ADHDの私がパニクらなくなった"魔法の一言"
実は私、大人になってからADHDが見つかった、よくある隠れんぼ発達障害さんの1人だったんですけど、、
今までの数々のハプニング武勇伝を振り返るに、
やっぱりADHDの1番の大敵は、情報混乱から来るパニックなんですよ 笑
どうしよう!っから、頭パーン。。の、硬直 w w
銅像と化す私 笑
字に降ろすと漫画のワンシーンみたいですが、
本当にこんな感じに、何にもできなくなっちゃう状態になる時があるんですよ 笑
そして大体その結果に繋がるトリガーは、"不注意によるミスをカバーし続ける中で、またミスをする、という、"ミス連鎖フィーバーが起こって追い込まれた時。"
個体差はありますが、ADHDはその特徴として意図的に集中力をコントロールすることが大の苦手です。
なので作業をし終わるまでにほぼランダムの確率ですが何かしら集中が途切れ、ミスをする、を見境なく繰り返すという仕組みで、自分で勝手に慌ただしくなっていく種族なんですよ w w
当時私もどうすればこれが改善できるのか、自分を観察してせめて集中が切れる前兆だけでもつかもうと思ったのですが、
全くもってないんですよ 笑
法則が 🤣🤣
疲れててもできる時もあるし、雑音など刺激が少ないのにミスする時もある。
対策としての行動はしますが、ミスを減らすというのは諦めよう!と心に誓いました。
ならば、せめてパニックはどうにかして防げるようにできないか、と、
自分のマルチタスクの限界を見極めたり、(一度に何個の作業を、ミスなく並行してできるか)
作業スピードなども観察して、自分がアップアップにならない作業の流れを事前に計画して、その通りに動くことだけに集中する!というやり方もしてたんですけど、
それも、やっぱりその日のムラに左右されることは変わりません。。
まぁ、、これくらいが限界か、、と、
その日も作業を続けてたときに、、
ふっと、なんか思いついたんです。
その時は、深く考えず、何となく。。
呟いてみたくなったんです。
「私の中の5分間が、
周りの世界の1分間」と。。
眼からウロコでした。。
この言葉の通りになるなんて、そんなこと決して信じきってはいなかった、のに、
のに!
なんだかスッと心が落ち着いて、感覚的には丁寧に作業をすることができたんです。
そっか!私の中の時間は、まだたっぷりあったのか。。
慌てなくていいんじゃん!
もちろん、本当に周りの動きがゆっくりになったとか、そんなことはないんですけど、、
不思議なことに、、
確実に作業終了時間がいつもより早くなるんですよ。
スピードは変えていないのに。
最初は自分でもよくわかりませんでした 。。
でも、この言葉を"言う、言わない"で、自分の中を経過する時間は確実に変わってったんです。
一時期は本当に、いつもは10分かかる作業が5分で終わり、言葉通りの時間の仕切りで作業を終えれた時もありました。
確実にこの言葉には魔力があるな、と、実感した瞬間でした。
なんでこんな不思議なことが、、、?
考えてみれば、アインシュタインの相対性理論が言うように、
時間なんて本当は相対的で、
自分の中の時間=外の時間ではないんですよ。
5分くらいたったと思って時計を見たら、まだ1分だった、
そんなような経験を皆さんもされてないでしょうか?
それを逆に利用したんです。
多分無意識のどこかで、いつも私は作業する時(時間がない時間がない)と、勝手に現実の世界の方がうんと早く時間が過ぎるもんなんだ!と、自分を急かしてたんです。
それが余計な焦りに繋がり、ミスに繋がっていた。。なんて単純な!笑
でもこれ、きっとみんなにも言えることだと思うのよー笑
それにもう一つ
もっと現実的にこの言葉が効く理由としては、
"自分にはまだたっぷり時間がある"と言葉で暗示をかけることによって、
ADHDの特徴にある、不安や焦りから出る集中のムラを、少しでも緩和することができたってことなのかもしれません。
つまり
「私の中の5分間は、周りの世界の1分間」
という言葉は。
ゾーンに近い状態に持っていける、魔法の言葉だったということです✨✨
もし私と似たような悩みを抱えてらっしゃる方、
騙されたと思って一回、心の中でもいいので呟いてみてください。
もしかしたら、びっくりな感覚が、貴方に訪れるかもしれませんよ✨✨