ハマりすぎ!推すまえに冷める推し活
普段から継続して好きなものがあるわけでもない私は突然、洗脳レベルでハマってしまう。
ストレートヘアへの執念
中学生の時は髪の毛をいかにストレートにするか?にハマった。
数ヶ月でほとんどのストレートヘアケア商品を試し、友人に聞かれてもいないことまで流暢に語るので友人はドン引きしていた。
イタイ女子中学生
その当時流行っていたある曲にハマり歌詞を全て暗記した。
友人の「あの流行ってる曲の歌詞なんだったっけ〜?みんなで思い出そうよー!!」という楽しげな提案を
「私全部覚えてるけど?言おうか!!」
と発言してぶち壊す。
恐ろしいほどハマり、空気も読まずに語り尽くすというイタイ中学生女子だった。
そんな私は妙齢おばさんになっても変わらない。
突然にマイメロディとクロミにハマった。
我が家は男ばかりだし、本当に何きっかけなんだろうか?
マイメロディとクロミを見かけたら、
ぎゃーー!かわいすぎるゔぅう!!と叫び一番くじを引きまくる。
ネットでグッズも購入して、ついには1人でサンリオピューロランドに行ってしまった。
スタッフのお姉さんにショーの説明を聞いた後に、お子さんと一緒ならこちらの席で観れますよと言ってもらえたが、、、1人なんだよな(笑)
(でもさすがだった。スタッフのお姉さんは1人だと話しても少し驚きつつ笑顔で対応してくれたよ。優しいよなぁ。)
そんなこんなでまたいつの間にか、マイメロディとクロミの時期は過ぎ去って数ヶ月。
またやってきた、、本当に急にくる。
ミッフィーだ!!
いやいやいや、、、ここまで35年以上は生きててミッフィーなんて何回見たよ?
もう出会い尽くしてるのにハマるなんてことあるか?
しかしハマってしまった。
ミッフィーを見ると、これさえ手に入れたら救われる!とばかりにスマホでミッフィーグッズを探し回る。
ミッフィーのカバン、ハンカチ、ガチャガチャと集めまくる。
それがまたある時を境に気づくんだ……
あれ??これただの白いうさぎじゃね?
そこからはもう冷めるスピードは凄まじい。
そんなある週末、夫と少し遠出して街を歩いているとミッフィー専門店が現れた。
行かなくていいの?と夫が聞く。
(ハマっては冷める私をそっと見守ってくれてるのだが、ミッフィーに冷めたことは知らなかった。)
「あぁ、、私はミッフィーはもういいんだよ。ただの白いうさぎだって気づいたの。私はさ自らでミッフィーからの洗脳を解いたんだよ。」
と少しふざけて軽く話したら夫が笑いのツボにハマった。
「えぇ?!ミッフィーからの洗脳??(笑)
なんか少年漫画のさーー悪役から洗脳受けててさー!
それから免れたみたいなやつ?なんだそれ!」
なぜかめっちゃウケた。
大後悔時代、、、
しかしその後に参加した夫の会社の飲み会でも、夫にこの話を振られてなんとか短めバージョンで話したが周りは誰も笑わず。(意味わからんもんな!)
ただ夫だけが爆笑してたのはとても嬉しいような複雑な気持ちになった。
夫にあんなこと言わなきゃ良かった!後悔。
隣にいる人が笑ってくれるならいいか、、、。
ハマるのは程々にしましょう。