ブラジャー=しめつけるもの と思っているあなたへ
初めてリュー・ドゥ・リューに来られるお客様の中には、長い期間身体に合わないブラジャーを着け続けてきた結果、黒ずみやへこみなどが見受けられる方や、痛みを我慢してブラジャーを着けているけれど、なんとかして欲しいと、ご相談にみえる方がいらっしゃいます。
「ブラジャーは、我慢しながら使うものであっては、決してならない」
「寝るとき、取り外すことをゆるさない下着などもあってはならない」
龍は「頼むよー絶対にそんなこと信じないで―」と悲しくなるのです。
そして「身体のコンプレックスを解消するための下着を勧める下着ビジネスもあってはならない」と残念がります。
立体裁断、立体縫製、パワーネット、着圧の切り替えが数段階、伸びないパネル、キーワードとなるこれらを集めて構築製作されている
『補正下着』『矯正下着』と呼ばれている高価なセットアイテムは45年ほど前から存在するものです。
ブラジャー、ボディ―スーツ、ウエストニッパー、ガードルとセットで使用しないと効果は出ないと言われます。寝ている時も使用することを促し、外させません。
本来、補正するものですから、セットでなくとも、単体で必要な時に必要なアイテムを着用し、服の着こなしを助けるものであればいいのですが…。
傷跡のついたお客様に「固いネット生地に包まれたとき、窮屈だと思いませんでしたか?」「血流やリンパの流れが悪くなって冷えませんでしたか?」とお声がけが終わらぬうちに涙声になりました。
私共も辛さを察知して涙しました。
その方は”これが下着というものだ”と信じ切って生きてきたのです。
『サイズダウンのために、この下着を一生着続けなければならない』と思っていらしたのです。
サイズダウン、ダイエットに関しては、食事と時間のバランスのやりくりをしないと成功しません。
ヒップアップ目指すなら、適度な運動と快適緊張感のタンガ(Tバック)をお勧めします。
他のお客様も、駆け込んでいらっしゃいました。
「装着するのに汗をかくほど、気分が悪くなるほどのきつい下着を着け続けてきたのは、コンプレックスを緩和させるためだ」とおっしゃいました。
痩せられることを信じて頑張ったからだと。
だけど、結果はまだお預けなのだと。
龍もスタッフも
「鎧のようなきつい下着から、解放されてください」と申し上げます。
そして、呼吸がラクにできて、姿勢もよくなるブラジャーにお取替えしましょうと。
フィッティングを終えたお客様のお顔は、見違えるくらい明るくなっていました。
あなたが、今のままでよいところを引き出し、笑顔になり、とてもいい状態になるためのお手伝い。
それは、ピッタリサイズのブラジャーを選ぶお手伝いをすることだけなのです。
幸せの近道は『シンプル』な言動が運んでくると信じているからです。