海と山に囲まれた日本という国で生まれた歌たち
BEGIN / 「島人ぬ宝」20周年MV 字幕あり
荒井由実 - 瞳を閉じて - 1974
スピッツ / 空も飛べるはず
「空も飛べるはず」も、今回ご紹介する曲として予定していたところ、「荒井由実《瞳を閉じて》はなぜ校歌にならなかったのか(2013年記)」の中でも、「空も飛べるはず」に触れてありました。
私は、当時ドラマを見ておらず、今回こうして記事を書こうとしたときに、「空も飛べるはず」がドラマの主題歌だったことを知りました。実際に白線流しが行われているのは、岐阜県高山市の斐太高校です。そこで歌われているのは、「巴城ケ丘別離の歌」だそうです。
◆ 巴城ケ丘別離の歌 斐太高等学校
フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)
まとめ
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
室生犀星のこの有名な詩は、ふるさと金沢を遠く離れた東京で金沢を思って作られたものではなく、金沢に帰郷した折に作られたものなのだということです。
しかしそれも、帰ることのできる故郷があればこそでしょう。故郷がなくなってしまえば、帰ることもできなくなってしまいます。今、日本人は、それを肝に銘じる必要のある状況に置かれていると私は思います。