楕円球の青春 夏合宿1
40年前の大学ラグビー、8月はどの大学も夏合宿でした。
場所もほとんどが長野県菅平高原。
当時、高校なども含め、夏合宿のメッカ。
今は、北海道などに分散していますね。
当時は、たくさん人が集まってきて、
賑やかでした。
5年前に菅平高原に行きましたが、
高校ラグビーやサッカーの合宿が主流で、
かつての賑わいはありませんでした。
大学1年生の時は、寮の近くの駅から、バス2台で菅平に移動しました。
お昼ご飯は、横川の釜飯でした。いつ食っても美味いですね。
前にも書きましたが、合宿は6、1、6。
6日練習、1日休み、6日練習。
関西から菅平高原は遠く感じますが、東京からだと、近いですね。
夕方には現地入り。1年生は、グラウンドの準備をしました。
一通り準備すると、日々の準備はボールの空気入れぐらいで、
仕事が少なくなります。これは嬉しかった。
宿舎は、大学の寮。2段ベッドの8人部屋、雑魚寝の和室、別館の大部屋など。
布団は、自分のテリトリー。ゴロゴロしていました.
朝起きて、30分で練習開始。
もちろん、ヘッドスピードから。これが一番キツかったですね。
次、半サイドフォロー。FW、BK別れ。
個人練習は流石に少なめだったと思います。10時朝食。
あとはひたすら寝て、体力を蓄えます。
昼からは、まず、ランパス。1、1、1。初日は3本なんですが、毎日増えていきます。
中日の後は、減っていきます。
午後は練習試合がたくさん組まれていますので、
練習試合が中心に展開されます。
下級生まで出番が回ってこないこともあり、
雑務もない、基本、絞りもないので、
気持ちも体も楽でした。
上級生は秋のレギュラーがかかっているので、
全力で試合をしていました。
下級生はなかなかそこまでは、追い込めませんでしたね。
中日には、他の大学の試合を見たりしてました。
友達は、一旦東京に帰り、車で再び菅平高原に現れた猛者もいます。
合宿が終われば、現地解散ですので、車で帰れます。
先輩からは目をつけられていましたが。
中日に丸刈りにしてきた部員もいました。散髪屋さんは一軒だったとおもいます。
寮の近くにありました。
彼なりの、気合入れ、だったと思います。