うから、今やTwitterは一昔前のツールなんだろうか。
話がズレたが、さおりんはとにかく変なやつなのだ。まずはさおりんの変なエピソードを紹介したい。
さおりんの変なところ
①ご飯を食べる時「いただきマンモス」と言う。
→どこ行っても必ず言う。二郎とか回転寿司とかでも言うのやめてくれ。恥ずかしかったわ。
あと、予定が埋まっている時「その日ベッケンバウアーだわ」って言うし、20代女性としては少し変である。
②下ネタが好き。
→彼氏や彼女ができた友達に対して必ず「セックスした?気持ちよかった?」って聞く。デリカシーねえな!すぐ下品なネタで安直に笑い取ろうとする。
③下痢が多すぎる。
→下痢してる頻度が多すぎる。消化器診てもらった方がいい。あとツイートでいちいち知らせなくていい。
④思ったことを口に出してしまいがち。
→ラーメン屋さんでラーメン食べたあとに「この店1番美味いの水じゃん!」ってわりと大きめな声で言った時はちょっとやめてくれと思った。
⑤手がブサイク。
→何故か手がシワシワである。
⑥感情表現が豊かすぎる。
→やりたかった曲を他のバンドでやられた時、スタジオの床で寝転んで「ずるい!ずるい!やりたかったー」って言って駄々こねてた。駄々こねる20代女性ヤバすぎる。
⑦あらゆることを面倒くさがりがち。
→シャワーに入るのがとにかく面倒くさいらしい。そこまでならまだ理解できるが、漫画を読むのが面倒くさいらしい。本を持つのが面倒、重いって言う。何も考えないで観れるからアニメとかは大丈夫なんだって。あとギタリストなのにギターの弦を代えるのを面倒くさがって頑なにやらない。
⑧ヘビを飼っている。
→ヘビを飼うのは良いんだけど、ヘビの餌として冷凍のネズミが家の冷凍庫に入ってるらしい。これがちょっと不気味だよなぁ。知らない人が冷凍庫開けたらチビりそう。
⑨預金残高が3桁のことがざらにある。
→正社員で働いてるのにね…。ボーナスとかもあると使っちゃうらしい。飲み会とかでお金を代表して回収して、自分がクレジットカードで支払いすることで現金を手にして何とかやりくりしていたこともあるらしい。
あとメルペイの友達紹介で登録すると1000円貰えるキャンペーンでお金をやりくりしようとしてた。大学の時に習っていたギターの先生に授業料を滞納していたらしいけど、もう払ったんだろうか。
⑩それはしないだろ…ってことをする。
→靴を左右逆に履いて出勤したらしい…。あと演奏会本番に自分が使うギターを忘れて会場に向かったとか…。さすがにやらかしすぎだろ。
とにかく思いついたものを適当に挙げてきたが、まだまだあるだろう。挙げていくとこれだけで記事が終わってしまうのでキリがない。
でもどうしてこんな20代女性に嫉妬してしまうのか、それが本題なのだ。
これはみなさんお気づきの通りだろう。彼女には人を惹きつける変な才能があるのだ。僕はそれに嫉妬してしまう。
さおりんの才能
①Twitterでバズる。
→さすがにこれを持って帰る人いないもんな…。
②持ち前の文才で売れっ子ライター(?)
→noteの記事が特集されることもある。単純に文才がある。僕なんかと違って文章が綺麗でシンプルにわかりやすく上手いのだ。
コンテンツも一癖あるのが多いから興味を惹きつけるのかもしれない。
③コンテンツ力がある
→下の記事ではコンテンツ力がないと言っているが、コンテンツを自ら作りだす能力が僕はすごいと思う。コンテンツ力が高いと言っても良いんじゃないのか。50点満点で46点でもいいじゃない…。彼女は自分を卑下しすぎなんだ。十分すごいよ。
④名曲を書く。
→彼女の書いた曲に「音楽家になりたい」という曲がある。歌詞もメロディも本当に良い曲なのだ。音楽家になりたいという気持ちを自分の現状と照らし合わせる歌詞は本当に胸をうつ。メロディーもきれいで耳に残りやすい。この曲は世に出されないといけない曲なんじゃないかとも思った。それくらい本当にいい曲なので、いつか音源化したいです。もう一つ彼女が書いた曲で「むてんか」という曲があるんですが、こちらもわかりやすくノリやすいメロディーでいい曲なんでこれも音源化しないといけないですね。
終わりに
彼女はコンテンツ力があり、生み出す能力もすごい。うらやましいことこの上ない。0から何かを作り出す能力はどんなものでも本当にすごいことだと僕は思っている。彼女にはその才能があるのだ。自分のような凡人にはとても思いつかないし、できないことが多い。
こんなこと書くと彼女はまたコンテンツ力を生み出さないと自分の価値がないと思ってしまうだろう。でもそんなことはない。彼女は存在するだけでコンテンツだと思っている。普通の大人は靴を左右逆に履いたりしないし、駄々をこねない。普通の人はやらない(できない)ことをやってのける。また彼女であれば、そんなことしても許されるのだ。許されるだけの人間性がある。これもまた才能なのではないか。
長くなってしまったが、僕はこのやばい20代女性の才能に嫉妬してしまう。彼女がまた新たな事件を起こしてくれるのを楽しみにしている。あと、今度札幌に忘れていった筆箱返すわ。
じゃあまた。
クソどうでも良い事を書き連ねて、ロックンロールでギリギリ生きてます。