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”覚えよう”シリーズ
私が小3クラスのコーチを担当している
ラグビースクールは、
嬉しいことに、
1学年あたりの選手数が20人を超えており、
完全に学年別の指導となっている。
また、
仮に体格的・身体能力的に、
上の学年でも十分にプレーできる選手がいたとしても、
上の学年でプレーさせることはなく、
逆もまた然りだ。
このやり方にはメリット・デメリットがあるが、
デメリットの一つに、
上級生の(高度な)プレーを見る機会や、
上級生が使っている専門用語に触れる機会がない、
というのがある。
私は小学生時代は野球をやっていたが、
"タッチアップ”とか、
”スクイズ"とかは、
指導者に教えてもらったというより、
上級生のプレーや会話から自然と覚えたような気がする。
このような
いわゆる"見て覚える”環境の重要性を痛感している。
私が指導している小3クラスの選手たちは、
上級生の高度なプレーを見たり、
専門用語を交えた会話を聞いたりする機会もないため、
より高度なプレーや専門用語の供給源が、
一部の熱心な選手を除いて、
コーチだけになっている。
週1回2時間の練習では、
"見て覚える”環境を代替できるほどの指導は、
できていない。
特に”専門用語”の不知(※)は、
練習や試合での選手とのコミュニケーションの障害にもなっていて、
今後の指導における課題になっていた。
※ 具体例
・ポジション名を知らない。
・「ラインアウト」って何? など
そこで、
週1回2時間の貴重な時間を、
グラウンドで座学をやるのもつまらないので、
始めたのが、”覚えよう”シリーズだ。
具体的には、
毎月テーマを決めて、
”全員が覚えるべきこと”をまとめた資料を作成・配布するのだ。
保護者にも選手が覚えられるためのサポートをお願いした。
今回はその第一弾と第二弾の資料を公開する。
今後、このような資料を、
選手はもちろん、
ラグビー経験のない保護者の負担を考慮しながら、
徐々に追加していこうと思う。
資料に対する
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