Rue de Ryu

『下着で自分をリスペクト』 心と身体によりそう ランジェリーサロン リュー・ドゥ・リュ…

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『下着で自分をリスペクト』 心と身体によりそう ランジェリーサロン リュー・ドゥ・リューです。メジャーを使わないフィッティングで”ハダカより心地よい”毎日身に着けたくなる下着を開発・販売しています。 https://www.ruederyu.com/

マガジン

  • ランジェリータイムトラベル

    元PRスタッフを担当していた☆子が、時空を超えて下着専門店リュー・ドゥ・リューの下着道にまつわるあんな話やこんな話をお伝えします。

  • 龍流下着論~龍多美子が語る 日本女性へのラブレター~

    ランジェリーサロン『RuedeRyu』オーナー龍多美子のコラム。 16歳でガーターベルトとストッキングに目覚め下着の世界へ真っすぐに進み、24歳で起業。以降現在に至るまで40数年間、日本女性の体と意識の変容に寄り添い続け、その愛に満ちたフィッティングで全国にファンを持つ。

  • 「生きること・つくること」インタビュー集

    Rue de Ryuに関わる本物を「創造する」方々にスポットをあててご紹介するインタビュー集

最近の記事

  • 固定された記事

サイズについて

私たちのサイズの選び方は、少し変わっています。 それは、メジャーを使わないのです。 では一体どうやってサイズを測るの? と、思いますよね。 サイズは「測る」ものではなく、「感じる」ものなんです。 私たちの身体は千差万別。 誰一人として同じ身体の人は居ません。 一人一人がそれぞれ違う身体を持っています。 胴体の形も、丸い人もいれば平たい人もいます。 肋骨も左右が違っていて当たり前。 バストの形も千差万別で、左右で大きさも違います。 そんな人間の身体を、測った2つの数字だけ

    • 「夏だからブラジャー」ではなく「夏だからブラトップ」の人が増えている それは、とても問題なこと!

      今年も猛暑の夏です。 私どもを含め、下着に携わる者たちは、一年を通して一番活動する真夏。 とはいえ、リュー・ドゥ・リューにお越しになるお客様の多くは、 ご自身のお取替えカレンダー(新しいブラを加えるタイミング)を 把握されている方がほとんど。 特に夏だけが予約殺到というわけではありません。 それでも、仕事場で薄着になる、冷房がきついからインナーでなんとかしたい、友人と夏季休暇で旅をするので新調したいなど、ご相談が増えるのも確かなのです。 薄着になる季節だから、自分に合った

      • ”シンプル”はためらいなくなじむ

        みなさま、お元気でいらっしゃいますか。☆子です。 先日、龍とベトナムフォーの専門店でランチをしました。 牛肉の出汁そのものに、絶妙な太さとゆで加減のフォーです。 パクチーの追加を頼みましたが、本当にメニューはスタンダードな『フォー』のみでした。 適量よそわれたボウルに「麺・スープ・湯気」 やさしく漂うアジア感に包まれ、しばし幸福なひと時を味わいました。 「理屈じゃないよね」 「シンプルが一番だねぇ」 「ごちそうさまを言う前から、また食べたい」 そうなのです。 味わえて幸せ

        • 1995年は「ブラジャーエポック」の年でした

          イタリアの高級ブランド『ラ・ぺルラ』 真珠の意味を持ち、ヨーロッパのランジェリー界のトップを荘厳に気高くエレガントにリードしていたボローニャで生まれたブランド。 インポートランジェリーといえば?のクエスチョンに「ナンバー1」に挙げられ、その名を口にしたときの多くの女性たちは、恍惚の表情で斜め45度上に顔を向けて、ため息をついたものでした。 リュー・ドゥ・リューは、90年代の終わりまで『ラ・ぺルラ』のブラジャー、タンガ、キャミソール、水着やそれにアクセントをもたらすリゾートウ

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        サイズについて

        マガジン

        • ランジェリータイムトラベル
          13本
        • 龍流下着論~龍多美子が語る 日本女性へのラブレター~
          2本
        • 「生きること・つくること」インタビュー集
          6本

        記事

          ブラジャー=しめつけるもの と思っているあなたへ

          初めてリュー・ドゥ・リューに来られるお客様の中には、長い期間身体に合わないブラジャーを着け続けてきた結果、黒ずみやへこみなどが見受けられる方や、痛みを我慢してブラジャーを着けているけれど、なんとかして欲しいと、ご相談にみえる方がいらっしゃいます。 「ブラジャーは、我慢しながら使うものであっては、決してならない」 「寝るとき、取り外すことをゆるさない下着などもあってはならない」 龍は「頼むよー絶対にそんなこと信じないで―」と悲しくなるのです。 そして「身体のコンプレックスを

          ブラジャー=しめつけるもの と思っているあなたへ

          コロナ禍であってもブラを着けたい

          規制緩和が落ち着き、行動制限のない平常にもどった現在ですが、 2020年から3年間のコロナ禍の状況にあっても 「今、ブラジャーが欲しい」お客様はいらっしゃいました。 会いたいのに会えない。避けて通れなかった非接触の日常なのにです。 「ブラジャーをリュー・ドゥ・リューで買うにはどうしたらよいですか」 「いつも着けているブラジャーを新しいものにしたい」 と、お問い合せが数多くあり、ご対応を非接触と最低限の接触で販売しました。 そして、これまでなかった、めったにない経験をしまし

          コロナ禍であってもブラを着けたい

          ブラジャーと向き合うきっかけについて

          生活や仕事にお邪魔にならないブラジャーを着ける習慣をお勧めしているリュー・ドゥ・リューです。 「着けて生活する方がラクである」 お客様から頂く言葉の一番多いコメントです。 みなさん、自分にあった下着と出会い、思いのままに着けやすく装着できて、これまでのブラジャーに対する思い描いていた『苦痛』を伴わないブラジャーとして、しみじみと味わって継続していらっしゃいます。 そして、毎年新しいシリーズコレクションを楽しみにしてくださってもいます。ありがたいことです。 それにしても

          ブラジャーと向き合うきっかけについて

          ブラを着けたら一日中そのままにしないお話

          リュー・ドゥ・リューでは、ハンドメジャーで体格を確認し、アンダーベルトの寸法で、お客様のサイズを『数字化』しないことは前回お話いたしました。 さて、ぴったりとフィットしたブラジャーを手に入れ、フィッティングの練習も繰り返し行いお店を出たら、いよいよ快適なブラジャーライフが始まります。 毎日の仕事や生活の中でブラジャーを着ける習慣を馴染ませていきます。 それが当たり前になるまで。 忘れてはならないのは、背中側のアンダーベルトを下に下げること! 自然と姿勢が起きてきて、背中が

          ブラを着けたら一日中そのままにしないお話

          ブラジャーを着こなす

          『リュー・ドゥ・リュー』が、親身になってくれる良さの一つに、 ブラジャーの選び方のみではなくお客様自身が装着して 「あー、なるほどー。こういう着け方をすればラクなのね」 と満足感を得るため一緒にフィッティングを練習し、無理なく着けられるように寄り添うことです。 『体得』していくお手伝いとでも申しましょうか。 龍は言います。 「ブラも生活の道具で消耗品。だから、いつだってさっと取り出せて、パット使いこなしてほしい」 ためらいは禁物なのです。 あなたのところにやってきた、ピ

          ブラジャーを着こなす

          メジャー(巻き尺)を使わないお話・その2

          「アンダーベルトとカップの数字にとらわれないでほしい」 この、龍のコメントは大事な事です。 テストにでるよ!というくらい『ブラジャー選び』に大事なこと。 1990年代の初期、10~20歳代に『C65願望現象』がおきたことがあります。 「アンダーは細いけれど、バストボリュームはCカップ。イケてるボディです!」 少しは言わんとしていることがわかります。 『ボン・キュー・ボン』のカーヴィー=ナイスバディのことですよね。 みんなが憧れる『そうなりたいスタイル』 龍はみんながC65

          メジャー(巻き尺)を使わないお話・その2

          メジャー(巻き尺)を使わないお話・その1

          龍が1982年に、ブラジャーを中心とした下着専門店 『リュー・ドゥ・リュー』をオープンしてから、 一度もメジャー(巻き尺)を手にお客さまの胴回りを計測したことは ありません。 「そんなの下着屋さんなのに嘘でしょう?」 「カップもアンダーベルトも数字というものがあるのに、どうするの?」 お客さまの洋服を着た状態で、お店の扉を開けた瞬間に〔目測できる〕のです。 「こんにちは。初めまして〇〇です」ご挨拶のとき、龍の頭の中には、なにが浮かぶのでしょうか。 背の高さ、肩幅や肩の傾

          メジャー(巻き尺)を使わないお話・その1

          2.しめつけない下着の世界へようこそ

          40年前の下着業界は、世情を反映したファッションに寄り添うように、身体の曲線を強調すべく補正が主流。締め付けや圧迫をマックス感じる下着が多かったのです。でも、私どもは、その矯正・補正の選択はしませんでした。 本当に受け入れられる下着じゃないと、長続きしないことを本能的に知っていたのです。もちろん、仕入先として、インポート下着を輸入代理販売する会社が増えていた幸運はありましたが、フランス製、イタリア製の瑞々しいランジェリーをお客さまにご紹介しフィッティングいただくよろこびを感

          2.しめつけない下着の世界へようこそ

          1.リュー・ドゥ・リューはこんな下着専門店です

          創業は1982年6月。 渋谷区の代官山・八幡通りに10坪でスタートしています。 この頃から21世紀になっても変わらない理念は、 ●女性であることを身体ごと愛しむこと ●下着は自分の心と身体を整える心地よりツールであることを体感し、持続していただくこと ●ご縁があった方、おひとりおひとりの人生を応援するために、下着でお手伝いをすること ●地球環境、自然、衛生面においても、やさしさに配慮した営業を心掛けること 現在、吉祥寺駅からほんの数分の距離、静かで居心地のよいビルの一室で開

          1.リュー・ドゥ・リューはこんな下着専門店です

          「心とカラダ大事なことは下着から教わった」~タミコラムのバトン~

          ☆☆☆イントロダクション☆☆☆ こんにちは。 みなさまお元気でいらっしゃいますか? 下着専門店「リュー・ドゥ・リュー」です。 創業から41年。代官山から出発し、現在は東京・吉祥寺でオリジナル製品のブラジャーを中心に製造・販売しています。 女性にとって大切な胸もと、ブラジャーにおける心身のケア、的確なフィッティングに信頼をいただいております。東京へお越しになれない方のために全国17か所で販売会もしています。そんな当店の明るく魅力の詰まったお話を記事にして発信していきます。こ

          「心とカラダ大事なことは下着から教わった」~タミコラムのバトン~

          リュー・ドゥ・リューとは

          今から40年ほど前に代官山でリュー・ドゥ・リューは誕生しました。 始めはヨーロッパを中心とした海外のランジェリーブランドをメインに取り扱っていましたが、ある時、「この先インポートの下着だけではやっていけない時代がやって来る」と感じ、2008年からオリジナルのブラジャーを作り始め、現在は90%を占めるまでに至っています。 目指していること 私たちが目指していることは、 「全ての女性が、自分の魂が描いたビジョン通りの身体に戻るお手伝いをする」という事です。 これは、「人間は、

          リュー・ドゥ・リューとは

          生きること。つくること。 ー竹越 夏子ー

          今回は 画家 竹越 夏子さん のインタビュー。 『自分の感覚を信じること』 を絵画を通して 多くの女性へ伝えています。 ― そもそも、最初に来店したのは? 竹越夏子(以下、竹越): 最初は18歳の頃、 バイトしてる時に、八幡通りにあったお店に行ったんです。 その時はラ・ペルラを買いました。 龍多美子(以下、龍): ということは、もう30年ですね。 竹越:はい!それで本を買って、 あのお店は龍さんのお店だったんだって知って 恵比寿のお店に行きました。 龍:なるほ

          生きること。つくること。 ー竹越 夏子ー