2022.7.2 第24節 A水戸戦「原点」
2017年から横浜FCにハマった私にとって、初めての泊まりがけでの遠征は、第13節の水戸だった。
(初アウェイは第8節の町田戦)
その時も車で行き、しかも雨だったから砂利の駐車場は水浸しでミニ湖ができるほどで、しかもサポーター初心者だったから雨なのに白いスニーカー履いて行ってしまい「こ、これがアウェイの洗礼……サ、サッカー怖い………」と洗礼を初めて体感した記念の地だ。
(しかも試合はスコアレスドロー🤤)
そう、私がサポーターとしてさらに沼に入ってしまった"原点"は、水戸だ。
(ちなみに翌日は鹿島の試合を見に行き「J1怖い……」とブルった記憶)
今回5年ぶりに訪れた"原点"の水戸、初っ端からその駐車場に懐かしさを感じた。
そんな"原点"の地で、この試合もう1つの"原点"が。
横浜FCにハマるまでサッカーは代表ぐらいしか見てなかった私にとって、横浜FCのそれは本当に独特で(今だにリズム難しいやつある…)でも"王道"好きではない私にとっては何だかカッコよくて。
コロナ禍で制限されたスタジアムでは、ボールを蹴る音や、監督の指示の声、選手同士の鼓舞する声が聞こえるのも良かった。
だけど、サポーターの期待や思いを、応援する気持ちを直接伝えられる。
そんな私にとってもう1つの"原点"であるチャントが、この試合限定で戻ってきた。
我らが横浜FCが戻ってきた。
バックスタンドの仲間の声に合わせて、メインスタンドもチャントに合わせて、気持ちを乗せた手拍子が多かったように思う。
まだ声を出せる試合は限定的で『原点に戻る』まではできてないけど、また『戻れる』時まで楽しみに、そしてまだ我慢してそれぞれが出来ることを。
1.試合結果
○ 1-2
【得点者】 32' ワダタク、57' 小川コウキ
2.雑感
【現地情報】
[43:02]のハイネルが倒れたシーン。ハセタツキャプテンは主審に抗議に行くだけじゃなくて、水戸の9番にもハイネルに謝りに行くよう促してた
ついに公式戦に戻ってきた高秀先生は、相変わらずずっとストレッチしてた
[67:14]の後半飲水タイムの直前、エージローが足を攣ってたので航基やピッチ内の選手がベンチに交代を要求してた。その前に実は松浦と山下が呼ばれてたから、多分エージローのことがあって急遽山下から高秀先生に変更になったのかなと。ここ数試合、山下は本当に悔しい思いをしているのではと。でもまたきっと輝くから!
タイムアップ直前、ベンチメンバー皆んな出てきて鼓舞してたけど、田部井くんが両手合わせて祈ってたのが激カワ。なぜ私は写真に納めてないのか?ナゼなのか?
さらにその田部井くんの肩を抱いてた、お兄さんエージローも激アツ
あと余談。
一角がほぼ横浜FCサポーターだった私の席の前に、試合開始後に遅れて来た親子。
小学生らしき息子さんは水戸エンブレムのポロシャツを着用。
そんな彼がこの座席周辺は横浜FCサポーターが多いことをお母さんに訴えてた。
でもお母さんは「ここでいいでしょ?」と。
エンブレム身につけてる以上、嫌だよねぇ?
その思いが通じたのか、他の席に移動してた。
やっぱり何歳であっても、そのエンブレムを掲げてるプライドがあるんだなと実感。
少年よ!そのプライドかっこいいぜ!
860日ぶりにチャントを聞けた試合で、さらに「ビューティフル・ネーム」を聞ける幸せ!
(確か「ビューティフル・ネーム」歌った後に、水戸のオフサイドになった幻のAT弾があったので肝を冷やしましたが…)
コロナ禍で、横浜FCのチャントを聞かせられずに去っていった選手もいる。
今いる選手たちに、やっと本当の横浜FCを知ってもらえた。
何度も何度も小川航基のチャントを歌ってた。
我らサポーターの思いが届いてくれたと信じてる。
いつだって選手たちの背中を押している。
3.総括
『酸(っぱ)い』も『甘い』も味わった前半戦。
後半戦は1試合1試合、最後まで『粘り強く』!
声を出しての応援は、また少しの間辛抱だけど、サポーターは拍手で背中を押すから、最後には優勝・J1昇格を手にして「横浜なら最後に笑おうぜ」!