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2023.6.21 天皇杯2回戦 Hいわて戦「J1戦力の正しい使い方」

天皇杯は日本サッカーのカップ戦の1つであり、J1・J2・アマチュアシード・都道府県代表のチームがノックアウト方式で戦い、1チーム優勝を決める。

普段はカテゴリが異なる相手と対戦することもあるため、しばしば"ジャイアントキリング"が起こる。

【ジャイアントキリングとは】
スポーツなどで、下位の者が上位の者を負かすこと。番狂わせ。

昨年は横浜FCも天皇杯2回戦でソニー仙台FC相手に残業(前後半の延長戦)となり、それでも決着がつかなかったため夜勤(PK戦)までして、何とか勝利した。
危うく”悪い意味”で話題になるところだった。

というように、他カテゴリとの対戦が多くプロの選手ですら難しいという天皇杯。
少しでも相手の土俵に立ったら、ノマれてしまう。


今節、横浜FCも立ち上がりは相手の勢いに押され気味で、プレスに対して四苦八苦したり、相手陣内にボールは運べても攻撃の糸口が見出せないでいた。

そして、こちら側の土俵に持ってくることができないまま、相手に先制を許す。
ああ……『残業』の2文字が頭をよぎる……。

その後、久しぶりの出場だった拓海がCKからノーバウンドでスーパーなミドルシュートを決めて、前半のうちに同点に。

拓海よ!やはりお前のセンスと才能はJ1の中でも素晴らしいな!
弱点は明確だぞ!そこを克服して代表に選ばれるところが見たいぞ!
そして代表でも飄々としてるところが見たいぞ!

そして同点のまま後半に入り、ヨモさんは怒ってるか怒ってないか分からないけど、3枚替え。

ハシケンくんの右CKをサウロが頭で合わせて逆転。
その数分後にも拓海のセンスあるクロスに、またまたサウロが頭で合わせて3点目。
またまたハシケンくんが左サイドに深く侵入し、ゴール前に出したパスが相手に当たり、ダメ押しオウンゴールの4点目。

サウロミネイロはケガ明けとはいえども身体能力はバカ高く、コンディションが上がったらJ1の選手だとしても、そう簡単に止められない!
(と、信じてる)

後半はサウロなどの”個”の能力を発揮して、こちら側の土俵にもってくることができた。

J1にいる以上、”個の力で叩く”という戦い方も必要なのだ!


そして4点目が決まった後、ゴール裏から『プロのしるし』のチャントが・・・!
(昨年のH千葉戦であのハセタツの超絶ループシュートを含めて4得点したときって、歌ってないよね?もしかして遡ると前回は2019年!?)

このチャント、なかなかお目にかかれないが、だからこそとってもテンションがアガる。
(チャントとしても純粋に好き)

毎回聞くなんて現実的じゃないけど、年に1回、いや、せめて2年に1回ぐらいは聞きたいな!

『何故そこに田代!』の田代は、何故そこにいない!😭


1.試合結果

○ 4-1
【得点者】35' 中村拓海、68' サウロミネイロ、73' サウロミネイロ、79' オウンゴール

2.雑感

ちなみに↑で書いた高塩くんのクロスは、まちゃおさんが瞬間を撮影してました💙(1枚目)


3.総括


今年チームは、39名(現在は期限付き移籍の選手を除き37名)という大所帯の編成である。

『プロのしるし』である”個の力”の容量・用法を正しく守り、この後の戦いもJ1の戦力を正しく使うのだ!


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